作品にストーリーを込める大切さ
4年前、前の会社をメンタル不調で休職し始めたころ、SNSで一つの出会いがありました。
都会に住む親子の方で、小学生の娘さんがレジンを使ったアクセサリー作りを愛していて店長をしていて、保護者の方(お父さんかお母さんかわからないので💦)が店員でした。
「fairytail」という名前でラクマやminneで作品を出品されていました。
娘さんに重い障がいがあり、それゆえに学校でいじめを受けて通えなくなり、娘さんにとってアクセサリー作りが生きがいでした。
当時ぼくは「星の王子さま」を素人なりに如何に自分らしく表現するか、デザインアプリを使いながら作った作品をSNSに投稿していました。
そんな時に「fairytail」という名前でSNSをしていた親子さんのアカウント繋がることができました。
アクセサリーを出品されていることを知って、ラクマを覗いてみたら、一つにアクセサリーに目を奪われました。
タイトルが「星の王子さま」でした。
すぐさま購入し、アイキャッチの画像の通り、今でも身近に置いています。
レジンの中に星の王子さまの物語で大きな役割を果たす「お花」
が入っています。
頭には王冠が付いています。
星型のフックも付いていたのですが、何度もつけているうちに劣化して外れてしましました。
一度、使っていてフックが外れた時は、無償で直してくれました。
でもSNSでも心無いコメントを受け始めたり、仲間のアクセサリーデザイナーの方が攻撃的なツイートで苦しんでいる様子を見るのに耐えかねたのか、SNSをやめて音信不通になってしまいました。
星の王子さまは今でもぼくの生きる上での哲学で大きな影響を受けていますし、カジュアルSNSのアイコンにしています。
なのでこの出会いは運命だと感じていますし、このレジンキットは一生大切にしたいと思っています。
見た目の造形のキレイさだけで言ったら、Amazonやminne などのWEBショップなどで山ほどもっとキレイなものはあります。
今は高品質低価格のもので溢れている時代です。
でも、どんなアクセサリーよりもこのレジンキットには、ぼくにとって唯一無二の価値を感じます。
それは上述のとおり、このレジンキットにはストーリーがあるからです。
このアクセサリーを見るたびに、デザインを始めたときの心境に原点回帰できますし、星の王子さまが頭に浮かび、星の王子さまのような視点を持っているか内省するきっかけになります。
ぼくは生成AIを使ったグラフィックデザイナーをさせていただいていますが、それこそ生成AIは高品質のグラフィックデザインを短時間で量産してくれます。
少し慣れれば、テイストをパクることもすぐ覚えられ、すぐ真似されます。
そんな今、他のデザイナーの方と差別化を図るとしたら、やはり創作物にストーリー性を如何に息吹かせるかだと感じます。
これはまだ未熟で日々頭を悩ませていますが、自分の作品にストーリーを息吹かせることをこれからも研究し、確立していきたいです。
最後にfairytailのお二方、ステキな作品を届けてくださってありがとうございました。
他のアクセサリーも購入させていただき、写真の通りぼくの娘も喜んでくれました。
この投稿がいつかfairytailのお二方に届くことを切に願います。
生涯3度の精神病を経験し、今はパニック障害を患っておりますが、そんなぼくでもあなたのお役に立てたら嬉しいです✨