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最後の九州旅行〜長崎編〜
みなさんこんにちは!リーブルです!
新潟生まれで2021年の4月から福岡で暮らし、九州あちこちを旅していつの間にやら3年が過ぎていました。
…が!この度関東へのお引越しが決まりました!
関東に引っ越しても、また九州には遊びに来たいなとは思います。
でも、関東からは本当に遠いところなので滅多に来ることはできないでしょう。遊びに来ても、あちこち行きまくるのはなかなか難しい。
そこで…お引越し前に、何回かに分けて人生最後のつもりで九州を旅することにしました。
「最後の九州旅行」今回は長崎編をお送りします。
今回の長崎旅行では、素敵な場所にたくさん行き、たくさん写真を撮りました!
そこで本編は無料でお届けし、最後に有料エリアにて写真展(+感想やレビューいろいろ)をお届けしようと思います。
新幹線の西の果て
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それでは長崎へ出発!まずは特急リレーかもめに乗ります。
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いつも思うけどこれもうちょいどうにかならんの?
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朝ごはんをいただきます!博多駅で買った「いかシュウマイ弁当」です!
佐賀県呼子の会社「萬坊」プロデュースのお弁当。蒸ししゅうまいと揚げしゅうまいを味わえます!
私も知らなかったんですが、いかシュウマイの発祥は萬坊らしいですよ。へぇ~。
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リレーかもめは佐賀県西部の武雄温泉駅から西九州新幹線かもめ号に接続しています。日本最西端にあたる新幹線で、長崎を目指します。
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平地が少なく山だらけで、かつてはスピードが出せるまっすぐな線路を敷くのが難しかった長崎県。
今では新幹線が山を貫き、高架橋を渡り、真っすぐに飛ぶような速さで駆け抜けて行きます。
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そして西九州新幹線は速いだけじゃない!オシャレで快適な車内も魅力!旅の雰囲気を盛り上げてくれます。
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西九州新幹線の良いところであり悪いところ。
それはあっというまに長崎についてしまうところ。
鉄道は交通手段。あっという間に目的地に到着するのは良いところでしかないのですが…このステキな新幹線に少ししか乗れないのは正直鉄オタとして惜しい!各駅停車タイプでも30分しか乗れません!
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これが新幹線の西の果て。長崎駅端の車止めです。
もう少し右の方に目をやると、長崎の海が見えます。まるでテラスのようじゃありませんか。
単なる停車場ではなく、旅の目的地として魅力的な場所じゃないでしょうか?
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ちょっと読みにくくて申し訳ありませんが、ホーム端にはこんなプレートが。こういう記念碑的なものがあるとワクワクしますよね。
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現在の長崎駅は新幹線の開通にあわせて建て替えられたものです。
良いデザインですよね〜。鉄オタとして語るところだらけのステキな駅なんですが、オタ話は控えておきます。
絶品お寿司をいただきます
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さて、最初の目的地は長崎駅隣の「長崎マリオットホテル」です!
宿泊するわけではありません。いや、泊まろうか迷ったんですが…温泉が無いのが個人的に決め手に欠けまして…
良いお値段なので気軽に泊まれないのも本音としてはありますが、まあ「最後の九州旅行」なのでぶっちゃけ奮発もできました。
それでも他を選ぶくらいには私にとって温泉って重要なんだなぁと。
で、マリオットホテルに何しに来たのかというと、お昼ご飯を食べに来ました!
7階のレストランフロアは宿泊者以外でも利用できます。
ただ…私、こんな良いホテルのレストランなんて初めてです…
正直緊張します!大丈夫かなぁ!
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まずは待合スペースで待ち…ちょい焦らしタイムですか…!
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レストランに通されました!
ということで本日のお昼は長崎マリオットホテル内のお寿司屋さん、「鮨 De Jima」です!
ちなみにお寿司屋さん以外にも洋食のレストランやバー、鉄板焼き屋さんもあります。…全て良いお値段です…
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いやぁ〜!見るからにすんごい良いお寿司屋さん!
私来て大丈夫なのかぁ!?(大丈夫です)
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大将を取り囲むような配置の木のカウンター、背後には庭園。
助手さんが2〜3人裏で下処理などもしていますが、おおよそ全て大将直々に握ったお寿司を味わえます。
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お寿司食べるならお酒飲みたいですね!てことで長崎の純米酒「六十餘洲」(ろくじゅうよしゅう)をいただきます!
