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最後の九州旅行〜鹿児島編〜
みなさんこんにちは!リーブルです!
新潟生まれで2021年の4月から福岡で暮らし、九州あちこちを旅していつの間にやら3年が過ぎていました。
…が!この度関東へのお引越しが決まりました!
関東に引っ越しても、また九州には遊びに来たいなとは思います。
でも、関東からは本当に遠いところなので滅多に来ることはできないでしょう。遊びに来ても、あちこち行きまくるのはなかなか難しい。
そこで…お引越し前に、何回かに分けて人生最後のつもりで九州を旅することにしました。
「最後の九州旅行」今回は鹿児島編。
そして、最後の九州旅行シリーズもこれにて本当に最後!
皆様どうぞお楽しみください!
さようなら我が家
片付けても片付けても終わらない引越しの荷物の箱詰め。
あまりにもたくさんの物に囲まれ、九州で過ごした日々の濃さを改めて感じています。
そんな荷物が引越しトラックに積まれ、いよいよ引越しが始まった…
今回の旅はここから始まります。
九州から関東へ、引越しトラックは4日後に到着します。本当に遠いなぁ…
その間の時間を使った旅行なんですね。
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本日は博多駅近くのビジネスホテルに宿泊。
そして、博多駅へ遊びに来ました。
たくさん遊びに来た大好きな駅なんですが、これで最後なんですね…
博多最後の晩餐
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最後ですから、九州ならではのお食事を楽しみたいですね。「最後の晩餐」は大げさすぎますが…
ということで、博多駅9-10階の「くうてん」内にある、博多ワイン醸造所さんへ。
くうてんは時々来てましたが、こちらのお店は初めてです。なんか聞いたことないヌーヴォーが解禁されてましたが、なかなか美味しそうじゃありませんか。
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白・ロゼ・赤の飲み比べセット!
ヌーヴォーらしく、フレッシュな果実の味がストレートに出ているかんじがしました。
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鶏たたき!
皆さん、鶏肉はしっかり火を通して食べないとダメですよ?
でも、九州は昔から鶏肉の生食文化があるんですね。
飼育・加工・流通に細心の注意を払い、今でも生の鶏肉や鶏のたたきが食べられています。
本当は九州であっても鶏の生食はやめたほうが良いです。鶏の生食で当たってしまったら、入院はほぼ間違いなしです。ちょっとお腹を壊すとかそんな程度では済みません。
…と、警告した上で。
九州以外では食べちゃダメ。九州であっても本当は食べちゃダメ。けれど地元の人々に愛されている。そんな鶏たたきこそ、まさに九州でしか食べられないグルメ。
最後の九州旅にふさわしいじゃありませんか。
鶏たたき、本当に美味しいです。
いつか日本中どこでも生の鶏肉が食べられるようになる技術が現れてくれないものだろうか。
そう願っています。
もしそんな時がやってきたら、皆さんどうぞ生の鶏肉を食べてみてください。
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お次は熊本・阿蘇の名物「赤牛」!
さすが赤牛、美味しい!…けど、ベストな食べ方は串焼きではないなとも感じました。
阿蘇で食べた赤牛のローストビーフ丼。あの柔らかさ、味わい…あれが私が食べてきた中では最高の赤牛料理でした。
こちらのお店にもレアめの炭火焼きがあったので、おそらくそちらが理想に近いかなと思います。
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九州といったら、ゴマサバも名物ですね。
まあ、あまり詳しくないので上手な食レポはできませんが…とにかく美味しい!
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これはたこ焼き…?と見せかけて、こちらのお店の創作料理?「博多鶏たま」です。
なぜかメニューについての詳しい説明が見当たらなかったのでハッキリとしたことは分かりませんが、タコではなく鶏肉が入ったたこ焼きっぽい?
