2位3位を攻略した今年の登山
今年も仕事と登山漫画とリアル登山をがんばった一年でした。
今年の大きな成果は、標高第2位の北岳と第3位の奥穂高岳を続けて登頂したことです。
漫画で描いているニュウの登頂からちょうど5年目。ひとつの成果とともに大きな区切りになったのかと思います。
標高が高いということは単純に登る高低差や行動距離が長いという事にもなります。それだけ全体の難易度が上がるので、計画も慎重になります。
若い時は「若さ」だけで2山とも登頂しているのですが、現在はそうもいきません。事前トレーニング登山で調子をみて、今までの登頂記録と照らし合わせて、可能と判断して計画しました。
といっても、通常よりもプラス1泊多い余裕ある時間計画です。
北岳は2泊3日、奥穂高岳は山小屋3泊しました。
それでも、キツかったです笑。
北岳(3,193m)
北岳は好天に恵まれ、山頂では素晴らしい景色を堪能しました。
北岳の先には間ノ岳があります。間ノ岳と奥穂高岳は同標高で第3位なので、間ノ岳まで行ければ2位3位同時制覇となるのですが、今回は計画外なので、途中まで行って戻りました。
この2位と3位の山をつなぐ稜線は「天空の稜線」と呼ばれ、日本で一番高い稜線です。ここ、歩きたかった!
でもこの景色を見れただけでも満足でした。素晴らしき絶景!
奥様も北岳を気に入ったようで、また行くこともありそうです。その時は天空の稜線を目指します!
奥穂高岳(3,190m)
こちらは天候による予定変更を余儀なくされ、計画通りにはいかなかったのですが、天気が崩れない事を信じて無事登頂を果たしました。
下は晴れていたのですが、山頂付近はガスで展望がありませんでした。
最大の難所はやはり穂高岳山荘直上のこの崖面です。
ここがクリアできるかどうかが課題でしたが、実際に登り始めると思ったよりは難しくはなく、奥様も無事クリアしました。
それでも途中でリタイアする人もいるようですし、高度感もあるので気の抜けない登山となりました。
また累積標高差も行動時間も過去最大でした。
漫画にあるように、奥様はホント、山なんて縁のない街育ちアウトドア苦手な人だったので、こんな場所まで行けるとは想像もしていませんでした。
これを達成できたのは、本当に何でしょう、人生の妙というか巡り合わせというのか、本当に、何なんでしょう笑?
こんな不思議な「人生の妙」を伝えたくて漫画を始めました。その漫画もまもなく最終話を迎え完結となります。
現在フルカラーのため時間をかけて少しずつ描いています。近いうちにはお届けできる予定です。
noteでは投稿するのが手一杯でなかなか全体の流れに参加することも出来ておりませんが、今年も一年が終わろうとしています。
来年も引き続き創作をがんばります。
みなさまも良いお年をお迎えください。
いつも見ていただきありがとうございます!
もりのこえより