解説「IPO上場:キオクシア」株価どうなる?
キオクシアホールディングスが12月18日付で
東京証券取引所プライム市場に上場することが決定しました。
関東財務局に提出した訂正有価証券届出書によると、
想定時価総額は7500億円となっています。
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新規発行株式数は約2156万株で、
売り出し株数は約5038万株に上ります。
国内のオーバーアロットメントは最大で約1079万株で、
ロックアップ期間は2025年6月15日までとなっています。
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キオクシアHDはNAND型フラッシュメモリーの専業メーカーで、
データセンターや
パソコン、スマートフォン向けメモリーを生産しています。
また、最先端の「第8世代」メモリーの量産準備を進めています。
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上場に向けた準備は長期間にわたり、
2020年には新型コロナウイルスの影響で延期されていましたが、
今回は半導体株の調整局面に入ったことで遅れています。
日本取引所グループの山道裕己CEOは「期待している」と述べ、
成功を祈っています。
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一方で、
生産規模や積層化技術で韓国勢に後れを取っており、
米ウエスタンデジタルとの経営統合に向けた協議も停滞しています。
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【キオクシアとは】
キオクシアは東芝が経営再建策として2018年に売却し、
独立した半導体メモリーの大手です。
純粋持株会社キオクシアホールディングス株式会社
(旧・東芝メモリホールディングス株式会社)の完全子会社。
株主の構成は
ベインは議決権ベースで56%出資し、
東芝が41%、HOYAが3%を保有。
上場後はベインが約200億円分の株式を売り出し、
出資比率を51%に下げる。とのこと
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【キオクシアの技術力】
最先端の「第8世代」メモリーの量産準備、とのことですが
確か、現行のNANDフラッシュメモリは
第6世代:BiCS6世代あたりだったと認識しています。
2世代先の技術、ということで
記憶密度が50%、電力効率が30%、
インターフェイス速度が60%向上とアピールしています。
一昔前なら
「メモリーは東芝」という時代もありました。
日本人は細かい作業に向いている手先の器用さがあり
業界のアドバンテージ(優位性)はあります。
従業員数は約10,600名(連結で約15,200名)、
大手メモリ企業 世界ランキングでは、12位あたりに位置。
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【NANDフラッシュメモリの需要】
先日、わたしもコミュニティで
「メモリが安い!買った!」と報告していますが
業界が先細りするわけではありません。
2024年に43億米ドルと推定されている規模は
2029年には100億米ドルに達すると予測されています。
単純に5年くらいで株価は2倍程度を期待できる、と
そういうことです。
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【キオクシアの株は買いか?】
IPOに関しては「上場ゴール」という罠もあり
安易に飛びつくことは早計です。が
キオクシアの初値は
公募の想定1,390円をうけて
1,320円 ~ 1,440円程度と予想されています。
このレンジなら
「充分に投資対象」として見ていいレベルです。
「東芝」にはネガティブなイメージもあるでしょうが
「東芝のメモリ」には投資家なら魅力も感じるでしょう。
初値次第では私も参戦するかもしれません。
いうて、
そこまで渇望するような魅力のある銘柄でもありません。
銘柄に対する期待値は20~30%程度でしょうか。
参戦するにせよ
ズッコケても泣かない金額でベットしたいものです。
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