先ほどから高級店の洗礼を受けていますが、ドリンクメニューでも洗礼を受けました。ソフトドリンクまで含めても千円を切る飲み物が無いのです。
すみません、庶民がこんなお店に来て申し訳ありません…
いやまあもちろん、ちゃんとお金出してれば別に白い目で見られることも無いんですけど…
本当に違う世界に迷い込んだような心地しかしませんでした…
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味はもちろん、見ているだけでも楽しいお寿司を味わえました。
大トロなどのいかにも高いネタだけでなく、かんぴょう巻きみたいなちょっと意表を突くネタまであって、もちろん全部美味しくて最高でした。
最初はお店の雰囲気に緊張するくらい自分自身の場違い感を感じていましたが、大将がお寿司だけじゃなくてお話も大変お上手ですし、ご一緒していた他のお客さんともお話が盛り上がったり…
なんでも大将は九州出身で東京で寿司屋を営んでいたそうですが、長崎マリオットホテルの開業にあたり、ホテルを運営するJR九州からお声がかかってこうして長崎にお店を開くことになったそうです。エリートじゃん…そりゃ良いお店になるわけだよ…
他のお寿司や詳しいレビューは記事の最後に有料エリアにてご紹介とさせていただこうと思います。
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食後、居心地良さげなロビースペースのソファで少しまったり…
デザイン・座り心地とも上質なインテリアで、さすが良いホテルだなぁと感じました。
長崎平和公園
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続いてやってきたのは長崎平和公園。
九州に住んでいるなら一度は行かないといけないと思っていた場所。引っ越す直前になってようやく来たのは少々自分の怠慢を感じるところですが、まあこうして訪問していますので良しとしましょう!
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ご存知の方も多いと思われますが、ここは長崎原爆の犠牲者を悼むための場所。
爆心地のすぐそばでもあり、原爆の爆風を至近距離で受けた建物の跡などもあります。
そんなかんじで原爆の恐ろしさを伝える場ですが、決して怖い場所ではないです。
当然遊べるものこそ無いものの、綺麗で雰囲気の良い公園でした。近寄りがたい雰囲気が無いので、重い意味を持った場所である割には気軽に行きやすいように思います。
像やオブジェがところどころに設置されていて、そこに設置された看板などに原爆の恐ろしさが語られています。
考え方は人によって様々でしょうが、近寄りやすい空気なのは良いことだと思います。やっぱり、教育というのは形はどうあれ興味を持ってもらうのが一番大切だと思うんですよね。
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続いてやってきたのは、平和公園のそばにあります長崎原爆の爆心地。
この黒い柱の上空で長崎原爆は爆発しました。
さきほどの平和公園と違って、ここはあえて舗装などをしていない、草木の茂る場所です。
原爆の被害が明らかになった頃、この辺りはしばらく草木は生えないだろうと言われたそうです。つまりは、こうして草木の生い茂る場所になっているというのは、原爆被害から長崎が復興した証の一つだというわけです。
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黒い柱の手前にある箱のようなものにはこんなプレートが。
日付を見ると、つい最近更新されたばかり。長崎原爆の被害を現代にも語り継ぐ。そんな意思が感じられます。
鯨料理を味わう
人口あたりの鯨肉消費量が最も多い県。それは長崎なんだそうです。
ちょっと意外ですね。鎖国の時代から西洋文化が入り込んでいた国ですから、むしろ忌避されていそうな印象すらありますが。
Googleマップで調べて出てきた鯨肉が味わえる居酒屋へ行ってみました。
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ここは目的地のお店がGoogleマップでの登録座標がズレてたために迷い込んだ思案橋横丁です。
雰囲気良いし立ち寄りたかったけど、残念ながら目的地ではありません…
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ということでやってきたのは長崎市の春雨通り沿いにあります居酒屋「かわむら」さんです。
赤身肉、ベーコン、睾丸などなど…いろんな種類の鯨肉の盛り合わせです。
赤身肉やベーコンは私の近所のスーパーでも見かけますが、他の部位は本当にここでしか見たことないです。
初めて見る部位のお肉はどうだったかと言うと…
話のネタにはなるけど、なるほどなかなか出回らないわけだ…と、率直に思いました…
お世辞は言わない私です。
バーでお酒を嗜んでみる
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長崎駅へ戻ってきました。またもやマリオットホテルにお邪魔します。
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マリオットホテル7階のバー「ジ・アズライト」にやってきました。
私、バーに来るの初めてです…!
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おわぁ〜!これがバーのカウンター…!
オシャレ空間…!
お高いホテルのバーだからなおのこと良い雰囲気です。
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バーの名前を冠したカクテル「AZURITE」と九州の食材を使ったカプレーゼをいただきます!