これも美味しかったです。
神様にありがとう
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博多駅の屋上には神社があります。
福岡に越してきて日も浅い頃にお参りしたのを覚えています。
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あの時の私は何とお祈りしていたのか?3年半も過ぎてしまうと分かりませんね。
これからよろしくお願いします。九州の地で頑張っていきます。きっとそんなことをお祈りしていたんでしょう。
そして今日。
3年半お世話になりました。九州で楽しく過ごすことができました。本当にありがとうございました。関東でも頑張りますので、見守っていてください。
そうお祈りしました。
楽しかったことも、後悔も、いろんな思い出ができました。神様の前でお礼を申し上げたことで、私の九州生活は綺麗に幕を閉じることができたと思います。
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神社の前には屋上庭園が。稲穂が実り、彼岸花が咲いています。
秋ですねぇ…
なんだかしんみりと短歌でも詠みたくなりましたが、残念ながら和歌の教養がありません。ワハハ。
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さようなら、博多駅。
きっとずっと、大好きな駅です。
旅立ち 36ぷらす3
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夜中にしんみりとさよならなんて言いましたが、まあ旅立ちは博多駅から。また来ちゃいました。
本日乗るのはJR九州の観光列車「36ぷらす3」!
1週間かけて九州を一周する全車グリーン車の豪華列車です。とは言っても1週間乗り通すわけではなく、運行曜日ごとにコースが分かれて販売されています。
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36ぷらす3は号車ごとに雰囲気や特徴が異なりますが、両先頭車両は畳敷きが特徴。
靴を脱いで、ゆったり足を伸ばして過ごせます。
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そして、畳敷き車両の端部には広間のようなスペースも。電車の中で床にお尻をついて座る、ちょっと珍しい体験ができます。
誰でも利用可能なのですが、なぜかほとんど私しか使っていませんでした。もったいないなぁ…
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観光列車の楽しいところ。それはラウンジスペースですね!
36ぷらす3の4号車は、宮殿のような雰囲気の豪華なラウンジがあります。
誰でも自由にご利用可。全車指定席の列車ですから、大混雑するようなこともありません。結構ゆったりと利用できます。(満席になっていることはちょこちょこありましたけど)
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豪華ですね~。これでこそ旅の一幕ってかんじがしませんか?
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そして3号車はビュッフェ。売店ですね。
飲料・軽食はもちろん、おみやげ品や36ぷらす3のグッズなどなど、なかなか楽しい品ぞろえ。
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36ぷらす3は途中、玉名駅に止まりました。
他人の顔が写ってしまうので写真を載せられないのですが…地元の方々のおもてなしと、名産品の売店がお出迎え。
観光列車はこれが楽しいんですよね。
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駅に置かれていた玉名市のパンフレット。
どうやら花菖蒲が名物らしいですね。私花菖蒲大好きなので、時期が来たら行ってみたいです。
しばらくの停車時間の後、36ぷらす3は再び鹿児島へ向けて走りだします。
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さあお昼時です!
36ぷらす3は豪華お弁当が楽しめる昼食付きプランもありますが、私は乗車のみのプランなのでお弁当はありません。
ということで、ビュッフェでカレーをお買い上げ。お供は黒酢ゆずスカッシュです!
カレーはあくまで軽食扱いなのでやや物足りない量ですが、美味しいカレーで良いかんじでした!
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そしてワインをいただきます!
これほんとにブドウだけ?と思うような甘めな味わいでとても飲みやすいワインでした!
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車窓からは有明海が見える場面も。
晴れた有明海も見てみたいなぁ
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豪華絢爛なマルチカーでのんびり…
普通の旅じゃない、なんだか映画の一幕のような旅をしている気分ですね。
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次に立ち寄ったのは牛ノ浜駅。そういえば、途中の八代駅からはJRではなく肥薩おれんじ鉄道の線路を走っています。
まあそんなこと気にするのは鉄オタだけですが…
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牛ノ浜でも地元の方々のおもてなしと売店が。やはり写せないのですが…
駅のそばから見える海岸も良いかんじ。晴れてたらそれはそれは綺麗なんじゃないでしょうか。
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牛ノ浜でお買い上げしたこちらをいただきます。
素材そのまんまの味で、お魚が苦手な人には厳しそうですが、私はにぼしをバリバリ食べる人間なのでとても美味でした。
よくあるイワシのにぼしと味はだいたい同じですが、味濃いめで、そしてにぼしの割には柔らかめで食べやすく、美味でした。
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36ぷらす3、終点鹿児島中央駅へ到着です!
