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おうちで「ガンダム」を作ろう

非常事態宣言が出てミニ四駆のサーキット場もゲームコーナーも自粛してしまい、おとなしく家にこもるが、もうゲームも動画も飽きたという息子。仕方ない。ならばプラモデルでも作ろうか、となった。

なんにせよ、息子の初プラモデルなので、「塗装不要」「接着剤不要」「ニッパーとヤスリと墨入れペンでOK」のガンダムが最適だ。そんなこんなでパパは必要至急のプラモ買い出しにでかけた。

あったあった。「ガンプラ スターターセットvol.2」が丁度いい。
こうして息子の初ガンプラ制作が始まった。

僕がガンプラを作っていたときはこんなに精密なプラモデルはなかった。さすが21世紀のプラモデルという感じだ。
息子に基本的なことを教える。ニッパーの使い方。バリのヤスリがけ等の用具の使い方から、「必ず番号の順番を守って組み立てること」というプラモデルの説明書の読み方まで。では、早速作ってみるか。

ガンダムは人型なので、パーツは基本的に左右対称になる。だが息子は初めてのプラモデルのため、右腕の部品を左手に使ったり、左右逆だったりと制作は難航した。なので最初に片方をパパが作り、それをみながらもう片方を息子が作るという方法にした。パーツ間違いを回避できるし、作るもののイメージが湧きやすい。
二人三脚で一つづつ作っていく。

なんとか最初の素組みまで終わった。素組みのままだと、いかにもおもちゃっぽい質感(まぁ、おもちゃなんだけれど)だが、息子の達成感は得られた。息子も「ロボットの必殺技を考えよう!」と興奮気味。プラモデルはワクワクするだろう? しかもさすが色プラ。塗装無しでここまで表現ができるのがすごい。

さて、次は「墨入れ」という作業を行う。墨入れとは、プラモデルの表面にある線に塗料を塗って、目立たせる作業だが、実は(凝りだせばきりがないが)それほど難しくはない。はみ出しても構わない。拭いたり削ったりして溝の中に黒の線を残していく作業だ。

右が墨入れ前。左が墨入れ後。

これを行うと俄然格好良くなってくる。墨入れ用のペンを使うので塗料をこぼしたりする心配もない。早速お手本を見せてやらせてみたが、どうやらこういう細かい作業は嫌いなようですぐに飽きてしまった。
代わりに娘が墨入れの作業を行う。少しづつ立体感を増していく墨入れ作業にかなりはまったらしく、ペンで書いては綿棒で擦ってはみ出した部分を消してゆく。そしておおかた塗り終えた時点で完成。

墨入れ後のガンダム。
先程の素組みと比べてかっこよくなった。

仕上げは僕がやったが、なかなかかっこよく出来た。

何よりプラモデルを作り上げたという達成感を息子に与えられたのがパパとしては嬉しい。いつか大きくなってプラモデルを作りたくなったら、合わせ目消しや、ウェザリング、つや消し塗装なども教えてあげよう。

まとめ

プラモデル制作はワクワクするが、
沼にハマるとでられない。

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