vol.4。たびとねこ、その2。
たびとねこって
一見相性良さげですよね。
旅好きで猫好きな人、私の周りにも沢山いますもん。
でも、現実問題
猫好きであればあるほど
旅に出るのが難しくなるっていうジレンマがあります。
やはり何と言ってもお世話が必要ですからね。
最低食事とお水、そしてトイレのお世話が必要。
ある程度大人になっていて健康な猫であれば
1~2日くらいなら
自動給餌器や給水器を準備して
トイレもいくつか用意していれば問題ないかもしれません。
でも、それも何だか心配なんですよね。
機械だし、故障したらと思うと・・・。
そうすると、誰かにお世話をお願いすることになります。
短い日数なら近くに住む家族や友人に頼めるかもだけど
例えば一週間連続、とかになると、さすがにお願いしにくい。
となるとペットシッターさんにお願いする、ということになるんだろうけど
知らない方に留守中を任せるワケだから
信頼出来る方をじっくり選ばなくてはいけないだろうな、と思う。
犬はいいなぁ。
犬だったら車で一緒にドライブしたり旅行に行けたりするし
最近は犬と泊まれるホテルも増えて来たもんね。
キャンプ場でも犬と一緒の人、よく見かけます。
もし、犬と生活する人生だったら
私、キャンピングカーとか買ってたかもしれないなぁ・・・。
猫は、稀に外出好きなコもいるみたいだけど
基本的には外には連れ出せませんもんね。
ちなみに私は
3年前までは妹家族と同居していたので、その頃は比較的自由に旅に出ていました。
でも、とあるキッカケで双子の赤ちゃん猫を引き取ると同時に引っ越すことになり
引っ越してしばらくはその2匹を育てることが優先で旅はお預けとなりました。
そして、やっと1才過ぎ病気もなく元気だと分かって
国内1泊旅行に数回出かけてお留守番に慣れてもらい
では、少し日にちを伸ばして3泊4日のグアム旅に出てみよう!と準備を勧めていた矢先
コロナが猛威を振るい始め、あえなくキャンセル。
で、現在に至る。
でも昨年、そして今年と
旅が出来ない状況になったのは私にとっては幸いでした。
何故なら昨年は15歳の愛猫ナツコがリンパ腫を発病し、数か月の闘病ののち旅立ちましたし
今年はもう1つのマガジン「右胸のGood Luck」にある通り、今現在私が乳がんの闘病を余儀なくされたからです。
まぁ、私の闘病は旅と両立出来るかもだけど
猫の闘病はそうはいきません。
元気で猫好きな同居、または頻繁に自宅に来てくれる家族や友人がいて
猫自体も元気でないと
猫好きが気ままに旅をする生活っていうのはなかなか難しい、と思うのは私だけでしょうか。
今後の人生も伴侶を持たず
一人で生きて猫と暮らすつもりなら
旅は諦めるべきか
それとも自由に旅する人生の為に
猫との暮らしを諦めるべきか。
いや~っ!!
どっちも諦めたくはないっ!!
だって本当に、どちらも私の人生にはなくてはならないものですもん。
ということで
これからも私は
試行錯誤しながら「旅」と「猫」を愛する人生を歩んでいくのでしょう。
そしてその道は、何だか進み甲斐がありそうな・・・。
ひとまず何処にも行けない今は
3才になる双子のテン&ルビが元気でいられるように
そばにいてしっかりお世話したいと思います。
黒猫→テン
ハチワレ猫→ルビ
双子の女の子。3才。
自分の治療や生活は何とかなるので、もしサポート頂けましたらご支援は近くの保護猫支援団体に寄付させて頂こうと思います。ネコ達に沢山生きる力をもらってきたから、せめてもの恩返しに。