鹿児島中央駅といえば新幹線の最南端。新幹線駅となって20年が経ちました。
福岡から鹿児島まで毎日たくさんの人々を運ぶ九州新幹線。
開通以前はみんなどうやって鹿児島へ行っていたのでしょうか?
答えは、今日36ぷらす3で辿ったルートを特急列車が走っていました。
20年前の旅のルートを辿ることができる。36ぷらす3の木曜日ルートは、私からすると今ではできなくなったはずの貴重な体験ができる観光列車でもあるんですね。
なかなか良いひと時でした。
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今日の宿泊先は鹿児島中央駅からわりと近いビジネスホテル「ホテル ノイル」です。
オープンしてまだ1年以内!大浴場とかは無いですがピカピカ綺麗だしビジネスホテルにしては比較的余裕のある広さの個室。おまけにただ駅から近いだけじゃなくて、アーケードなど屋根の下を通って天気のよろしくない日でもほとんど雨に濡れることなくアクセスができます。
これだけの好条件でなんと料金は6000円台!平日だからなのもあると思いますが、ちょっと安すぎます。本当に儲かってるんでしょうか?
今日は距離的にも金銭的にも豪遊しましたので、旅はここまで。
ゆっくりおやすみなさい…
地味な旅だけど…
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珍地名めぐりの旅
おはようございます!こちらは鹿児島中央駅。
今日はレンタカーで旅をしていきますが、先に言っておきますが地味というかなんというか、「なんでわざわざそんなとこ行くの?」というかんじの場所ばかりなので、面白くないかもしれません…
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まあでもここは良い景色じゃないでしょうか?
鹿児島市内から有料道路の指宿スカイラインへ。頴娃インターで降りると広〜いお茶畑が広がります。
ところで「頴娃」ってなんて読むのかですって?それは…
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はい、「頴娃」は「えい」と読みます。読めないっていうか、その漢字初めて見たんですがってレベルの難読地名。
おまけに「頴」だけで「えい」と読むのであって、「娃」は読まないらしいです。
見たことない漢字+理解し難い読み方という日本全国で見てもトップに君臨する難読地名ではないでしょうか?難しいどころか、正直理不尽…
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ということで、ここは頴娃駅です。
何があるのかって?何もありませんよ。売店とかトイレとかそんなものはありません。じゃあ何しに来たのかって?
先ほどの駅名標を撮りに来たんです。
「最後の九州旅行」でわざわざそんなことするの?と思われた皆さん。
考えてみてください。あなたが本州に住んでいたとして、わざわざ頴娃駅を見に来ますか?
そんな時間があったらもっと旅情溢れるところに行くでしょう?
つまりはこういう地味スポットこそ「九州に住んでないととても行けない場所」なのです。
…と、一応理屈の通る説明ができていると思うのですが、それにしても頴娃駅に来るのは意味が分からない…
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開聞駅。特に用事は無いですが、道中立ち寄れそうだったのでなんとなく立ち寄りました。
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続いてやってきたのはJR最南端の駅、西大山駅!最南端と言っても行き止まりではなく、途中駅です。
実はここには何度か来たことがあります。
といっても、通過しただけだとか、ちょっと長めに停車してくれる列車で数分降りただけなんですが。
なのでこうして駅の周辺を見たのは初めてです。
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雲に隠れていますが、向こうに山が見えますね。
あれは開聞岳。以前来た時には晴れの日の姿を拝むことができました。それがこちら。
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どうですか?美しいでしょう?
