シンオウ地方の景色に出会う!北海道旅
みなさんこんにちは。旅好きゲーマー、リーブルです。
旅行にハマってからはご無沙汰気味なんですが、私ゲームが好きでして。
そんなかんじで旅行とゲームが好きな私が今回お届けするのは、「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ」もしくは「ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール」あるいは「ポケモンレジェンズ アルセウス」の舞台、シンオウ地方・ヒスイ地方のモデルである北海道の旅!
そこには本物のシンオウ・ヒスイの景色があります。
シンオウ地方の冒険の前に…
ポケモン世界の旅はまず線路の上から。
ここは美深町の山奥にある「トロッコ王国美深」
かつて「日本一の赤字線」と呼ばれた国鉄 美幸線の跡地をエンジン付きのカートで走り抜けるアトラクションです。
さあ、それではシンオウ地方の旅へと出かけましょう。
コトブキシティ
まあ言うほど似てないんですが、シンオウ地方って言ったらまずはコトブキシティかなと。
この景色は札幌駅に隣接する「JRタワー」の展望台から撮影しています。
札幌の街を果てまで見渡せますよ。
ヒスイ地方のギンガ団本部のモデル、赤レンガ庁舎も見どころ。ゲームで見たものほぼそのままですね。
赤れんが庁舎は現在改修工事中で、2025年リニューアルオープン予定とのことです。
ソノオタウン
シンオウ地方で一番印象に残ってる町はソノオタウン…なんて人も結構いるのではないでしょうか?
花畑の町、ソノオタウンのモデルと思われるのが北海道のおよそ中心あたりにある富良野・美瑛です。(場所はソノオタウンと一致しませんが)
中でも有名な花畑が美瑛町の「四季彩の丘」や、中富良野町の「ファーム富田」です。
カラフルな花畑の景色は心に残ること間違い無しですよ!
送りの泉
ギラティナの住処、送りの泉のモデルは摩周湖。
「摩周ブルー」とも呼ばれる深く鮮やかな青色が特徴です。
アイヌ民族は摩周湖を「神の湖」と呼んでいたとか。
摩周湖の湖面は霧が発生しやすく、この写真を撮った後も数分で霧に覆われていました。
神秘的な青色の湖面、深い霧…ここに神様だとかギラティナが本当に居ても何ら不思議ではない…
摩周湖はそんな雰囲気に包まれています。
https://masyuko.or.jp/enjoy/mashu/
大湿原
ノモセシティの大湿原のモデルは釧路湿原。日本最大の湿原だそう。
ポケモンの世界ではサファリゾーンになっており、立ち入ることができましたが、釧路湿原は立入禁止の自然の楽園。
しかし、ところどころに木道が整備されており、ここは自由に立ち入ることができます。ので、立入禁止感はさほど感じないかも?
また、夏の釧路湿原には観光列車の「くしろ湿原ノロッコ号」が走ります。
これ、大湿原のクイック号そっくりですね。
立ち入ることができない釧路湿原の中をのんびり自然に触れあいながら駆け抜けていきます。
ミオシティ
街の真ん中を運河が流れる景色が印象的なミオシティ。
モデルと見られる小樽も運河の景色が印象的。
ちなみに小樽にも廃線跡があります。本当に歩いて大丈夫かな…?と心配になるくらい綺麗に保存されていますが、もちろん廃線跡なので歩いて大丈夫です。
ちなみにこの廃線跡を辿っていくと、小樽市総合博物館に辿り着きます。扇形機関車庫もあります。これ、ポケモンブラック・ホワイトのカナワタウンみたいですね。
谷間の発電所
風車が立ち並ぶ谷間の発電所。これも本当にあるんですねぇ。苫前町というところにあります。
私もまさかこんなにそっくりな景色があるとは思いませんでした。
「谷間」かと言われるとちょっと微妙なところですが…
なお、ここは牧場 つまり私有地の中にある風力発電所ですので、立入禁止の箇所が多いです。ご注意ください。
キッサキシティの船(プラチナ版)
シンオウ地方最北の街、キッサキシティにはファイトエリアへ渡る船がありますが、プラチナ版のみドリルがついた砕氷船のような見た目をしています。
それにそっくりな船が紋別市にあり、冬は流氷の中を進む観光ツアーが楽しめます。
ちょっとこの写真では見えにくいと思いますが、ドリルのような装備も見えますね。
ちなみにこれ、「氷を砕くドリル」ではなく「流氷に乗り上げるための装置」であって、乗り上げることで船の重みを使って流氷を砕いているのだそうです。
217番道路
視界を遮るほどの吹雪、頭まで埋まるほどの積雪
そんな厳しい自然が印象的な217番道路に佇む空き家…
まさかこの景色まで本当に見られるとは私も思わなかったです。正直ゲーム中でも比較的地味な景色ですから…
美深町の野原にぽつんと佇む民宿「青い星通信社」
思えばこの景色を見つけてから、私はシンオウ地方の景色探しにハマっていきました。
青い星通信社は、数十年もの間廃墟と化していたレンガ造りの家をリニューアルして2019年にオープンした民宿。
ダイヤモンド・パールの発売当時は217番道路の空き家同様だったわけです。
今では廃墟であったのが信じられないほどに温かい雰囲気に包まれた空間。
私はここがお気に入りで、何度も訪れています。
まあとにかく217番道路そっくりな場所ですが、果たして偶然の一致なのか、それともポケモン開発スタッフの目に留まっていたのか…?
どちらにしても、現実って面白いなぁ〜って思います。
シンジ湖・リッシ湖・エイチ湖
湖の真ん中にぽかんと島が浮かぶシンジ湖・リッシ湖・エイチ湖もそっくりなモデルがあります。
あ、これは写真じゃなくてMSフライトシミュレーターっていうゲームのスクリーンショットです。あしからず。
リッシ湖のモデルは屈斜路湖、シンジ湖のモデルは洞爺湖です。エイチ湖のモデルは…
…実はエイチ湖だけそれらしい湖が見当たらないのですが…
だいたい同じくらいの位置に大沼という名前の通りの大きな沼があります。
島は浮かんでいません。
後ろに見えるのはダークライがいる島、新月島のモデルである利尻島です。新月島は無人島でしたが、利尻島は普通に人が住んでます。
日本の果てでしかも極寒の地だと思うんですが、そこに人が住んでるってなかなかすごい話ですね。
ちなみに、この画像では分かりませんが、利尻山の隣には礼文島があり、礼文島は高山植物の宝庫とされていることから、「花の浮島」の異名があるそうです。
礼文島は位置的にクレセリアがいる満月島にあたりますが、満月島も花がたくさんさいている場所でしたね。
さあ、シンオウ・ヒスイの旅へ!
いかがでしたでしょうか?
ゲームで旅した場所にそっくりな場所があるというのは、本当にワクワクしますよね。
ゲーマーだった私は、これをきっかけにすっかり旅行にドはまりしてしまいます。まあ、元々ゲームの腕前自体は大したことなかったのも一因かとは思います…
みなさんも、ぜひお気に入りのゲームの景色を探す旅に出てみてはいかがでしょうか。