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深夜のTLにてモヤる

なぜ深夜のTLってモヤっとするツイートを見つけてしまうんだろう(´・ω・`)

仕事のことで悩んで眠れなかった時にぼんやりTLを眺めていて、視界に飛び込んできたツイートがありました。

はなはだ不快だったので二度見してしまいました。

「不満があって会社を辞めた人はどこへいっても同じような不満を持つのかな。会社によりかかっているとそうなるんでしょうね。」

正確には違うかもですがこんなことを言ってました。


その人がどんな背景があって会社を辞めたのか、事情を知らない者ほど決めつけで知ったような口を利く傾向があるなぁと、ため息しか出てきませんでした。

そして、そのツイートを引用RTしていた別の方(自称経営者)のコメントが

「サラリーマンでもできる人ってどうすれば自分がどう貢献できるかを常に考えていて一緒に仕事していて気持ちいいよ」

こちらもはっきりと覚えてはいないけど、こんな内容だったと思います。

言わせてもらいますがそもそもデキる人は、人を小馬鹿にしたようなこと言いません。

一流企業に勤めて他の企業で働いた経験がない、ある意味恵まれた環境しか知らない、
躓いた経験のない人って、なぜこうも時に冷たく、思いやりのないことを言うことが多いのだろう?


非常に悲しい気持ちになりました(´・ω・`)

そういう人が将来、独立して人を雇う立場になったら、労働者の気持ちを理解しないまま、ブラック企業とまではいかなくても、働いている末端の人間のことを理解できない経営者になってしまうのだなと思いました。

そういう会社に限って壮大な企業理念を掲げています。

他者への思いやり、共感力の欠如

仕事関係に限らず自己啓発を口にする社会貢献活動の集まりの中でもこういう人はいます。実際にいました。

表面的にはとても素晴らしい、誰にでも公平で温厚な理想的な人物に見えるのが厄介です。

でも、そういう人の共通点として

・自分の実体験として、自分の努力だけではどうにもならない理不尽で過酷な状況に陥ったことがない。

・人から聞いた経験やネットで調べた事例からの情報、知識で知っているつもりになっている。

本来、いちばん大切な部分(思いやり、共感力)が欠けてしまっているから、致命的に人の気持ちがわからないのでしょう。

私が出会った、共感力の欠如した一見すると人格者

以前、再生可能エネルギーなど地球にやさしい活動をしようという趣旨(他にも活動内容は多岐にわたります)の集まりに私は参加していたことがありました。


主催している方が、まさにそんな感じの方で失望したことを覚えています。

素晴らしい理論展開で、理想的なことを熱意をもって話されるんですが、どうしても上辺だけ、表面だけキレイに取り繕ったように映るのでとても嘘っぽく、虚しく映るのです。

最初のうちは「若いのに感心な青年だ」と話を聞いていましたが冷静に観察していると、なんだか新手の新興宗教みたいな胡散臭ささえ漂ってきました。

一見、話術も見事なので、この人についていけば正しい道に進んでいけそう、と思わせてしまうのが要注意な点です^^;

相談した時にその人の本質に触れました

そのグループに参加して間もない頃、チャットでの定例会があるというので参加しました。


その時初めて会ったメンバーの男性から不用意にセクハラ的な言葉を投げかけられ私はとても不快な思いをしました。

後日、リーダーにその時の経緯を説明し相談したのです。

(以下の状況説明は不要かも知れません。かえって本題をわかりにくくさせてしまうかも知れませんが自分の思うまま書かせてもらいます。)

当時、使用していたのは無料ブログサイトでした。そこで個々にブログを運営し、アバターを作っていてそのアバター同士でチャットで交流する場があったのですが、私はそこでは男の子のアバターを使用していました。

