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ネズミのいそうな要注意なお家6選

ネズミ駆除の仕事をしててお客様のお宅をお伺いした時に共通点のようなものを感じることがあります。

今日はこの共通点について書かせてもらえばと思います。

もちろん、ここに書いた以外の場所にもいるでしょうし、ここに書いたからといって必ずいるわけではありませんので、悪しからずご了承ください。あくまで主観です。


①築年数の古い家

これは仕方のない話です。経年劣化するので壁に隙間はできますし、昔の作りのお家は床下なども通気をとる為に隙間を作られている場合もあります。皆さんが思っている以上にネズミは小さな隙間から侵入することができます。私はお客様に説明する時に指1本の隙間があれば入る事ができるんですと説明しています。あの子達は頭骸骨のサイズさえあればあとはスルッと通ることが可能なんです。

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こんな場所とかがいい例、完全に齧ってしまってます。

②周囲に自然環境が豊かな家

これも仕方のない環境です。この環境だとネズミなどの害獣のみならず、あらゆる生物の住みやすい環境ができているので、このような環境に住まわれている方からの問い合わせって本当に多いです。その中でも水辺に近い環境(川やドブ、池など)の湿った場所の近くに住まわれている方、要注意かもしれません。

③物の多い家

これは室外だけでなく室内にも言えることです。室外でいえば例えば物置などに入りきれないものが家の周囲に置かれていると人の死角になる場所がたくさんあり、且つ、陽の当らない場所になるため湿った環境ができやすくネズミの生活しやすい環境ができてしまっています。

室内でもものが多いと同様に死角が多くできる為、餌場や寝床になるケースがあります。また、ネズミにとっての食物が片付けられていないと恰好の餌食になるパターンをよく目にします。

④増築・改築した家

住まわれている方の事情で建物をリフォームしたり、建物を増築したり新築して母屋と連結した為にすぐにネズミの被害が・・・。みたいな話が多くあります。連結した接合部分などの隙間が多くみられ、元々母屋にいたネズミが新しい場所を求めていると思われます。

また、最近の24時間の換気システムや新しく配管を引き込んだりすると下のような写真になることが少なくないです。


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この2枚の写真はいずれも通気口から配管を通したものです。これはネズミの玄関になるようなものです。心当たりのある方、是非、ご自宅を確認してみてください。

⑤建て壊しのあった建物のご近所

建て壊した理由は様々であるとは思いますが、やはり劣化した為に建て壊したことが考えられます。その家にネズミが住み着いていたのであれば、ネズミは必ず引っ越しをしますのでご近所に住まれている方は被害に遭う可能性がありますので、お気をつけてください。

⑥年配の方が住まれている家

これは一概に言えることではありませんが、依頼者が住まわれている方のお子様で実家に帰ったらネズミの気配を感じるなどのケースも多く、年配の方からの依頼が多いのは事実ですので敢えて書かせていただきます。

理由を挙げていきます。

❶①に書いた築年数の古い家に住まわれていることが多い

❷③で書いた物が多い家に住まわれていることが多い

❸お子様の独立によって使われていない部屋があることが多い

❹扉、窓の開けっ放しが多い

❺害獣がいても気にされていない方が多い

ネズミはとっても賢い生き物です。警戒心は強いですが一度安心して住み始めると駆除するまでは徹底的に家屋を痛めつけていきます。


これ他のお家でもネズミがいる家はたくさんあるかとは思いますが、主だったものをまとめてみました。

これから冬になり寒くなるとネズミ被害は益々増加していきます。ネズミは人間にとって多くの害をもたらすので、皆さんお気をつけてお過ごしください。


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