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決算短信・招集通知・有価証券報告書等の記載事項比較表を作成しました

2025年、明けましておめでとうございます。
会計コンサルの株式会社Liberaize(リバライズ)です。
約1年半ぶりのnote更新となってしまいました。

 さて今回は、上場会社等が定期的に開示する【決算短信・招集通知・有価証券報告書等】の開示比較表を作成してみました。
 なお、今回比較したのは、主に財務数値が記載される「サマリー情報(決算短信)」・「経営指標の推移(招集通知&有価証券報告書)」及び「財務諸表(注記含む)」です。

 弊社のメイン業務として決算・開示支援業務がございますが、よくクライアント様から「有報で開示する●●注記だけど、招集通知でも開示が必要でしたっけ?」などのご質問をいただきます。
 しかし、久しぶりに検討する開示論点となると、正直すぐに思い出せないこともしばしば、、、(皆様もきっとそんな経験ありますよね?)
 なので決算短信(四半期&年度)・招集通知・有価証券報告書(&半期報告書)の記載事項が比較された良い資料が無いかとネットを漁ってみましたが、残念ながら私の力では発見できませんでした。

そこで、作ってみました!!!

(※当初の投稿ではPDFダウンロードの形式でしたが、一部修正点があったため、2025/1/10にスプレッドシートをWeb公開する形式に変更いたしました。すでにダウンロードいただいた方、誠に申し訳ございません。)

↓スプレッドシートの閲覧リンクはこちら↓
開示項目比較表

資料の作成前提は下記のとおりです。

  • 2024年12月末現在に施行されているルールに基づいて作成いたしました。

  • 上記(連結)(非連結)のどちらの資料も日本基準であり、(連結)の個別財務諸表は財規127条適用の特例財務諸表提出会社を想定しております。

  • 比較する開示資料はこちらです↓↓

    • (四半期)決算短信

    • (年度)決算短信

    • 招集通知

    • 半期報告書

    • 有価証券報告書

  • 2以上の開示資料で同様の開示が要求される項目については、大項目→注項目→小項目とより詳細な項目に分解して比較いたしました(なお、記載事項に差異が無いと考えられる項目は分解していません)。

  • ASBJが公表している実務対応報告で要求される注記について、会社計算規則で明文規定はございませんが、有価証券報告書との整合の観点から本資料では招集通知においても記載事項としております。

  • リース注記の内、取引開始日が会計基準13号(リース取引に関する会計基準)適用初年度開始前のファイナンス・リース取引に係る注記については、適用開始から16年ほど経過しているため割愛しております。

  • あくまで開示資料間の比較表として作成したため、全ての開示要求項目を記載したわけではない点、予めご了承ください。

 本資料に関するお問い合わせやご意見等ございましたら、弊社HP「Contact」やX(リンク)からご連絡いただけますと幸いです。

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※万が一、資料に不備等ございましたらご教示いただけますと大変助かりますm(__)m

 3月決算の会社では早くも3Q決算、そして膨大な開示が要求される期末の足音も聞こえてくる1月に突入いたしました。
 少しでも決算・開示作業のご担当者様のお力になれるよう弊社もサポートいたしますので、お気軽にご相談ください!!!
 体調を崩しやすい季節ですので、お身体を大切にしながら乗り切っていきましょう。


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