スロバキアのブラチスラバへ小旅行
オーストリアのウィーンから1時間ほどの距離にある、スロバキアの首都ブラチスラバにロンドンから1泊2日の小旅行にいってきました。ブラチスラバは、ドナウ川とモラバ川が交わる場所に位置し、オーストリアやハンガリーの国境にも近い場所にあります。空港に着いてバスで市内へ、それからバスを乗り継いでブラチスラバの郊外へ向かいました。
デヴィーン城
ブラチスラバの郊外にあるデヴィーン城へ。
デヴィーン城の名前が初めて文献に登場するのは863年で、グレート・モラビア帝国の一部として要塞が築かれたそうです。日本でいうと平安時代に築かれたお城というのは驚きです。城の敷地内には歴史博物館があり、城の歴史や地域の文化を学ぶことができました。
デヴィーン城は、ドナウ川とモラヴァ川の合流点を望む絶景が魅力のひとつです。緑が広がっているなかに雄大な川が流れていて、対面にはデヴィーン地区の町並みも広がっていました。お城だけではなく、遺跡を散策したりと思っていたよりも楽しめました。
Most SNP (UFO Tower)
UFOタワーと呼ばれるブラチスラバの観光名所のひとつを対岸から眺めます。橋は歩行者専用のレーンがあって、簡単にアクセスすることができます。ひとりではなかったら、夜にディナーでも食べたかったところです。不思議な建造物。
ブラティスラバの旧市街は、ヨーロッパ国内からの団体客が多くおり、お洒落なカフェやレストランもたくさんあります。アイスカプチーノという珍しい飲み物を優雅にテラス席でいただきました(カフェラテはアイスがあるけれど、カプチーノはアイスないよな?!)
絵を描いている方がいたり、談笑したりと思い思いに過ごされている。
オーストリアのウィーンから近いこともあり、なんだか中欧の街並みを彷彿とさせます。UFOタワーの向こう側には、東欧のような集合住宅のような建物が立っていたりと中欧と東欧の両方の歴史を感じさせる町並みでした。
ブラチスラバ城
歩いてブラチスラバ城へ。ドナウ川を見下ろす丘の上に位置し、都市の象徴となっています。城からは市内や近郊の景色が一望できますが、歩いて向かうと汗がだくだくです。
城の四隅にそびえる塔は、遠くから見るとまるでテーブルの脚のように見えて、「テーブルがひっくり返されたようなお城」という表現が使われることがあるそうですが、どの辺がテーブルをひっくり返されているのかよくわかりませんでした。
ロンドンとは違う晴天が気持ち良い。
聖マルティン大聖堂には、たくさんの礼拝者の方がいました。
ミハエル門
ブラティスラバのランドマークでもある、ミハエル門
塔の上部には展望台があるので、展望台に登ることもできます。レストランが立ち並んでおり、たくさんのひとで賑わっています。ちょうどサッカーのユーロ(国際大会)が開催されていた時期だったので、地元のひとたちがビール片手に熱狂していました。
中央の噴水広場では、暑いからか水蒸気が噴いていました。
お土産屋さんも可愛らしくて素敵なものがたくさんありました。
Slovak Pub
1日の締めにスロバキア料理を食べに行きました。ハルシュキとピロヒー、そしてビール!チーズと小麦粉で思っていたよりもお腹いっぱいになってしまいました。
朝10時に着いて、次の日の8時には帰る、ロンドンから弾丸で1泊2日のひとり小旅行。飛行機で1万円程度行けるからとふらっと行ってみたら、なんだかほっこりとした2日間になりました。なんだかひともとっても優しくて、町もゆったりとしていてすごく素敵な滞在になりました。