図書館総合展2023フォーラムの記録です。
電子書籍がつなぐみらい(10/25 AM)
・兵庫県立図書館(明石市)館長 村上元伸 氏
兵庫は南北に遠距離であり、県立図書館に通いにくいことがあり、電子書籍の導入を本年4月に行った。8月までに2809コンテンツ、延べ7478回のアクセスがあった、電子書籍の利用は、県民向けだけでなく、小中高校の利用も推進している。知的好奇心を満たす拠点として電子書籍を利用すること、県内の知的資源との連携、支援を拡大していきたい。
・関西学院大学図書館運営課課長 井上昌彦氏
電子図書をOPAC内検索が可能にする、図書館開館時間だけで無く、開館外、特に夜間の利用も認める。大学の研究者内では、電子ジャーナルのウェイトが大きくなっているが、まだまだ人を介した学びと電子リソースとのバランスが大切である。
図書館でも本屋でもない知的体験~知育啓発施設「ちえなみき」をめぐる諸相~(10/25 PM)
登壇者:
橋詰拓幸 氏・佐藤雅善 氏 (敦賀市都市整備部)
野村育弘 氏 (編集工学研究所)
岡野未梨 氏・竹越藍香 氏(福井大学教育学部¹年生)
敦賀市駅前にある、知育啓発施設「ちえなみき」について「選書」を重要とした施設設立コンセプトや開設に当たっての苦労、福井大学学生が市民と共に行っている、チーム活動を通じた新たな「知」を生み出し伝承させる取り組みについての報告があった。
ちえなみき
https://chienamiki.jp/
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