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乃木坂46 選抜発表時の伊藤理々杏さんのエピソード

 乃木坂46 33枚目シングルで、久々の選抜入りを果たした伊藤理々杏さんの、選抜発表時の出来事について、メモ的な記事として。

・33枚目

 32枚目でアンダーセンターを務め、アンダーライブツアーを牽引した理々杏さん。33枚目に関して、
「最後のチャンス」
「これで選ばれなかったら、正直ツラいとも思っていた」
 とメディアで語っている言葉は、紛れもない本音でしょう。

 そして発表後の同期の態度についても、語られています。

 梅澤さんが「おめでとう」と言ってくれて、涙が溢れたこと。
 泣いている理々杏さんを、岩本さんが抱き締めてくれたこと。


 これは、『アップトゥボーイ』10月号のインタビューにも書かれていましたし、『乃木坂お試し中』や猫舌SHOWROOM?でも語られていた気がします。選抜・アンダーが固定されている感は否めないとは言え、苦楽を共にして来た三期生の絆を伺わせるエピソードでした。

 さて、この「岩本さんが抱き締めてくれた」ということについて、私が思い出した出来事があります。

・22枚目

 三期生の年少組である岩本さんと理々杏さん。先に期別曲のセンターを務めたのは理々杏さん。しかし、21枚目で先に選抜入りを果たしたのは岩本さん。
 ただ次作、22枚目では連続選抜入りはならず、逆に理々杏さんは初選抜。いわば、入れ代わりとなりました。
 この選抜発表時のことについて岩本さんは当時のブログで、
「涙が止まらなくて苦しかった」
 と記しています。同時に初選抜だった梅澤さんは連続選抜を果たしましたので、尚更ショックだったことでしょう。

 そして選抜発表が終わった後、理々杏さんが楽屋に入ろうとした時に、中には岩本さんが。
 その状況の気まずさに、理々杏さんは楽屋に入れず、すぐにドアを閉めてしまいました。
 それを見た岩本さんは、自分からドアを開けて理々杏さんに抱き付き、
「おめでとう」
 と伝えたのでした。

 …そんなエピソードを、何かの雑誌のインタビューで見た記憶があります(と言ってもうろ覚えなので、私の想い出捏造の可能性も捨て切れないのですが)。

・5年越し

 岩本さんが抱き締めてくれた、という共通の出来事が、約5年を経て繰り返されたのが、何とも感動的です。
 22枚目当時は十五歳ぐらいだった二人ですが、今や二十歳前後となった二人には、より深みのある抱擁となったことでしょう。

 ファンの人がメンバーの関係性について知ることは、氷山のほんの一角に過ぎない、と語っていたのは、新内さんだったと思います。確かにその通りです。
 それは承知なのですが、それでもとても心温まるエピソードとして書き残したいと思っていましたので、この機会にちょいメモとして記事にさせて頂きました。

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