開聞岳は形状だけで言えば日本で一番、それどころか世界で一番美しいのではないか?と思います。
「薩摩富士」の異名がありますが、本物の富士山をも超えているんじゃないかなーと思いますね…
その美しさは地図で等高線を見るだけでお分かりいただけるのではないかと思います。
究極回転寿司 いただきます!
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続いてやってきましたのは「究極!!回転寿司 寿司虎 鹿屋店」です!
西大山駅からまっすぐ来ても車で2時間半くらい!
…2時間半!?
寄り道や休憩をしまくりながらなので3時間以上かかりました。
寿司虎といえば同年2月に宮崎県の串間市にある本店を訪れています。
「最後の九州旅行」やはり寿司虎をもう一度味わっておきたいと思ったわけですね。
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やっぱり美味しいなぁ~!店員さんの雰囲気の良さも変わらずです。
が、私の味覚に自信が持てないながらではありますが、本店のほうがより美味しかったような気がします。やはり本店は格が違うものなのでしょうか?
季節も影響しているとは思いますが。
再び珍地名めぐりの旅
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続きまして、鹿児島県の志布志市にある志布志市役所本庁・志布志支所へとやってきました。
…なぜこんなところに…
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それはもうこちらの「明らかに狙っているかんじ」の看板を見ればお分かりですね。
この志布志支所本庁・志布志支所は鹿児島県の志布志市志布志町志布志にあります。
あまりにも頻繁に『志』の字が登場することから、その珍地名っぷりで全国放送のテレビ番組だとかネットで度々ネタにされています。
例えばWikipediaではゲシュタルト崩壊する記事として「志布志町志布志」の記事が「珍項目」に掲載されています。
まあそんな感じで結構有名なネタスポット(と言うと地元の方々に大変失礼ですが…)なんですが、やはりこちらも九州外からわざわざ足を運びたいほどの場所ではない…
のでこれを機に訪れました。
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せっかく志布志に来たんだし、志布志駅にも寄りました。
志布志駅は日南線の終端駅ですが、かつてはここから志布志線と大隅線に乗り換えることができました。
3路線の始終端とは、なかなかものすごい駅だったわけですが、鉄道は衰退を重ね、今ではこうしてたった1路線の行き止まり。
九州の鉄道の光と闇を見てきた駅と言えるのではないか?と私は勝手ながら思っています。
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う~ん、ボロボロ…
こんな駅、こんな路線でも、JR九州は頑張って苦しみながらも維持管理しているのです…頭が上がりませんね…
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さて続いてやってきたのはこちら、福島高松駅。ところで…
突然ですが問題!JR「福島高松駅」は何県にある駅でしょう?
正解は宮崎県でした~。
いや、福島県でも香川県でもないんかい!と言いたくなりますが、そんなかんじで他所の人々から見れば理不尽極まりないネーミングの駅で、ちょっと訪れたいな~と思っていました。もちろんこれも九州に住んでないと行く気にはなりませんね…
このあたりの地名が由来なので、周辺住民からすればおかしなところは無い名前っぽいです。
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なんというか、昔々の鉄道の姿を色濃く残している駅だなぁと感じました。
駅に入る道は車一台がやっとの幅の砂利道。
駅前は草生え放題でもちろん舗装なんてされていません。
駅を案内する看板は「高松駅」としか書かれていなかったり…
人々がまだ徒歩で旅をしていた時代。
自動車も無い時代、鉄道は本当に画期的な交通手段でした。鉄道網は全国に張り巡らされ、人々は遠くへ旅ができるようになりました。
未開の土地を切り開くために敷かれた小さな線路。小さな集落のために設けられた小さな駅。今ではなかなか考えられませんが、そんな線路や駅もたくさん作られました。
地元の人のためにあって、地元の人だけが分かればそれで良いような駅がたくさんあったというわけです。
私が直接見たことのない時代ですが、福島高松駅はそういう駅の雰囲気を感じるのです。
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ちなみに福島高松駅は線路を挟んで反対側が牛舎でした。
なので牛糞のにおいが立ちこめる駅でして…ぐえ~
絶景!名湯!霧島温泉!
