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堅実に貯蓄していた私が、名品ジュエリーや時計を買い始めたワケ

人に言えないレベルで貯金が減った。

新卒で某有名外資系企業に入社し、20代そこそこでも相当荒稼ぎしていた私。特に入社3年目までは実家で暮らしていたこともあり、怖いくらい貯金がたまった。

たまに洋服を爆買いするも、日々の給料で賄えるレベルだったので貯金は増える一方だった。

結婚してもそれは変わらずだった。はずだった。
だが、久しぶりに残金を確認すると、ここにきて約半分まで目減りしていることに気が付いてしまった。

金額が金額なので本当に青ざめた。
・・・とはいえ思い当たることがなかったわけではない。

ここ数年の間に、一生ものの時計も清水買いした。
同じく一生ものといえるようなバッグや靴もたくさん買った。特にバッグは運命を感じた「The Row」のマルゴーを見かけたその日、先日仕事帰りに買って帰ったばかりだ。

出社すればおいしいランチを食べてるし、ちょっとかわいい小物や雑貨があると気にせず買っている。

こういう自分の行動のひとつひとつがこの結果をもたらしたと理解はしているものの、貯金が減るってなんて切ないんだろう。。。

先日卒寿を迎えた祖母が、私が小さいころからよく言っていた。
「お金をためておくのは大事よ。誰かが素敵なバッグを持っていたとして、”ああうらやましい、私にはあれを買うお金がない。”と思うか、”素敵ね、私も買えるんだけどね。”と思うかは大きな違いになるからね。」

その通りだと思う。
買うお金はあるけど、買わないという選択肢を取っているだけ」か、「どう頑張っても買うお金がない」かはメンタルヘルスにも自尊心にも大きな違いがあるはずだ。

私はこれまでその教えを実直に守ってきた。
それなのになぜここ数年で急にあれこれ買い始めたのか?

それは別の金言「今が一番安い」、に魅了されたからだ。

物価の上昇は、会社員としても消費者としても日々実感するところだ。
実際、先に触れた私の清水買い時計は、私が買った1年半前と比べてすでに1.3倍の価格になっている。

高くていいものは値段が上がる。
高くていいものは今が一番安い。それは販売価格でも、日割り計算しても、だ。

日割り計算というと本当に貧乏くさい感じがするが、今日買って80歳まで楽しむのと、20年後に買って80歳まで楽しむのどちらがお得かといえば圧倒的に前者だ。

そんな気持ちで30代にジュエリーや靴、名品バッグに興味を持つようになっている。

貯金が減ったのは率直に悲しい。
でも利子も何もつかない貯金を大事に抱えて生きていくより、今自分が素敵!と思えるものを身に着けて、のびやかに生きていきたい。
そんな価値観が、自分の中に育っているように思う。



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