見出し画像

【北米エンタメニュースまとめ】パリ五輪での「ハイキュー‼」の浸透度合い、小学館が北米でラノベ配信、海外二次創作市場で人気のCPは?

日々の北米エンタメ市場のニュースなどのまとめです。拾い切れていないものもあるのでぜひリクエストお待ちしております。感想も歓迎です。


「MANGA Plus Creators by SHUEISHA」発の作品がジャンプ+で連載開始

集英社は海外向けの漫画配信プラットフォーム「MANGA Plus 」に投降ができるプラットフォーム「MANGA Plus Creators by SHUEISHA」を設けています。今回そこからジャンプ+での連載作品が誕生しました「NO\NAME」は読み切り段階から面白かったので物語がどう展開するか期待です。


オトノマペが海外漫画っぽくて面白いです。


ポケモンシリーズ「TrainerTour」、プライムビデオなどで配信

ポケモンIP強し。Amazonプライムビデオなどでポケモンを取り上げた配信番組が始まるそうです。第1話はYouTubeでも配信されるそうなので見てみたい。


パリオリンピックで「ハイキュー!!」が大活躍!?

パリオリンピックの男子バレーボール、見られましたか?会場ではアニメ「ハイキュー!!」の音楽が流れ、日本代表が大活躍し、すごかったのですが、どうやら世界のプレーヤーにもハイキュー!!は浸透しているもよう。その一人がドイツの代表選手。ハイキュー!!のキャラクター、月島蛍のぬいぐるみを象徴するものとして紹介していました。

こちらが実際のインタビュー。


どうやら演技やサービスではなく本気のようです。以下のビデオは自分のプレートハイキュー!!のキャラクターのプレーを比較したもの。

会場には音駒高校と稲荷崎高校のバナーを持ち込んだ人もいたらしい。


日本代表の中にハイキュー!!が好きな人がいるのは知っていましたが、海外にも浸透しているのは驚きました。というか出場選手がもう20~30代の人が多く、漫画やアニメがきっと身近だったのだろうなと思います。

ちなみに私が一番ワクワクしたのも上述の日本VSアルゼンチン戦でした。完全に及川徹の幻覚を見ていました。

その後、日本VSイタリア戦でもハイキュー‼の音楽が流れました。ありがたい。

パリ五輪にでた選手たちがいかに日本アニメにインスパイアされているかはインドのニュースでもまとめられていました。こちらも写真が多いのでメモ代わりに。ドラゴンボール、強いなー。


中国俳優ファンミーティング、日本で開催

日本のコンテンツ消費で徐々に存在感が高まる中国発コンテンツ。特にドラマやアニメは俳優人気と相まってファンを集めています。今回そんな俳優らを読んだファンミーティングが開催されました。こちらはそのミーティングを手掛けたかたのインタビューです。なんとファンのリクエストからの開催だったそうです。このようなイベントが開催し続けられるように国際政治・経済は平穏でいてほしい。


小学館、北米などでライトノベルなどを配信

小学館が北米でライトノベルを配信するアプリを立ち上げるというニュースです。いまでいうと「葬送のフリーレン」のノベライズ版などアピールポイントは多いと思うのですが、AIを翻訳に使うということで不安の声も上がっていました。せっかくなら北米の読者が物語の深いところまで理解できる翻訳で輸出されてほしいですね。

こちらの記事でも指摘されているように、現地の人が初めて受け取る言葉は、翻訳されたものなのですよね。そこで自分にとって面白いかどうかを決めてしまうので、翻訳がきちんと面白さを伝えていないともったいないと思います。


クランチロール、Z世代の視聴で成長

クランチロールCOOのインタビュー記事です。いろいろなところで語られていますがいまのクランチロールの成長をさせているのは、Z世代が一定の時間を確保してアニメを見るようになっているからとのこと。これを立証するためにクランチロールは「怪獣8号」など人気作を日本の放送と同じ時間で配信するということをやったそうです。するとどんどん視聴者数が増えていき、その多くは(あとから見るのではなく)配信時間に見ていたとのことです。ネタバレとかを見る前に見たいのだろうなと思います。(時差はどうしているのだろうか)


海外二次創作市場で人気のCPは?

ちょっと細かい表なのですが、「Archive of Our Own」という英語圏中心の二次創作サイトのカップリング(CP)を集計した表です。日本の漫画・アニメだけでなく、海外ドラマや小説、映画の二次創作もあるのですが、毎年どのCPがその年人気だったかをランキングにしています。もちろん米ドラマや映画強いのですが、少しずつ日本の漫画・アニメもランクイン。「文豪ストレイドッグス」が強いなと思いました。そりゃみんな太宰治の小説読みますね。あとキャラクターの人種がいろいろ解釈されていて「そうなのかー」と思いました。


お知らせ

2025年、日本・大阪でJapanExpoが開催されます!どんなイベントになるのか楽しみです。(マルセーユでもやるのですね。混雑回避でしょうか)



追加

この企画を始めるきっかけになった菊池健さんのマンガ業界関連の日々のニュースをまとめるマガジンです。


各社の決算記事、読みごたえがありました。景気のいいときにどんどん稼いで将来のために投資を進めてほしいです。

今週はここまでー。引き続きよろしくお願い申し上げます。

いいなと思ったら応援しよう!