地味な旅はこの辺でおしまい。
車でおよそ1時間半ほど。霧島温泉郷へとやってきました。
道中は雨というか、雲の中に突っ込んでしまったような数メートル先も見えないほどの悪天候。
う~ん、晴れていれば景色が良いんでしょうけど…
霧島温泉郷はあの星野リゾートも進出している、絶景と名湯が魅力の、まさに火山のふもとらしい温泉郷です。
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やってきたのは霧島国際ホテル!団体客がゾロゾロと来ていました。
このホテルについてはお世辞無しで語っていきますが、まず外観はバブル期の空気を感じる見た目をしています。
そういうホテルって、儲かってないところだと大ハズレを引くこともしばしばですが…
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まず、ロビーは綺麗に整備されています!
ロビーに限らずですが、今の時代でも充分やっていけるように各所しっかりとリニューアルが施されている印象です。
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じゃじゃん!こちらが本日の客室!最上階にある「プレミアムデラックスツイン」のお部屋です!
小上がりのようなフローリングスペースが特徴的。背後は一面ガラス張りで、テラスに出れば霧島温泉の街を一望できます!
到着した当日は先述の通り雲の中にいるかのような視界不良で何も見えませんでしたが…!
さて、お部屋は細かなところを見れば年季を感じる部分はありますが、あまり気にならない程度で、客室もしっかりリニューアルされている印象です。
ただ、個室のバスルームは若干の異臭と派手めな変色が…
温泉大浴場があるので個室のバスルームは見逃しますが、使わなければいけない人は少々嫌なのではないかと思います…
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こちらはお部屋に置いてあった新聞?案内?です。
大浴場の露天風呂が写っています。見事な庭園でしょう?
こちらは2024年7月にリニューアルされたばかりだそう!
実際に露天風呂に行ってみましたが、リニューアルというか新築にしか感じられないほど綺麗で立派でした!
日本庭園と一体になったような露天風呂で、様々な草木が植えられています。
新聞にも書かれていますが、一年を通していつでも何かしらの花や紅葉が楽しめるようになっており、私が訪れた時はまだ紅葉はしていませんでしたがサルスベリ?の花が咲いていました。
そして温泉は浴槽の底が見えないほど湯花が浮いた濁り湯で、温泉の噴き出し口周辺にはまるで湯葉のような大きな湯花がたくさん漂っていました。
これほど派手に湯花が舞っている温泉は初めて見たかもしれません。
一方、内湯のほうはリニューアルしていないようで、バブル期に作られてそのまま老朽化していった雰囲気そのまんまでした。まあ正直「みすぼらしい」といいますか…
が、内湯も隅のほうの一角がリニューアルされていまして、霧島温泉名物の泥パックを楽しめるスペースがありました!これは面白い!
霧島温泉ならではの体験でもありますし、良い体験ができました!
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さて、夕食のお時間!
ホテル内のレストラン「薩摩路」の個室で割烹料理のコース!
贅沢しすぎました…
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薩摩路内部は個室というか古民家の建ち並ぶ街角のような雰囲気。
いやぁ~…バブリーですねぇ。今の時代こんなに贅沢なつくりの建物なかなかありませんよ。
まあ中に入ってしまえば普通の個室なんですが。
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さあ、お料理が出てきました!全部載っけるのはちょっと記事として重い気がするので、派手めなお料理だけ載せていきます。
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これはもちろん別料金の飲み物ですが、日本酒三種飲み比べ!
私はお酒を飲んでも「ウメェ~」しか言わないので、残念ながらまともなレビューはできません。ちゃんと甘口や辛口など感じているはずなのですが…?
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焼物料理です!
カマス幽庵焼き 煎り雲丹焼き 焼き栗 薩摩芋唐揚げ はじかみ
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続いて強肴!(強肴ってなに?)
