お金で何がほしいか?
お金の話はセンシティブなのでするか迷いましたが、胸に秘めてるよりは明らかにしようと思いました。
「今、ほしいものは何ですか?」
こう問われたとき、「お金💰」と答える方は多いんじゃないかなって思います。
なぜならお金というのは、現代社会においてとっても便利なものです。
1.腐らない
現代社会では紙幣、貨幣、そして暗号通貨の出現によりデジタルデータで存在します。
肉や魚と違って腐らず、半永久的に価値を維持できます。
2.価値の共有認識
ぼくはゲームが大好きですが、40代ともなると「報酬としてゲームがもらえる」と言われても喜ぶ人は少ないでしょう。
でも「報酬として1万円がもらえる」と言われたらほとんどの人が喜ぶと思います。
「ゲーム」に感じる価値は個人差が大きいですが、それに比べて「1万円」に感じる価値は個人差が少ないです。
3.交換性
1万円あれば「ゲームを2本買える」「ステーキ5人前食べれる」「服が2着買える」など、多種多様なものと交換できます。
さて前置きが長くなりましたが、あまりにも便利すぎるからこそ
「ほしいものはお金💰」
という人は多いです。
でもお金は上の1〜3の機能を持つ強力な「ツール」ですが、あくまで「ツール」です。
多くの方はお金を手に入れて、交換したい「モノ・コト」があると思います。
ぼくはそれが知りたいです。
なぜなら、その欲しい「モノ・コト」からその人が大事にしている価値観が感じられるからです。
ぼくは自分の中だけの例えですが、「お金」を「旅行」に変えて考えることが多いです。
旅行は目的地があります。
そして目的地へ行くため、車・船・鉄道・航空機・ロケットなどがあります。
「何がほしい?」と尋ねて「お金」と答えるというのは、「どこ行きたい」と尋ねて「新幹線」と答えるのに似ているなといつも思います。
つまりそれは「手段」であり、この人はどこへ行きたいのかわからないって思う感覚と似ています。
旅行は行きたいところがどこかわかることで価値観を感じられます。
ポーランドならオーロラ見たりして自然を感じたいんだなとか、アメリカならフロンティア精神を感じたいのかなとか、ヨーロッパなら芸術や歴史を感じたいのかなとか。
なので、「何がほしいか?」という問いには「モノ・コト」で答えてほしいなって思います。
もちろん、ほしい「モノ・コト」が思い浮かばない人はいると思います。
ぼく自身、うつがひどかったとき、長い間欲しい「モノ・コト」が浮かばず、自分がわからなくて苦しんだ経験があります。
なのでほしい「モノ・コト」が思い浮かばない時でも、「わからない」と答えてほしいなって思います。
くどいですが、ぼくの道標(最近は「目標」というよりもこっちの言葉の方が好きです)は
・宇宙へ行く
・心底惚れる前世の女性を表現する
です。
なので、1000億円くらい使えるなら、前澤社長のようにお金の力で宇宙へ行きたいです。
また今はフルタイムで働かせていただいてますが、残業がなく一人暮らしで時間があるので、3万円くらいでデザインソフトのサブスク入会や生成AI系サブスク入会をして、時間をかけて試行錯誤を繰り返して表現力を高めたいです。
あとは美味しいものを食べたいですが、札幌市は食べ物が大体安くて美味しいので、給料で賄えます。
もうすぐ年末ですので、「何がほしいか」を振り返るのもいい機会だと思います。