複本の取り扱い
同じ本が複数冊あるものを、図書館では「複本」と呼びます。リブライズでは、本の裏のバーコード(ISBN)を使って蔵書の登録を行いますが、「2冊以上ある場合、どうするの?」という疑問を持つかもしれません。そのような複本がある場合も「書籍シール」を使うことで、リブライズの中でも別々の本として扱うことができます。
書籍とバーコード (ISBN)
複本の登録
まず、書籍シールを用意して、リブライズに管理者としてログインしておいてください。
(未使用の)書籍シールをスキャンします。
本の裏のバーコード(ISBN)をスキャンします。
本の裏のバーコード(ISBN)を隠すように、その上から書籍シールを貼ります。
手順は以上です。
ISBNがない本の場合はどうするの?
2023年5月から、ISBNバーコードを持った本の複本だけでなく、書籍シールを利用して登録した本の複本も登録ができるようになりました。手順はほぼ同じです。
(未使用の)書籍シールをスキャンします。
登録済みの本の裏のバーコード(書籍シール)をスキャンします。
2冊目の本にも書籍シールを貼付します。
複本の貸出
基本的には、通常の貸出と同じです。
利用者カード/シールのバーコードをスキャンします。
貸し出す本の裏のバーコード(この場合は書籍シール)をスキャンします。
既存のISBNのバーコードをスキャンしてしまうと、「最初に登録された1冊目の貸出」扱いになってしまいます。そのため、ISBNを隠すように書籍シールを貼ることがポイントです。