趣味をガチれない者が仕事でガチれる訳が無い
真面目にやれよ、仕事じゃねぇんだぞ!
この言葉は、芸能人のタモリさんの発言として一部で知られています。実際の発言であったか真偽までは確認していませんが、私はこの言葉が好きです。最近、この言葉の意味を少し理解できた気がします。
というのは、つい最近、ギターを練習し始めました。
中学の頃もギターをやっていたのですが、当時はただジャカジャカ鳴らすだけで基礎練習などは全くしなかったため、全然上手くなりませんでした。
大人になってから再開し、今度は曲を弾けるように目標を立てて、そのために必要な技術を磨くための基礎練習も毎日やっています。
開始から1週間くらいは指が痛かったりしましたが、基礎練習と曲のパート練習をすごくゆっくりなテンポから始めて、正確に弾いている体験を積み重ねた結果、少しづつテンポを速くできたり、難しいコードを押さえられるようになっていきました。
この体験を得て、ゆっくりでも小さくても、確実に成功体験を積み重ねることがとても重要だと改めて気づきました。
これはあくまで趣味なので、利益を考えなくてもいいし、他人から急かされることもありません。一人でやっていたって構いませんし、どこでやってもOKです。(楽器なので近所迷惑とかは考えないといけないですが、、)
しかし、自分が大好きなその趣味ですら雑にダラダラとやったり、何も工夫をせずにただ消費していただけでは、どんなことなら成果をだせるんだ?という問いが生まれ、タイトルに書いた結論に至りました。
仕事ができる人というのは趣味の世界でも、いかに成果を出すかを考えながら趣味をやっている人が多い気がします。ゴルフのスコアがすごく良くて社内コンペで無双している人が仕事において有能だったりするパターンは実際にありました。
今の仕事がイマイチ頑張れないなら、せめて趣味には全力になってみてもいいんじゃない?というお話でした。