カクテルは創作レシピかつ私があまりバーに慣れていないので上手い食レポができず…!シャリシャリした氷の粒がアクセントで、味は見た目通り爽やかな味わい!量があったらゴクゴク行きたいお酒でしたが、まあ良いバーの看板メニューですから、この量でこの価格…!と私は圧倒されてしまい、ケチ臭い飲み方しかできませんでした…私は庶民だぁ…!
ってなかんじでこのお店もですね、例に漏れず庶民の私には近寄りがたいお値段をしていました…
カウンターでちびちびお酒を楽しんでるのはなんと私だけ…グループで楽しげに飲み食いしてる人たちが2〜3組…お金待ちぃっ!!
で、背伸びして頼んだカプレーゼは、味付け控え目で素材の味が楽しめました。
とにかく良いお店でしたが、庶民の私には本当に震えるようなお値段で、自分の財布の貧弱さがゆえに楽しみ切れなかったかんじがあります…!
もっと立派な人間になりてぇなぁ…!
ここでも良い写真が何枚か撮れました。他の写真は有料エリアにてご紹介させていただこうと思います。
お気に入りホテル!ドーミーイン
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長崎市内に限らず日本全国で見ても特にお気に入りのホテル、ドーミーインプレミアム 長崎駅前!
3〜4回目くらいのリピート宿泊です!
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特別豪華ではないですが、居心地の良いベッドに椅子に、欲しいものは一通りある快適なお部屋です!
さて、ドーミーイン長崎の一番気に入っている部分。
それが屋上階の温泉大浴場なんですね。高級感溢れるマリオットホテルではなくここを選んだ決め手でもあります。
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もちろん大浴場内部の写真は撮れないのでお見せできませんが、大浴場へ行く廊下をご覧ください。
長崎らしい装飾がステキ。大浴場内もそんなデザインをしているのです。
小さくまとまっていることを除けば温泉旅館の大浴場そのものといったくらい良いところです。
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そしてドーミーインといえば!夜鳴きそばですね!
ドーミーイン好きな方はご存知かと思いますが、夜になるとこんなかんじのミニラーメンを、追加料金無しで食べられるのです。素泊まりプランの人もですよ!
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お部屋の冷蔵庫にはこんなサービスも。
そんなかんじでドーミーインは他にもいろいろサービス充実で、とにかく泊まりたくなっちゃうんですよね。同じ値段のホテルがあったら絶対にドーミーインを選ぶし、今回はよりお高いホテルにも泊まれるところ、それを差し置いてドーミーインを選ぶほどなわけです。
まだ泊まったことない方は、ぜひぜひお試しください!
お気に入りの温泉大浴場で何度もまったりとろけて…そんなこんなで最後の長崎旅行一日目が過ぎて行きました。
憧れの軍艦島へ
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おはようございます!本日は軍艦島ツアー!
複数の会社が軍艦島ツアーをやっていますが、私は「軍艦島コンシェルジュ」さんのツアーを申し込みました。
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軍艦島コンシェルジュさんの軍艦島ツアーは、軍艦島デジタルミュージアムの見学が含まれているのです。
ここは軍艦島ツアー外で行くと有料のミュージアムです。
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ミュージアム内は当時のご家庭の再現展示をはじめ、当時の軍艦島の様子を詳細にまとめた記録ビデオや、炭鉱内部を大画面でCGにて再現した映像などなど、軍艦島の全てが分かる貴重な資料が盛りだくさんでした。
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さて、出航の時間がやってきました!港へ移動。
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軍艦島へはこの「ジュピター」号で向かいます。
軍艦島コンシェルジュさんのツアーはランクが分かれていて、できれば上のランクのプランがオススメです。私は空きが無かったので一番安いプランしか選べませんでした…
一番安いプランだと、自由席だし狭い!飛行機の国内線の椅子よりもさらに狭いくらいのピッチで並べられたベンチ席で、おまけに室外!暑い日はつらいですよ…
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船は造船所や大吊橋の「女神大橋」などなど、長崎の海の名所を眺めながら沖へと進んでいきます。
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長崎の陸地も遠く、数々の島も通り過ぎ、しばらくすると…
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軍艦島だ!軍艦島が見えてきました!