黒豚ロースと秋野菜 朴葉味噌 彩野菜
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薩摩地鶏と松茸の炊き込みご飯
お味噌汁は「田舎味噌仕立て」とのこと。そして香物盛り合わせ。
季節を感じるお料理盛り沢山ですね!
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最後は薩摩芋羊羹 フルーツ盛り合わせ!
写真を載せていないものも含めて全11品目のお料理でした!
さて率直な味の感想ですが、温泉旅館で頂く割烹料理として合格!(ナマイキな…)というところですが、「このお料理のためだけに泊まりに来る」まではいかないかなという印象です。
「ビミョーなの?」とは思わないでください!それは絶対違います!美味しかったですよ!
どれも良い料理でしたが、特にご飯は松茸が香り、鶏の旨味がお米の味とマッチしてたいへん美味でした。
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食後はラウンジスペースをぷらぷら。
え、豪華すぎないか?バブルの時代の建物とは思えない。ここもしっかりリニューアルされている箇所のひとつですね。
さて、夜中にもう一度温泉に来てみましたら、なんと露天風呂に鹿が現れました。
わりと至近距離までやってきて、草葉をムシャムシャと食べています。2〜3匹いた様子。
人を見ても全く怖がらず、とにかく夢中でムシャムシャ…人慣れしてるなぁ…
貴重な体験でしたし、可愛かったですが、しかしこの立派な庭木の葉を食べられまくっているので、ホテルからしたら実は困った存在なのではないか…?
と、思ったり思わなかったり。
満腹になって、体ポカポカになって、心癒されて…
今日はよく眠れそうです!それではお休みなさい!
絶景 晴れの霧島
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おはようございます!昨日とは打って変わって、今日は大変良い天気です!
お部屋のテラスはまるで展望台!さすがはでっかいホテルの最上階!
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彼方には立派な噴煙を上げる桜島の姿が!
景色抜きにしても良いホテルでしたが、この絶景は本当に素晴らしい。ここに泊まって良かったなぁと思いました。
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ほら〜良いテラスでしょう?もっと良いお部屋になると、ここに露天風呂がついてるそうですよ。
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日が昇るとまた違った雰囲気の景色になりました。
さて、そろそろ朝ごはんの時間です!
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朝ごはんはバイキング!
バイキングの会場も年季を感じさせず、かなり綺麗でした。
さつまいもに鰹のたたき、ミニラーメンに郷土料理?のお茶漬けなどなど、鹿児島らしいものもたくさんありました。
なかなか満足度高めなバイキングでしたね〜。
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さて、チェックアウトのお時間が来てしまいました!
今日は本当に良い天気!最後の九州旅行を存分に楽しめそうです!
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次なる目的地への道中、とても良い景色が見えました!
昨日はこんな景色が隠されていたのね…
神話の神社 霧島神宮
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やってきましたのは霧島神宮!
鹿児島・宮崎の県境周辺は日本神話と関わりの深い場所がいくつかあり、霧島神宮もその一つ。
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霧島神宮に祀られているのは、皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか?日本神話に登場する瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
日本の神社の中でも特に重要な神社と言えそうです。
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社殿は大きいし豪華だし、圧倒されます。まさに神様の格の高さを表しているかのよう。
戦前は官幣大社、簡単に言うと国がお金を出している神社の中で最も格が高い神社のうちの一つでした。
そういった制度が無くなった今でもこれだけ立派な神社であり続けている。霧島神宮がいかにすごい神社であるか物語っています。
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神社に来るとここ、手水舎撮りたくなるんですよね。
とても良い雰囲気の写真が撮れるので。
コロナ禍以降このタイプの手水をやめた神社も少なくないですが、霧島神宮はこの通り。
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続いては霧島神宮駅へやってきました。
写真が変な写し方なのは、駅前のベンチでくつろいでる人を写さないようにしたからです…
列車に乗るわけではありません。何しに来たかというと…
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霧島神宮駅は最近お土産屋さんやスイーツのお店ができたんです!雰囲気良くて落ち着く空間でしょう?
