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【乳がん闘病記:30】繋がる。眼科の先生からのメッセージ。

昨日、初めてサポートして頂きました!!
有難うございます。
サポート欄に書いている通り、地域で保護猫活動に従事されている団体へ寄付させて頂きます。
また、きちんと後日ご報告させて頂きますね!!

さて、昨日の話の続きになります。
カフェを出た私は
予約していた眼科へ移動しました。

昨年末から定期健診でお世話になっている眼科です。
ここも乳がんでお世話になっているクリニック同様
あまり深く考えず
仕事先の近くで仕事の前に行けるところないかなぁ、とネットで検索して見つけたクリニックでした。

先生は女医さんなんですが
超美人なんです。
美しすぎる女医コンテストなるものがあれば
絶対に推薦したいくらい。

年齢も初対面の時は20代後半くらいに見えて
正直「こんな若くてキレイな先生じゃ頼りにならないかもな」と思いました。
でも

検診の画像を見る真剣な眼差し
細やかな診察
そして私に検査結果を伝える時に「恐らくこれになるだろう」と持ち出した
分厚い医学書

何度も読み直したのかボロボロで
至る所に付箋が貼ってあり、開いたページにはマーカーも数か所引いてある。

すっごい努力家なんだ・・・
見た目で失礼な判断してしまった自分を猛省しました。
ちなみに後ほど調べたら大学病院で長く勤務されていた先生でした。
(最初20代と思ったけど、勤務歴からすると30代後半くらいなのかな)

この日の検査結果を見ながら前回と比較しての説明
そして今後の検診ついての話になったので
「実は乳がんが見つかって、来月手術なんです。
なので次の検診はいつ来れるかまだ分からなくて。」と伝えました。

さすがは医療のプロ。
驚くでも同情するでもない
目の症状を聞き取る時と同じ表情で「そうですか。」と一言。
そして
「こちらは今すぐ悪化する、ということもないでしょうから
検診はお身体が落ち着いてからで大丈夫ですよ。」と仰って

手術する病院もこの辺ですか?と聞かれたので
手術する病院はは近くの○○病院です。
でも執刀されるのはそのまた近くのクリニックの先生で・・・と説明すると

あ、もしかしてF先生ですか?と先生が仰って。

ハイ!そうです!
えっ!?もしかしてお知り合いなんですか!?と尋ねると
知り合い、という程ではないんですが
医師会の会合で何度か顔を合わせたことがあって、とのこと。

で、この話はここで終わって診察へ。
実際に目の奥を診て頂いて、今のところは大きな変化なし。
今後も検診とサプリメントで様子を見ていきましょう、という診断結果を聞いて「分かりました。」と席を立とうとしたら

「あの!これは診察とは関係ない話なんですけど!」
ちょっと口早に引き止めるような声。
世間話をするような方でもないので「ん?」と思って座り直すと
先生の口からこんな言葉が。

「私の尊敬する先輩が乳腺外科で女医をやっているんですけど、その方に以前、『この県で一番お勧めの乳腺外科の先生って誰だと思う?』って尋ねたら、その先輩が迷わず『F先生』って言ってたんです。その先輩も素晴らしい先生で、その先生がオススメするくらいの先生ですから。Yさん、絶対に大丈夫です。手術、頑張って下さいね!」

おっと・・・この時のこの言葉と美人先生の笑顔を思い出して涙が・・・。

実際、診察室で聞いた時も涙が出ました。
涙目で「そうなんですね!それはとても嬉しいニュースです。有難うございます。ハイ、頑張って来ます!」と答えました。

この先生を信じよう、と思ったことが間違いでなかったこと
先輩の言葉を眼科の先生が覚えていてくれたこと
そしてそれを私に伝えてくれたこと

無関係だと思っていた点と点が繋がって
その輪っかはお医者様たちの優しさや誠実さ、信念といったものに満ちていて
感動と感謝で胸がいっぱいになりました。

それまでの幸運続きにこの一件が加わったお陰で
手術前の私は本当に落ち着いた心理状態でいられました。
眼科の先生にお会いするのはもうしばらく先になりそうだけど
元気になったら
あの時は本当に有難うございました、と改めて伝えたいと思います。

さて、2回に渡ってちょっと過去の話をしましたが
退院して5日になるので
次回はここまでのリハビリ生活のことを中心に書いてみるつもりです。
順調なのか停滞しているのか(さすがに後退しているとは思いたくない)
分からないくらいの進捗具合ですけど(笑)



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自分の治療や生活は何とかなるので、もしサポート頂けましたらご支援は近くの保護猫支援団体に寄付させて頂こうと思います。ネコ達に沢山生きる力をもらってきたから、せめてもの恩返しに。