周辺あちこち眺めていたので、結構近くまで来たところでようやく存在に気がつきました。
他に気を取られていた私のせいではありますが…「突然現れた」ような感覚でした。
軍艦島は正式には「端島」と言い、その名に相応しく孤独にポツンと浮かぶ島でした。
ここまでいくつか見てきた島々と違い、明らかに異様な佇まいで、存在に気がついた瞬間に軍艦島だと分かりました。
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人工物がとにかく目立つ。木々や岩が不思議と全然目立たず、人工物しか見えないようにさえ感じます。
なるほどこれは「軍艦」と呼ばれるわけです。
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ついに上陸。ずっとこの目で見たかった景色が目の前に広がっています。
立体で、生々しい質感で、日常では見ることのできない非日常の景色が、ただただそこに佇んでいる。その真っ只中に、自分がいる。不思議な感覚でした。
ご存知の方も多いと思いますが、軍艦島は柵に囲われた見学スペースからしか見ることができません。それをマイナス寄りに受け止める人も多少見かけますが、私としては「柵の中からしか見られないからガッカリ」などとは全く思いませんでした。
柵の中からでもこんなに軍艦島は見応えがある。柵の中からでもあの軍艦島を生で見せてもらえるなんて、こんなに素晴らしい話があるだろうか。
これを書いてる今でもまた軍艦島に行きたいくらいです。
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ここに立坑を下っていくエレベーターがあったそうです。高温多湿、例えるなら岩盤浴のような環境の深い深い立坑の中で、毎日たくさんの人々が8時間働いて石炭を掘っていたそうです。
当然事故も少なくなかった。命の危険と常に隣り合わせの重労働。なるほどこれは非常に裕福な暮らしが送れる給料を与えられて然るべしでしょう。
裕福な暮らしは魅力ですが…私は当時の世界に生きていても、軍艦島では働きたくないかなぁと思います。
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見学スペースの一番奥までやってきました。
手前の広いスペースは炭鉱の設備があった場所。その奥の高層ビルは住居棟。上陸ツアーの中で最も接近できる住居棟、あの建物こそ日本初の鉄筋コンクリート造りの高層ビル。当時としては並外れた高層建築だった「30号棟」です。
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30号棟は他の建物や岩に遮られず、モロに潮風や波を受けます。常に塩がかかり続けるわけなので、鉄筋コンクリートにとっては非常に過酷な環境と言え、こうして一部崩壊して大きく欠けている部分も。
欠けてる部分もかつては柱・梁・壁があったのです。
一部が欠けると鉄筋が剥き出しになり、どんどん錆びて崩壊が加速します。崩れれば崩れるほど、崩れるのがなお早まっていくのです。
無人島となってからおよそ50年。人の手無しで50年も経って、これだけ残っていればまだまだ残るのではとも思ってしまいますが、派手に壊れはじめたのは意外と最近。
おそらく、50年も残っていたのにこんなに早く壊れるのかと思うような早さで壊れていくと思います。
軍艦島らしい軍艦島を見られるチャンスは、常に今が最後。
なかなか行ける場所ではありませんが、いつか軍艦島を見たいなぁと思っている皆さん。早めに行かないと、後悔する…かもしれませんよ。
この他にもたくさん写真を撮りました。他の写真は有料エリアにてご紹介します。
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帰りの時間です。短い時間でしたが、本当に満足です。とても良いツアーでした。
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さようなら、軍艦島…
この先軍艦島はどうなっていくのでしょうか。
いつかまた来たいです。
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ツアー後は軍艦島デジタルミュージアム併設の「cafe X」さんでおやつタイム!
カステラサンドとみかんジュース!
カステラサンドはこう見えて意外と甘さは穏やかで食べやすくて美味しかったです。
みかんジュースは甘み酸味が程良くて、濃厚!すっごく「みかん」ってかんじでした!(食レポが下手)
佐賀・長崎を楽しむ観光列車
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さて…帰りの時間が近づいています。
本当に楽しい時間を過ごせました。ありがとう、長崎!
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実はまだお昼を食べてなかったので今更ながらお昼ごはん。ご当地モノじゃなくてすみません!時間もそんなに残ってなくて!
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ただ帰るだけではありません!長崎旅行の最後を飾るのは、観光列車「ふたつ星4047」!
この列車の魅力はと言うと…公式ページによれば
西九州の海めぐり列車
今回の舞台は「西九州」。
西九州エリアは、日本一の干満差を誇る有明海、波静かで琴の海(ことのうみ)とも称される大村湾など、変化に富んだ「海」の“車窓”と「海」がもたらした“地域のおいしいもの”を楽しんでいただきます。
西九州新幹線と組み合わせてご利用いただくことで、“自分だけの自由な旅”を創り上げることができ、その日、その時だけの楽しさが無限大に広がる旅をご提案します。
島国日本。海の景色はさして珍しくもありませんが、ふたつ星4047が走る長崎本線と大村線は海のすぐ横を長い区間走り続けます。
こんなにも海の景色を楽しめる路線は珍しいと思います。よくぞこんなに良いところに観光列車を走らせてくれました。
長崎本線を走る午前便は乗ったことがあるのですが、大村線を走る午後便は初めて乗ります。そして、これでふたつ星のふたつのコースをコンプリートになるわけです!
