見出し画像

【乳がん闘病記:62】その後。現在のアルコールとの付き合い方。

久々のnote更新!
10月はやることややりたいことが色々出てきて
更にコロナの影響で昨年からだいぶ減っていた仕事が
ここに来て少しずつ平常に戻りつつあり
なんだかんだと忙しくしていました。

note仲間の皆様
この記事書き上げたら順次訪問させて頂いて
ゆっくりこれまでの記事、読ませて頂きますね。

さて、今回は前回の予告通り
「アルコールと私、現在」について書きたいと思います。

現在はホルモン剤のタモキシフェンを毎日服用するくらいで
その副作用もほとんどなく
体調に関しては「私、本当にガンでした!?」って言いたくなるくらい
元気に日々過ごせています。

元気になったら
仕事が忙しくなってきたら

乳がん発覚前までは
余程の体調不良日以外は毎日お酒を飲んでいた
あの生活に戻りたくなるのではないか
そう思っていました。

が、今のところ
飲酒に関しては退院後からずっと同じペース
週に1、2日飲む程度
しかも1回の飲酒量も以前に比べて減りました。

飲みたいな~とは毎日思うのです。
仕事からの帰宅途中、大抵「今日は飲もう!」と思ってます。

でも、家に着くと
「まずはノンアルコールビールでいいかな。その後飲みたかったら飲めばいいし。」と思い
結局ノンアルコールビールだけでいいや、となります。

自分がこんなにスムーズに節酒出来るとは思っていませんでした。
飲まなくてもいい体になるなんて
闘病生活
それに美味しいノンアルコールビールを製造して下さっている飲料メーカーさん達に感謝です。

毎日飲酒から週1、2回の飲酒生活に変わって5ヶ月くらい。
この生活習慣の変化は
様々なメリットを生んでくれました。

その1、夜の自由時間が増えた。
お酒を飲むと思考が停止するので、その後はお風呂に入って寝るくらいしか出来ません。
だから心身が解放されてストレス解消になる、という部分もありますけどね。

でも、飲まなくなって気付いたんですけど
心身を解放する方法はお酒以外にもあるんですよね。
本を読んだり動画を見たり
私の場合は更に、大好きな旅の計画を練ったり旅行ブログを作成したり
写真の勉強をしたり
酔っぱらっていなければ帰宅して寝るまでの間に好きなコトが出来て
好きなコトだから癒されるし前向きな気持ちで1日が終われる
今はそんな夜を過ごせています。

その2、体が軽くなった
乳がん発覚前からすると数キロ体重が落ちました。
抗がん剤もやってないから食欲自体は今日まで一度も落ちたことがなく、食事制限も行っていません。
(中性脂肪高め、と言われたので糖質だけ気にしていますが)
たまに頑張って歩くくらいで大して運動もしていないので、体重減少はやはり節酒の影響が大きいと思います。
でも、毎日飲んでいた頃の方が食べてなかったけどな~と思うんだけど
以前は夜遅くにダラダラ飲んでたから、アルコールのカロリーをそのまま蓄積していたんでしょうね。

ちなみに深夜に飲酒した日は
翌日の午前中くらいまで体がだるくて重いカンジになっていたけど
今は帰宅が遅い日は飲まないので、朝の体が軽いです。

その3、血圧が正常値に戻ってきた
自分が高血圧だと気付いたのも乳がんのおかげです。
乳がんの針生検の時、血圧が160くらいで乳がんよりもそちらに恐怖を覚えました。
(この時は針への恐怖と遅刻したことでの焦りで異常に高かったようですが)

以後、定期的に測定するもだいたい上が140前後、下が90台。
これはまずいなぁ・・・
手術が終わって元気になったら、血圧の病院に通わなきゃかな、と思っていました。

が、現在は上下ともにほぼ正常値。
そして正常値になると以前度々あった症状
動悸や頭や首の圧迫感というのがいつの間にかなくなっていました。
あれ、高血圧が原因だったのか。

もし乳がんにならなかったら私は飲酒を減らそうなんて考えもしなかったと思います。
この時間がないと自分はリセット出来ないとずっと信じてたから。
そしてどんどん太って、ダラダラと飲んで夜更かしして朝起きれなくて
晩年は肝臓か血管の病気で苦しむことになってたんじゃないかな。

こうなってくると
超初期で見つかった乳がんは
私にとっては神様からの贈り物だった、と言っても過言ではないかもしれません。
もちろんこの先、再発と背中合わせの
スリリングなプレゼントだけど。

ちなみにあまり飲まなくなったら
お酒に弱くなったりするのかな~と思っていましたが
私の場合、その辺は全く変わりません。
ちょっと飲んだだけで酔いが回るっていうこともないし、気分が悪くなることもないし
飲もうと思えばいくらでも飲めるカンジです。

だからお酒をキライにもなりません。
むしろ、たまにしか飲まない今だからこそ
「お酒って本当に美味しいなぁ!お酒が飲める体質で本当に良かったなぁ!」と
心から幸せを感じながら、味わって楽しんで飲んでます。

今は断酒するつもりはないし
飲むと決めた日は堂々と飲みます。
飲まない体の心地よさを知った今、もう飲み過ぎる人生に戻ることもないと思うので
「お酒は心の友」として、これからもつかず離れず付き合っていくつもりです。

さて、アルコールと私の新たな関係性の話はここまでにして
次回は間もなく11月の診察日がやって来るので
また改めて現在の状況についてまとめてみたいと思います。

では、少し早いけど
皆様、ハッピーハロウィ~ン♪

自分の治療や生活は何とかなるので、もしサポート頂けましたらご支援は近くの保護猫支援団体に寄付させて頂こうと思います。ネコ達に沢山生きる力をもらってきたから、せめてもの恩返しに。