世界ではガラケーが再熱?そのワケとは!?
世界ではフィーチャーフォン(ガラケー)が注目されつつあります。日本ではここまでスマホが普及している中、世界ではなぜフィーチャーフォンが再び注目されているのかご紹介したいと思います。
大きな要因として、グローバル市場の成長の不均衡があります。日本では当たり前のようにインターネットの通信インフラが完備していますが、電子デバイスの充電すら共同電源に依存している国もあります。こういった国ではバッテリー持続時間や寿命が長いフィーチャーフォンは注目されています。現にアフリカでは約6憶人が電力不足と言われています。こういった国ではインターネット整備よりも基本的な通信手段の確保の方が必要とされているのです。
中国スマホメーカーTRANSSIONは国内市場から完全撤退しアフリカを中心に展開している企業です。2017年のデータではアフリカのスマホ普及率は約28%でTRANSSIONのフィーチャーフォンはスマホの3倍も売れているというデータがあります。この主因は65.95元(約1000円)という破格にあります。
また、IT大手企業であるグーグルは2018年にフィーチャーフォン向けOS「KaiOS」に2200万ドル投資しています。KaiOSにGoogle MapsやYouTubeなどのグーグルのサービスを利用できるようにしてスマホ市場だけでなくフィーチャーフォン市場にも参入していたのです。グーグルの真の狙いしてはフィーチャーフォンでグーグルのサービスを広く利用できるようにする事で将来的にAndroidへの乗り換えのハードルを低くしようという戦略が見られます。
このように世界的な大手企業も目をつけているフィーチャーフォンを今後、我々が再び目にする日が訪れるかもしれません。
冨澤
◎株式会社りべるサイト
https://pr-supporters.com/
【参考】
ガラケー需要が世界で静かに再熱、その理由は意外と深い
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200508-00010002-krjapan-bus_all&p=2
GoogleがガラケーOSに22億円投資?その狙いとは
https://www.iedge.tech/news/4385/