日奈久温泉わくわくプロジェクト2

熊本県八代市にある日奈久温泉。600年の歴史があり、参勤途上の島津侯もよく利用し、江戸初期には細川家の藩営温泉に指定されていた。
タイムスリップしたかのような街並みと喧騒を忘れさせるのどかさが魅力だが、さらに魅力的になるように、わくわくするようなアイデアをご提案する。(八代生まれ八代育ち、大分県在住)

2.外国人技能実習生を日奈久温泉のファンになってもらう
 日奈久温泉がある八代市は、トマトやイ草の生産量が日本一。その農業について、近年は、外国人技能実習生の受入れが進んでいます。車で走っていても、自転車で買い物に行く東南アジア系の方を見かけます。
 そこで、外国人技能実習生がせっかく日本に来てくれたのだから、日本の文化交流として、日奈久温泉に浸かってもらい、さらに日本語教室や外国語教室などの交流に発展させてはどうだろう。
 具体的には、平日の決まった曜日を外国人技能実習生の日とし、割引料金で利用してもらう。初めて温泉に入る人には、入浴マナー教室も行う。その前後に日本語や日本文化の教室を温泉施設の大広間なので行う。
 そうすることで、外国人技能実習生は、温泉への敷居が低くなるし、日本文化を理解しやすくなる。日奈久温泉を利用する一般客や八代市民にとっては、外国人が入浴マナーを知ることで、一緒に入って不安という気持ちも軽くする。
 さらに、八代市民が外国人の文化を理解する機会を設けることで、お互いの交流がさらに促進され、「八代市=外国人に優しい街」として素晴らしい価値が生まれ、外国人観光客、外国人の関係人口、ひいては外国人の移住者の増加につながる可能性が高まる。急成長を進める東南アジアの方々にファンになってもらうまたとない機会です。
 いろいろ書きましたが、せっかく八代に来てるんだから、八代を好きになってもらいたいなという気持ちです。


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