お腹が減っていなかったのでスイーツは食べませんでしたが、お土産のほうは大変上質な品物が取り揃えられていました。
地方にお住まいの方はよく分かると思うんですが、地方の駅って寂れて誰も使わない、寄りつかないみたいなところが多いですよね。
霧島神宮駅もかつてはそんな駅だったようです。こんな名前だけど霧島神宮から遠いし…
それがこんなにステキで楽しい観光地に生まれ変わって、私が訪れた日もそこそこ人が訪れていました。
嬉しい話ですね。私も地方に遊びに行ったことはたくさんありますが、寂れた場所が再び活気付くのは非常に難しいことです。
こうして再び活気付く場所が日本中に増えていくと良いなぁと思います。
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続いて、霧島神宮駅からちょっと歩いたところにあるこちらへ。
石レンガ造りの倉庫だった場所で、左側はギャラリー、右側はカフェになっています。
ギャラリーは写真が撮れませんが、現代アートが展示されていました。おそらく定期的に展示内容は変わるようです。
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カフェで一休み。レンガ造の雰囲気を活かした落ち着く空間です。
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コーヒーをいただきます
しっかり深みのある苦味がありますが、嫌な苦味は全く無く、スッキリとキレのある味わいでした。深みがあるのにです。
豆が美味しいのももちろんあるんでしょうが、私もあんまり詳しくはないものの、これは炒り方、挽き方、淹れ方が全て絶妙なのではないかと思います。
店員さんも「私ではないがコーヒーにただならぬこだわりのあるスタッフがいて、その人が手がけている」と仰っていて、なるほど納得。
こんなに美味しいコーヒーなかなか出会えないと思います。近所だったら何回か行きたいですが…九州の端なんですよねぇ…
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これは使うことはできませんが、薩摩切子が飾られていました。この空間の雰囲気に相応しい上質な工芸品がいくつか飾られていました。良い場所だぁ〜
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ちょっとバエる写真も撮ったりなんかして。
ずっといたい場所でしたが、お昼はお目当てのお店がありますのでこのあたりで…
黒酢の郷 桷志田
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車でおよそ40分、やってきたのは「黒酢の郷 桷志田」です!
一階では黒酢製品を販売していて、二階は黒酢レストランになっています!
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黒酢レストランからは桜島と…
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ズラリと並ぶ黒酢の瓶が見えます!
料理に使われる黒酢も、一階で販売している黒酢も、ここで作られているわけです。
「地産地消」なんて言葉がありますが、真横で作っているものがそのまま味わえるなんてのは結構珍しいのではないでしょうか?
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ランチメニューを注文!まず出てきたのは食前"酢"です!
酸っぱさほどほどで飲みやすい!
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お魚料理ですね!もちろんこれも黒酢が使われています。
が、言われないとそうとは分からないほどに酢が主張してくるかんじはしません。
つまりは美味しい美味しいお魚料理ということ。
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選べるメインディッシュ。私はエビチリにしました!
奥に見える小鉢も含めて全て黒酢が使われています。
黒酢といえば健康に良いもの。けど、料理に使うとなるとどうしたものか…となりませんか?
ここで食べた黒酢料理は、どれも普通の料理のようでした。
言われてみればほんのりと酸味、そして独特な味わいがするかな?と思わなくもない程度。
つまりは、黒酢は普通の料理に普通に入って、普通に味わう。それで良いんだと言えるでしょう。黒酢を前面に押し出さなくて良いということです。
それで健康に良いとなれば、なかなかお得な話ですね。
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黒酢ランチを食べ終えてレストランを出ようとしたところ、有名人のサインがズラリ。
超がつくほどの有名人もチラホラ見えますね。すごい場所なんだなぁ…
そんな場所に来る機会を掴めたのは、これはなかなか幸せなことかもしれません。
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黒酢畑(?)は入って見ることができますので、ちょっとお散歩。
もちろん、目の前にある瓶もちゃんと黒酢を熟成している本物ですよ。
さて、再び車を走らせて次なる場所へ向かいます。
思い出のあの場所
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私の旅行記を全て読んでいただいてる方なら、もしかしてこの景色に見覚えがないでしょうか?
