話題のサブスク!サブスク先進国のアメリカから近い将来予測!
今話題のサブスク。矢野経済研究所によると、日本のサブスクリプション市場は2018年時点で約5,620億円、2023年には8620億円にまで成長すると予想しているなど、勢いが止まりません。そこで今回は、日本の先を行くと言われているアメリカのサブスク事情から、日本のサブスクの未来を予想してみたいと思います。
今アメリカで特に人気を集めている形態が「サブスクリプションボックス」です。これは、定額料金を支払うことで、ユーザー毎にセレクトされた商品が定期的に届くというサブスクリプションのビジネスモデルの一つで、例えばプロが選んだ新鮮なお花が定期的に届く「花のサブスク」や、ソムリエが世界中から厳選したワインを毎月届けてくれる「ワインのサブスク」などがあります。日本ではそれほど普及していませんが、アメリカでは2018年10月時点で、前年比40%増にあたる約3,500種類の「サブスクリプションボックス」サービスが展開されているなど、大きく成長しています。
こうしたアメリカで人気のサービスで共通しているのが”ワクワク体験”です。ただ良いものが安く手に入るといった”機能的価値”だけでなく、ワクワクのような”感情的価値”をサービスに盛り込んだものが多く見られます。「新しい出会い」や「プレゼントを開ける感覚」といったような体験価値を上手く設計しているサービスが人気となっています。
ネットで取引をすることが多くなってきた昨今だからこそ、リアルなモノが届いた瞬間の体験価値が上がっているのかもしれません。
【参考】
矢野経済研究所
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2114