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日経225先物相場で生き残るためのアセットコントロール その2
★負けることから考えよう
負けるが勝ちの人生さ の巻
相場で生き残るために一番大事なこと
それは負けることから考えることだと思う。
例えばあなたは投資用の資金を1000万円貯めたとしよう。
このお金は仮に無くなっても食うには困らないお金ですよね。
(そうじゃなければ先物投資は止めよう)
さて、このお金で一回の取引でいくらまで負けれますか?
5万円?10万円?30万円?50万円?
1000万円もあるんだから50万負けてもたった5%じゃんと思うかもしれない
もしも、勝ち、負け、勝ち、負け、勝ち、負け
と続き、勝ち負け同額ならば永遠に続けられるよね。
でも実際にやってみると
負け、負け、負け、負け、負け、勝ち、勝ち、負け、負け、負け、負け・・
って感じになります。
相場には地合いというのがあります。
それが分からないと、もみ合い局面ではダマシが連発して連敗します。
問題は5連敗で済めばいいけれど、何時そのもみ合いが終わるかは誰にもわからないということです。
もしも1回50万円で5連敗なら250万円の損失ですね。
そしてそれがいつ取り戻せるか分からなくなります。ここで心が病みます。
★ロスカットの幅は相場が決める
売買ストーリーの建て方は、また追って紹介したいけれど、
エントリー時に、エントリーの指値、枚数、ロスカット値、手終い条件を決めていないといけません。それを決めずにエントリーしてはいけません。
問題は、そのロスカットポイントを自分の損失が我慢できる値に設定しがちだということ。つまり、50万円以上儲けたい、10万円以上損したくないと思うとする。MINI日経225で10枚エントリーするのだから、100円の幅に逆指値ロスカットを、500円の幅に利確指値を入れた・・・・
これは間違いだと思う。
私が正しいと思うのは、当初の売買ストーリーが破綻するポイントにロスカット値をおくということ。
例えばエリオット理論ならば五波動構成の第3波が来たと思いロングエントリーする。その場合、1波の頂点にロスカットを置くとか。
つまり、自分の求める利幅、損失幅ではなく、
ロスカットの値は相場の理論が破綻する値に置くということ。
当初のストーリーが間違っていたと言えるポイントにおくということ。
それでは、仮に300円の相場のロスカット幅がある場合はどうするか。
枚数を1/3にするということですね。そうすれば、仮に見込み違いであったとしても10万円以下の損失で止めれる。
利益も1/3になってしまうけれど、それはそもそもそういう売買ストーリーなんだということ。
そんなのあたりまえじゃん!って思うかしら。
でもそれを忠実に守れているかな?
少なくとも私は感情的になると勝手にルールを変更したり、相場がおかしいんだなんて言い出して保持したり、取り返すためにナンピンしたり(最悪です!)してもっとやられるという経験を積んできました。
(自慢にならんがな)
さて、それではその決めた数字をどうやって管理していくか。
エクセルを使った私の方法を次回説明したいと思う。