なおのこと楽しみ〜!
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なによりステキなのが3両編成の真ん中に連結されたラウンジ!自由に利用できます!売店もあって、ふたつ星グッズや佐賀・長崎の美味しいものがあります!
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ふたつ星は途中いくつかの駅に停まります。
まず最初の長与駅では、チューバとユーフォニアムというシブい構成のブラスバンドの演奏に迎えられ、地元の人たちのお出迎え。ホームに設けられた屋台では、おやつやおつまみ、グッズなどなどいろいろ売っていました。
そして私は日本酒飲み比べセットをいただきます!日本酒3種とからすみのセットです!ウマ〜い。ベロベロになっちゃうよ。
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長与を出発してしばらくは市街地や田畑、山の景色が続きます。
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そして見えてきました海の景色、大村湾です!
ところどころで徐行運転もしてくれます!
大村湾は湾と言いつつ周囲ほとんどを陸地に囲まれていて、湖のような眺め。
けれど、湖っぽいけどちゃんと海なんです。
(上手く言い表せないものの)眺めていると雰囲気?が川や湖のものではありません。海だなぁと感じるかと思います。
ところによってはスナメリ(イルカの仲間)が見られるかもしれない場所もあったり。…まあなかなか見られませんけどね。
そんな大村湾を存分に楽しめるのが大村線。付近の道路は大村湾に接近できる箇所がほとんど無く、高速道路は眺めこそ良いもののちょっと海岸から遠い。
それに対して大村線は本当に海のすぐそばです。海の上に浮かんでいるかのような景色がたくさん楽しめます。
大村湾の景色を存分に楽しむならば、大村線が一番なのです。
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そんな大村線で特に有名な駅と言えば、千綿駅!
見てくださいよこの景色。列車の奥は海になってます。
陸と海を線路が区切っているような、そんな雰囲気です。
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それだけでも素敵な千綿駅ですが、魅力はそれだけではありません。
レトロな駅舎も魅力です。まるで映画のセットみたいでしょ?
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駅事務室のような部分はお花屋さんになっています。良いですね~。面白い。
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千綿駅発車後は嬉野茶の飲み比べイベントが。10人限定、要予約のイベントです!
予約と言っても、乗車前の予約までしなくても、乗車後にラウンジに行けば普通に間に合いました。
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お茶の歴史と佐賀県の嬉野茶について学んだ後、この3種類のお茶を飲んでみます。この3種類のお茶は何茶でしょうか?
これは乗ってからのお楽しみということにしておきましょう。
私個人的には日本で一番美味しいお茶は嬉野茶だと思っています。佐賀・長崎に来られた際はぜひふたつ星に乗って嬉野茶を楽しんでみてください!
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ふたつ星は終点の武雄温泉駅へ到着しました!
およそ3時間の長旅。楽しい体験だらけで、ずっと楽しかったです!
ふたつ星4047でもたくさん写真を撮りました!これも有料エリアにて写真展しようと思います。
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名残惜しいですが、帰りの時間です!
あとがき
長崎、本当に良い場所でした!
これまで何回か長崎を旅しました。初めて来た頃は長崎駅前は再開発の真っ最中。あたりは何もない更地が広がっていて、駅もコンビニの仮店舗くらいしか便利なものが無くて、正直何もない駅でした。
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けれど、駅舎は工事中で立ち入れない場所が多いけれど大きな建物だし、更地の周囲には新・長崎駅の完成予想イメージが。
楽しくて賑やかな場所になる気配が強く漂っていました。
その期待通り、いえ、期待以上に楽しくて賑やかな場所に長崎駅は変貌を遂げました。
グラバー園、新地中華街、出島…長崎は良い観光地に溢れていますが、長崎駅もその一つに肩を並べたように思います。
ただ偶然時期が重なっただけではありますが、私の九州生活は長崎駅が変貌する様子とともにありました。
私の九州生活の最後に、こうして完成に至った長崎駅の姿を見ることができて、言葉には言い表しがたい感動があります。(駅前はまだ整備中ですが…)
長崎は、きっと私の一生のうちでも特に思い深い場所になることでしょう。
長崎良いところだなと思った皆さん。
正直日本の果てで遠いところですが、長崎は来て良かったと絶対に思える場所です。
ぜひぜひいらしてみてくださいね。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
以下、有料エリアにて写真展と濃いめのレビューをお届けします。
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