アニメーション広告の消費者の心理とは
動画広告の中でも近年、アニメーション広告がより注目され話題になっています。皆さんも心に残っている広告が思いつくのではないしょうか。
実写では出来なかったわかりやすさや世界観を表現しやすく、印象に残るストーリーを作り上げることが出来ます。そこから話題になりやすいのです。
アニメーション映画監督・新海誠監督が手掛けていることでも話題となった「大成建設」のアニメーション広告があります。公式YouTubeチャンネルでアップされた「ミャンマー」編はアニメーション広告にも関わらず48万回再生されています。
こういったアニメーション広告はついつい見入ってしまう特性を持っています。従来の広告のようにキャストや商品そのものを訴求しているのではなく、日常などに沿ったストーリーが展開されていて自然に見入ることが出来、広告らしさをあまり感じる事がないからです。
見入って心に残ったアニメーション広告は、友人についつい話したくなります。ある種、広告というよりも短編アニメのような感覚でみているのです。
また、アニメーション自体への捉え方も変わってきているのではないかと感じます。新海誠監督が手掛けた「君の名は」が大ヒットしてから様々なアニメーション映画がヒットしています。技術が上がったのはもちろんアニメーションへの障壁がなくなってきているとも考えられます。
キャストや商品そのものを訴求しようとする広告ではなく、日常をほどよく想像させストーリー性を重視した“広告っぽくない広告”を作る事で消費者の心を掴む事ができるのではないでしょうか。
メッセージ性を意識した短編アニメに近いのかもしれません。
冨澤
◎株式会社りべるサイト
https://pr-supporters.com/
【参考】
話題のアニメーション広告を分析!アニメが注目される理由とは
https://ferret-plus.com/17408?page=2