男の子のアバターでも、なんとなく女性だとわかる時もあるのか、チャット内に入って第一声で不快な言葉を投げかけられたので、即座に反論できず固まってしまいました。


会議の間ずっと、その不快感が残っていて気持ちの切り替えができず、会議の内容は頭に入ってきませんでした。

これは一例ですが昨今、セクハラを訴える人を叩く風潮もあるので主張しておきたいのですが、
こういうことは被害を受けた当事者にしか本当のつらさは理解できないし二次被害もあります。

周りの人が理解してくれない、さらに傷つけられて嫌な思いをする、その連鎖です。
私は過去、セクハラもパワハラも、痴漢被害など一通り、そういったことは経験しています。


女性として生まれてきて怖い思い、不快な出来事がたくさんありました。

そのような経緯から警戒心が人一倍強いので、このサービスの利用を開始した時にアバターを可愛らしい女の子ではなく、あえて男の子のキャラ設定にしていました。

話をそのリーダーに相談したところへ戻しますが
リーダーの私への対応が本当に他人事であり、その人の回答から本質が見えてしまいました。


社会問題に詳しくても、身近な人(これから一緒に活動しようというメンバー)を助けられない
「大義を掲げても、こんな偽善的な人には何も成し遂げられないだろう」と判断したので
その件をきっかけに私はその集まりを脱退しました。


どれだけ素晴らしい理念を掲げていても人間性に問題がある人から聞く話には魅了されませんでした(´・ω・`)

上辺だけ取り繕ってもメッキは剥がれます

深夜のタイムラインを眺めていて、そんな何年も前のイヤな記憶を思い出したという訳です。

ネットビジネス、起業、副業、転職、ブログで収益化などのジャンルでSNS界隈に身を投じてみるとみなさんもご存じのとおり、怪しい人物博覧会という盛況ぶりです。

上から目線で、事情も知らない他人へアドバイスしてやるという態度の人がたくさんいます。


そんなにいろいろな経験豊富で、他人にアドバイスできるほどの人物なの?と思うことも。


人とのつながりを大切にしたい、とかギブギブ言ってますが綺麗ごと満載でなかなかに滑稽であります。下心が透けてみえるんですよね|ω・`)

実際にそのような目に遭っていないとわかりにくい話だと思いますが、そういう方と接した経験があれば私が言ってることがどういうことなのか、わかっていただけると思います。

表面的な同情ではなく当事者意識を持つこと

私の場合、受ける企業ほとんどがブラック過ぎて長続きできないのですが
私の夫もまた飲食業界で超絶パワハラ親分の元で仕事していた時期もありました。

その時は送り出す私までつらくて「もう働かなくていいから」と言った記憶があります(・_・、)

毎日、夫が無事に帰ってくるまで、顔を見るまで心配で落ち着きませんでした。


それくらい飲食店の厨房などは、言葉で説明するよりも先に手が出るような世界です。切り傷、火傷はしょっちゅう、体罰もありです。


私も日本料理店、洋菓子店のキッチンに勤めた経験があるので、自分の経験としてどんな職場か知っています。


夫はこの職場の前に自分の店(オーナーは義父)で店長を任されていたので責任感は強いです。

ある日、普段は我慢強い夫が泣きながら帰ってきたのです。きっと帰りの電車の中でも涙があふれていたんだと思います(・_・、)


