【シリーズ・復活祭】アニメキャラが解説する「四旬節」~「いつものミサとは何が違う?」編~
■はじめに
Good evening,everyone!
みんな、Lent(四旬節)、いかがお過ごし?
私は特にいつもと変わらずenjoyしているわ!
・・・おっと、自己紹介が遅れたわね。私はアニメ「BanGDream!」に登場するバンド、RAISE A SUILENのプロデューサー、チュチュと申します。
今日はこの私が、前回のイレイナからバトンを受け継ぎ、「四旬節のミサは普段のミサと何が違うのか?」を解説するわ!
イレイナは15歳で魔女になったそうだけど、私も飛び級で13歳で高校生をやっているgenius girlよ!私の解説に刮目しなさい!
いくわよ!Here we go!
■四旬節のミサの「2大・歌ってはいけない歌」
このnoteのクリエイター、リベラが何度もしつこく言っている通り、「四旬節」は「イエスの受難を思い起こし、祈りと節制に努める期間」のこと。つまり自粛期間なの。
小斎・大斎の日には断食(肉を避ける、3食のうち2食は少食)をするというのも何度も言われてるわね。
私の好きなジャーキーが食べられないのはつらいわ・・・
というわけだから、ミサでも「おめでたいこと」は避けられるの。
その中でも大きいのが、「栄光の賛歌」と「アレルヤ唱」を歌わないということ。
「栄光の賛歌」は、ミサの冒頭で、罪の告白をしたのち、「憐みの賛歌」の後にうたわれる、神の栄光をたたえる歌。
いちばんpopularなmelodyのものをあげておくわ。
正直、この歌はかなりhardでtoughな歌よ。歌ってるとめちゃくちゃ疲れるの。
あくまでも私見だけどね。だから、四旬節の間はこれを歌わないから、体力に自信のない私にとってはある意味welcomeね。
もう一つの「アレルヤ唱」は、ミサの中のthird reading(第三朗読)、すなわち、福音書の朗読の前に歌われるもの。
ちょっと適当な動画が見つからなかったけど勘弁してちょうだい。
福音朗読の前に歌う「アレルヤ、アレルヤ」と、主の栄光を表す短い歌よ。ちなみに「アレルヤ(ほめたたえよという意味)」をプロテスタントでは「ハレルヤ」、正教会では「アリルイヤ」というのよ。
四旬節の間は、代わりに「詠唱」という、アレルヤのつかない短い歌を歌うわ。
■歌が解禁されると・・・
この形態のミサは、復活徹夜祭(イースターの前の夜)まで続くわ。
そして、復活徹夜祭でついに、歌うことが許されるの。
その時の感動っていったらないわ!神父様が「それでは、栄光の賛歌を歌いましょう」と言ったのに続いて歌うんだけど、伴奏と一緒に教会の鐘が鳴らされて、一斉に歌いだすの。まさにgrolyね。栄光の光がさしているのが見えるもの。まさにsweet!excellent!unstoppable!
私も、この瞬間は毎年感動で泣いているわ。こんなこと言うと怒られるかもだけど、教会の演出がすごいのよ。プロデューサーとして、この演出は称賛に値するわ。excellentよ!
復活徹夜祭についてはまた別のcharacterが解説してくれると思うわ。楽しみに待ちなさい。
■おわりに
今日は四旬節の歌自粛について取り上げたわけだけど、実は「栄光の賛歌とアレルヤ唱は自粛する」というのは、四旬節だけでなく待降節(クリスマスの準備期間)でも同じなの。両方とも典礼色は紫だから、「紫の時はこの二つは歌わない」と覚えておくといいかもね。
次回は、リベラもお気に入りらしい、「十字架の道行」について、別のcharacterが解説してくれる予定よ。
というわけで、See you again!
・・・ふう、それにしても解説って疲れるわね。もうvery tiredよ。
パレオ~ジャーキー持ってきて~
パレオ「かしこまりました、チュチュ様♪」