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2月の九州一周旅行で訪れた磯工芸館です。
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薩摩切子のお店です。
九州に来て、薩摩切子を知り、惚れ込み、いつかこれを手に入れるんだ。そんな願いをここで叶えたのが今年2月。
九州で過ごした日々の中で特に思い出に残っています。
ここで手に入れた薩摩切子はもちろん美しいのですが、それよりもずっしりとした重みが印象的で…
九州でどう暮らしたか?九州で何をしてきたか?それを物語るかのような重さでした。
そんな思い出深い場所なので、最後にまた訪れたいと思ったんですね。
そうして切子を眺めていると、店員さんが話しかけてきました。
その店員さんは、私が2月に切子を買いに来た時にもお話した店員さん。
そのことをお話すると、おぼろげながらではありますが私のことを覚えていてくださったようです。
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店員さんは数量限定の新製品であるこちらのグラスのことをお話してくれました。ちなみにとても私が買えるお値段ではないです…
切子の色はどうやって出しているか?ガラスにいろいろなものを混ぜているんですね。
色が違うとなると、混ぜているものが違います。混ぜているものが違うとなると、ガラスの性質も変わってきます。
つまりはこのグラスは性質の違うガラスがいくつもくっついているのです。すると、吹いて膨らませるのが非常に難しい。均一になりにくいわけです。
それがこうしてグラスの形を成している。いったいどれほどの苦労があるのでしょうか。私には計り知れません。
こうして楽しいひとときを過ごし、思い出の地 磯工芸館を後にしました。
そしてこれで最後の九州旅行は終わりを迎えます。
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レンタカーを返却。2日間で440キロ走りました!
思っていたより大旅行になりましたね…
エンドロール
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さあ、ついに帰りの時間です…
鹿児島中央駅から新幹線に乗り…
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最後最後と言いながらまた訪れました。博多駅。
付近で一泊し、翌朝飛行機で九州を旅立ちます。
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さようなら、九州。旅立ちの空はそれはそれは綺麗でした。
最後の九州旅行、そして私の九州生活はこれにておしまいです。
皆さんお付き合いありがとうございました!
あとがき
遠い土地へのお引越し。
いろんな人にお礼を言って、ずっと会えていなかった人に会いに行って、やり残しが無いようにいろいろお片付けをして、遊んで…
それはまるで、『死』だなと思いました。
九州に引越してきた時にも思ったことです。
もちろん、本物の死ほどネガティブなものではありませんが…
この人にはもう会えないかもしれない。ここにはもう行けないかもしれない。こんなことはもうできないかもしれない。
とにかくそんな思いがたくさんよぎります。
きっと、こんな思いや経験を積み重ねて、得体の知れない死への恐怖を克服することで、人は穏やかに満足に人生を終えられるのではないか。
なんて、死を語るにはまだまだ私は若すぎますが。しかし私はそう思っています。
最後の九州旅行はどうするか?
最後の◯◯はどうするか?
そんな最後の◯◯の答えを積み重ねた先に、人生の最後はどうするか?という問いが横たわってくるのだと思います。
もし、大きな人生の節目がそこにあるのならば。
これで何かが最後になるかもしれない。
最後ならば、心残りが無いように何をしようか?
そうやってこれからも過ごしていくべきなのだと私は思いました。
さて、皆さん。
今、目の前に人生の節目はありますか?
節目があるのならば、ぜひ最後の◯◯を探して、後悔無きよう過ごしてみてください。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
最後の九州旅行 完
↓「最後の九州旅行」シリーズ ぜひご覧ください!