皆さん、こんにちは、1週間ぶりのエンディングノートの投稿です。
前回は私の簡単なプロフィールを紹介させていただきました。
今回は私がサラリーマンを退職してリブルマルシェを開業した時のお話をさせていただきます。
私がジャスコ(現イオン)を退職して仙台市の中心部商店街のサンモール一番町にリブルマルシェを開業したのは38歳の時でした。
正直、その時分は「38歳はもう歳だなぁ~」、もっと早く辞めていれば良かったとも思いましたが、今思えば全く遅くはありませんでした。
何かを始めるには遅すぎるという事はないという事が、この年頃になってやっと判った気がします。
・・・今思えば38歳は若い・・・戻りたい (笑い)
私が退職するときに、当時の社長から貴重な助言をいただきました。
「伊勢君、新しく何かを始めるのなら大事なことは3つある。1つは身体が健康であること、2つ目は家族が応援してくれているか、そして3つ目はプライドを捨てられるか」
この言葉は、私は生涯忘れることができません。
何故なら、まったくその通りだったからです。
私の場合、
1つ目は、飲み過ぎのきらいはあっても(27歳の時に急性アルコール性の肝炎で入院)当時はいたって健康、身体には自信がありました。
まずはこのことが一番、健康でなければ何にもできません。今は糖尿病との戦いをしている自分だからこそ言えます。日頃の節制は大事です、でもお酒がやめられない現在の自分がいます。(情けない)
2つ目は、当時会計事務所でパート勤めをしていた妻は「お父さんの人生だから悔いの無い様にしてください」と応援をしてくれました。
*後々この妻が重要な役割を担うのですが ・・・詳細は後日お話をさせていただきますが、世の旦那方!いざという時に、やはり女は強しです。
3つ目は、私は自分にはプライドなんか無いと思っていましたが、これが意外に問題、正直10年間ぐらいはこのプライドが邪魔をしていました。
一部上場会社の部長職にいた自分は、人に頭を下げるのは苦手、つい横柄な態度が自分の気づかないうちに出ている、昔の話や立場を引きずる、etcこのような事が出てくるのです。心から相手に感謝したり、年下の人や全ての人に拘りなく接するためには10年ぐらいはかかりました。
「親の小言と冷酒はあとから効く」と言いますが、まさにその通り(笑)
私は、誰かが独立する時や、新しい事を始めようとする時には、必ずこの3つの条件を伝えています。
そんなことを偉そうに語れる自分がいるとは当時の私には考えられないことでした。その当時の私の姿がトップの写真です。(時代を感じますね)