こんなことは初めてだったので、よっぽどのことだと思いました。


私には詳細は言いませんでしたので問いただすと、日常的にかなりつらい状況で仕事していたようです。
その時のことは今思い出しても居たたまれない気持ちになります。

私自身、行く先々であらゆる理不尽な仕打ちに遭い、転職しまくりの不安定な雇用に翻弄されて生きてきました。


つらい職場に我慢して長居することに価値を見出せなかったので、愛する夫が精神的にも体力的にも気力を失いながらも仕事を続けることは反対でした。

次の転職先のことなど考えている猶予はないと思い、すぐに退職するよう強く言いました。


現在の夫の職場では多少の悩みはありますが、体罰などはなく仕事に集中できる環境にいるようで、転職してよかったと安心しています。

収入が減るとか、そんなことより夫の健康のほうが大切です。
鬱や精神的な疾患を発症してしまったらたいへんだということはよく理解しています。

労働問題を扱うボランティア活動に参加していた時、仕事の悩みから病気になってしまった人に接する機会がありました。


一度精神的な疾患が出てしまうと、なかなか元気だった時の状態に戻ることは難しいのです。

特に仕事関係の悩みで、収入が途絶えることの不安から無理して働き続けるということはプラス要素はまったくありません。


「この職場はダメだ、自分には合わない。」と思ったなら、すぐ決断して環境を変えることがいちばん大切です。

冒頭の話に戻ります。

冒頭の話に戻りますが、すべての人が理想的な職場、人格的な上司、同僚に恵まれて
自分の得意なことを発揮しながら生き生きと仕事に情熱を注げるか?というと

そんな人は一部の限られた人だけだと私は言いたいのです。

人には、それぞれ得意なこと、苦手なことだってあるし、人間関係で不器用な人もたくさんいます。


みんなが同じようにがんばれる訳ではないと思います。

職場での悩みのうち、人間関係で苦労している人は多いんじゃないでしょうか?

将来、経営者となり、人の上に立とうと考えている人なら、尚のこと主観ではなく他者への共感力が必須だと思います。


しかし残念ながら、人間としての経験が浅く、自分の経験したこと以外は理解できていない人が多いのも事実です。

これは何も若い人だから、という決めつけではありません。


実際に、いいお年の上司や社長でも「あー、この人は今まで順調にここまで来て、頭を打ったことがないのね。」という残念な人はいました。

反面教師だと思って、自分がそうならないように気をつけたいと思う次第です。

そろそろまとめます☆

このnoteでは私のこれまで関わってきた会社での経験から、転職について
副業について、対人関係など、ブログとは違う切り口でお話できたらと思っています。

生活していくための収入を得る手段としての仕事は重要です。

誰もが自分の好きなこと、得意なことを仕事にできる訳ではありませんよね。

生活費のためにイヤな仕事を我慢している人のほうが多いはずです。

心の健康を維持しながら、そのどうしようもない悩みを少しでも解決する方向に向かえたら、少しは生きづらさを緩和することができるのではないでしょうか。


簡単にはいきませんが需要のあるテーマではないかと思います。

自分の働いている環境は健全なのか

労働問題は難しいです。自分が労働問題に遭遇しなければ考えもしないテーマだと思います。

でも最低限、こういった場合にどう対処すればいいのか?ということを少しでも知っていれば被害を最小限にできる可能性が出てきますよね。

何よりも、困った時に相談できる場があるというのはかなり心強いものです。

私は派遣とアルバイトの違いや派遣で働くということの意味(デメリット)を知らないまま、派遣会社に登録して細切れ雇用の道を辿ってしまいました。無知だったことが原因です。


30代後半のある日、派遣先のトラブルで不当な解雇という不遇な目にも遭いました。

その時、会社(派遣元、派遣先)のやり方にどうしても納得いかない自分がいたのです。


たまたま新聞に掲載された記事を見た母から「無料で労働相談をしているところがある」と聞き、連絡しました。

この無料労働相談がきっかけで個人で加入できる労働組合という存在を知り、後にその組合の代表に派遣法、労働法について教えてもらいました。

如何に今まで、自分が何も知らなくて無知であったか、そして社会には私と同じように、またもっとひどい労働環境で働いて心身を病んでしまう人がたくさんいること、さらに生活に困窮してそこから抜け出せない人がたくさんいることを知りました。

個人として今も仕事についての悩みは尽きませんが、自分だけでなく表に出てきていない悩みを抱えている人の話を聞いていきたいと思っています。

冒頭で登場した人達のように、人の痛みが分からない人間にはなりたくないからです。


Photo by bruce mars on Unsplash




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