Beaujolais nouveau et Gyoza.
11月の第3木曜日といえばボジョレヌーボの日。しばらく飲んでいなかったが、ちょっと面白いボジョレを見つけたので今年は流行りに乗ってみるとする。
もともとボジョレはフランス・ブルゴーニュ地方にあるボジョレ地区で取れたその年の若飲みワインを示す。9月ごろに収穫されたブドウを、わずか2カ月ぐらいで仕込んでいるため、深い味わいは期待できないが、逆に果実風味の強いフレッシュな味わいを楽しめる。ボジョレならではの楽しみ方だ。
ボジョレと餃子はよく似合う。これは冗談ではなく本当にそうだ。フランスのパリにも「GYOZA BAR」というレストランがあるくらいだから。餃子の肉汁をフレッシュな若飲みワインで流す。想像しただけでも美味しい。なので今日は餃子祭りを行う。その数30個。お大皿に盛り付けて早いもの勝ちのバトルロワイヤル形式。
今回はちょっとひねってFrançois Fouché (フランソワ・フッシェ)のボジョレにしてみた。単純に安かったという理由もある。さて、肝心のボジョレの味だが、第一印象は「酸っぱ!」 だった。若飲みとわかっていても酸味が強い。お祭りでウェ~ィと飲むにはこれでもいいけれど、果実味以前に酢だぞこれ。ただその酸味は酢に近いので餃子には合う。合うけれど酸っぱい。餃子と酢醤油とを交互に口に入れている感じ。
あたらしい楽しみ方ではあるが、残ったのは料理に使おうと思う。ボジョレが明日以降値崩れを起こしてから別のワインを飲んでみたいと思う。
まとめ
餃子は美味いが、ボジョレは質を問われる。
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