問題を問題ではなくするマインドの使い方【田島大輔のWeekly Online Coaching 001】

2024年8月22日 19:31

はじめに

皆さん、こんにちは。田島大輔です。
日頃、皆さんは様々なことに腹を立てたり、問題だと感じたりすることが多いのではないでしょうか。そういったものがなくなれば、皆さんのストレスも減り、よりハッピーな状態が続くと思います。しかし、現実には日々様々なことで腹を立てている状況が多々あると思います。
今回は、そういった状況への対処法、そしてそもそもそういったことが起きないようにするにはどうすればよいか、というヒントをお伝えしていきたいと思います。

高校での講演経験から

先日、高校で行われた講演会にお呼びいただき、コーチングの話をしてきました。コーチングの知識を伝えていくことは私自身がやっていきたいことですし、聴衆の高校生にとっても、この年代でマインドの仕組みや使い方について学ぶことは、一生の財産として非常に有効なものになったのではないかと思います。
しかし、講演以外の場面で目にした光景に、私は少なからずショックを受けました。それは、いわゆる「生活指導」と呼ばれるものでした。

生活指導の現状

皆さんも学生時代を思い出してみてください。学校によって校則の厳しさは様々だったと思います。私が訪れた高校では、制服の着方を含め、かなり厳格な指導が行われていました。
例えば：

スカートの丈が規定より短い
学校指定以外の服を着ている
髪型が校則に反している

これらに対して、厳しく注意がなされていました。場合によっては、校門で一人一人チェックされ、規則に反している生徒は呼び出されて直させられるという光景もありました。

問題の根源を考える

このような状況を目の当たりにして、私は考えました。なぜ先生たちはこれらを「問題」だと捉え、怒りを感じるのでしょうか。
結局のところ、「問題」や「怒り」の感情は、ある「正しい」とされるルールから生まれているのです。例えば、非常に自由な校風の学校であれば、服装に関する厳しい規則はないかもしれません。または、インターナショナルスクールであれば、多様な文化背景を持つ生徒たちがいるため、特定の服装や髪型を「問題」とは捉えないかもしれません。
つまり、何を「問題」と捉えるかは、その環境や設定されたルールによって大きく変わるのです。

問題は生み出されている

ここから考えると、世の中の多くの「問題」、そしてそこから感じる怒りの感情は、実は人為的に生み出されているということが分かります。
多くの場合、私たちが「問題」だと感じていることは、自分で決めたルールではなく、他者や社会から与えられたルールに基づいています。しかも、そのルールを盲目的に受け入れ、それに合うか合わないかだけで判断しているケースが多いのです。

新しい視点：本当にそれは問題なのか

私は日々、様々な「問題」の相談を受ける立場にあります。そこで感じるのは、「そもそもそれって問題なのだろうか？」ということです。
多くの場合、人々が「問題」だと感じていることは、実は本質的な問題ではありません。それは単に、長年受け継がれてきたルールや慣習に反しているだけかもしれません。
例えば、親が子供の行動を「問題」だと感じる場合も多々あります。しかし、それは本当に問題なのでしょうか。それとも単に、親の期待や社会の慣習に合わないだけなのでしょうか。

マインドの新しい使い方

ここで提案したいのは、「問題」だと感じたときに、以下のステップで考えてみることです：

なぜ自分はこれを「問題」だと感じているのか？
その背景にあるルールや価値観は何か？
そのルールや価値観は現在でも有効なのか？
もし無効だとしたら、新しい価値観やルールはどうあるべきか？

このように考えることで、多くの「問題」が実は問題ではないことに気づくかもしれません。そして、本当に重要な問題に焦点を当てることができるようになるでしょう。

クリエイティブな問題解決へ

「問題」だと感じたときこそチャンスです。それを通じて、自分の価値観や社会の慣習を見直す機会となるからです。
皆さんには、より本質的な問題を見出し、それを解決するためにクリエイティブになっていってほしいと思います。そうすることで、日々のストレスも減り、より充実した人生を送ることができるはずです。
次に怒りを感じたとき、それは本当に「問題」なのか、一度立ち止まって考えてみてください。それが、よりよい未来への第一歩となるでしょう。

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※この文章は動画から生成AIによって自動で作成された要約版です。そのため、一部誤変換や読みづらい文章がある可能性がございます。完全版は以下の動画をご覧ください。
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