4/15 週刊 日経225先物 波動予測
2024年4月15日
★今週の注目ポイント
「しつこい底の探り 反転の機会を待つ」
※お断り:エリオット波動理論を用いています。この理論の基本的な概念についてはここでは触れません。原著あるいはWEB上で種々解説されている記事で予備知識を得れます。私なりの解釈を実践的な売買の一つのツールとして用いており、ここで学術的な論争をする気はありません。また、波動解釈は「私の解釈」であって将来を保証するものではありません。
投資は自己責任でお願いします。
しつこいもみあい
底はどこかなのか疑心暗鬼は続く
妄想の類だが
ヘッジファンドやシステムトレードのショートと
機関投資家、個人投資家のロングのせめぎあいのよう
しかしここまでは落としきれない買いの圧力もあって
ココが底か、ココが底かと買いが入っては投げという状況かな
波動解析としてはこの一連の下げは
現在のところ衝撃波ではなく三波動構成の調整波に見える
ならば、どこかの反転待ちということなる
反転があるとして注目点は
その上昇の勢いが衝撃波か調整波か
反転上昇は五波動構成の衝撃波だとしても
それがダイアゴナルならば
その五波動を構成する波動は三波動となって
中期では上昇基調なのだが
大きなもみ合いながらの上昇となるので
実は取り辛い波形である
3/12でiv波は既に終了していて
すでに大きな上昇波形の初動でまもなく上昇反転する
もう一つの可能性として
いまだiv波は終了しておらず
大きなトライアングルを描いている場合
現在はそのc波の下落途中
この場合、まもなく反転上昇するものの
その上昇は強くなく もみ合いがさらに続く
やがてもみ合いは収束し急騰のスラストになる
最後の可能性として、先週示していた
やはりエクスパンデッドフラットの場合
正直ここまでもむとこの可能性は低いように感じるが
c波の下落の第五波が、この後エクステンションするパターン
思わぬ急落で狼狽の投げ売りが発生する
a波の下点を切り、この場合、底は再び分からなくなる
おそらくセリングクライマックスとなって
そこからの反転急騰となる
★今週のテクニカル解析
※基本条件:NIKKEI225(OSE) 日足
波長と振幅:(5日間の最高値-最安値)x100/終値
MACD:ファスト12,スロー24,シグナル10
ストキャスティクス:K5,D3DMI:ADX14,DI14
パラボリック:AF0.2
ボリンジャーバンド:20d
波長と振幅:
3.3 さざ波 大きなもみあい
MACD:
ヒストグラムもラインも下降ながら
下降の速度は強まったり弱まったり
加速度はついていない
ストキャスティクス:
中庸から底へ
パラボリック:
日足 下降継続
週足 下端を切って下降転換
ボリンジャーバンド:
-1σを切って-2σにタッチ
ここで支えになるか、‐2σのウオークに移るか
バンド幅はスクイーズしていてもみあい
-2σを切ってエクステンションするなら
エクスパンドする
【総括】
下降だが強い加速度はついていない
-2σが下支えで、ここでこつんときて底ねりとなるか
あるいは切って下げがエクステンションするかが
まず注目ポイント
こつんときて上昇転換できれば
次はそれが衝撃波か調整波かがポイント
★今週の私の戦略
デイトレマイルール
日本が祭日の日はやらない
(出来高が伴わない)
いずれのデイトレも、もみ合い時にはエントリーしない
急落時のロング、急騰時のショートはエントリーしない
などのエントリーを制御する条件をそれぞれ設定し
マイルールとしている
★朝のデイトレ1 9:00エントリー(1分足)
8:59:58でロング/ショートで入り、9:02:58で手終う
但し、その時点で+30の利幅が出ている場合は
半数枚をその日の引けまでホールドする
★朝のデイトレ2 9:05エントリー(1分足)
9:05時に9:00よりも±50以上動いている時
ロング/ショートエントリーし、
ボリンジャーバンドのセンターラインあるいは
パラボリックのラインをクロスするまで保持する
(±50未満の場合は入らない)
★昼のデイトレは2つ(5分足)
12:00からと14:00からスタンバイ
但し
上昇局面ではショートは入らない
急落場面ではロングは入らない
細かいもみ合いのホバリングならばロングもショートも入らない
MSQの日は入らない
パラボリックが陽/陰転したら、ロング/ショートで入る
半数枚は建値±30で利確し
残りはパラボリックが反転しない限りホールドし
13:00および15:00で手終う
★夕場のデイトレ(5分足)
夏時間は21:00と22:00、冬時間は22:00と23:00からスタンバイ
(今は夏時間)
パラボリックが陽転したらロングで入る(ショートはなし)
但し、センターバンドの前日比がマイナスでザラ場終値よりも下げていたら入らない
ホバリングならば入らない
雇用統計、CPIの日は入らない
半数枚は建値±30で利確し、残りはパラボリックが反転しない限り
23:00または24:00で手終う
但し、その時点で+90以上の利幅がある場合は手終わず引成りまでホールドする(夕場引け)