一番街三麻④
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ポン打東
悪形だらけで門前でやっても仕方ない。鳴いても守備力は十分。白チャンタドラの7700狙いで、道中に北を引いて更に高くなることもある。
仮にここから1sが出た場合も、ポン打5pとして受け入れを約2倍に増やす。
満足なアガリ
9sを切るとリャンメン変化5種、ドラと一盃口で平均1翻弱打点が上がるので、平和がつくケースの手変わり待ち判断に近い。
現状が28カンチャンなら平面的にも即リーチが悪くなく、下家の9s→東の切り順から8sはいい待ち。
気持ちいいアガリ
南家の仕掛けに対し、子がアガるなら可として生牌役牌をかぶせて処理し終えた場面。2副露目が入ればソーズでオリられる。
ただこのあたりからさすがにアガリが厳しいので、親の現物を持ちつつソーズ数牌あたりでお茶を濁すべきだったかもしれない。ほぼアガれないのなら、形を崩しても放銃リスクを最小化するべき。
ちなみにピンズを切り出すのは絶対に不可。南家に放銃する可能性がある。
「天鳳ルールの三麻は我慢ゲー、手が入らない時にどれだけ我慢するかのゲームだ」とは太くないお氏の配信での言。
前巡の中切りはまれに対門に当たることもあり得るのでおそらくよくない。一手遅れだが、ここから受けに回っている。
チートイツ本線で重なりやすい牌、序盤につき見た目残り枚数が多い牌を残している。
渋々だが曲げない理由がない。1sを切っていなければタンヤオがつく4pを含めた5種の変化があり、少し迷うところ。その場合も私はリーチします。
打發
ツモ3pの強い変化を残す。自家の役は確定しているので先切りの含意もある。
打1s
次に1234sの形ができるとしても、一通含みの浮き牌2pとは価値に大差ない。ならば役牌の重なりを見る方がよい。実戦打發は誤り。
親の悪形のみ手テンパイ。変化は一通がつく4p1種のみ。
普段ならリーチするが、今回はダマとした。
理由は対戦相手の打ち筋。先のリーチ中に成績を確認したところ、2人とも放銃率が20%超だった。相手がゼンツァーであればこそノーテンから打たれる危険牌を咎められるケースもあるが、2着目と2万点差離れたトップ目なら押し返されて放銃するリスクを回避しようと思った。
ソーズ中ぶくれ形からリャンメンができる二手先変化で、満を持してリーチ。
南1局、「放銃さえしなければトップを守れる」というほどのリードではないので、親リャンメンテンパイは勝負していいはず。
結果は正解
打8s(実戦は打南)
ボケてます。牌譜検討記事を出す人がこれはダメでしょう。
平場と比べて打点は要らないとはいえ、白を切ると他家の高打点のアガリを誘発することもある。打白と打5sで迷った。後で切るよりは今切る方がマシとも考え、打白とした。
ネマタさん 打白
打5s
今度は3種のツモで使えるドラ。のみ手からの1翻アップは大きいので残す。
打8p
字牌がほぼ枯れているので注意。今回は下家はまだ孤立白を持っているケースがある。
仮に白を含めて字牌が全て枯れていて「手の内が全てピンズ」と読める場合にはテンパイ率がどのくらいになるか、知っておきたいです。
ネマタさんにお聞きしました。
「http://www10.plala.or.jp/rascalhp/mjmath.htm#10
13枚筒子で聴牌率約50% 14枚筒子で聴牌率約80%ですが和了形ではない条件付き確率なので手牌全部筒子の人が筒子を余らせたら聴牌率約90%。実戦では全部筒子ではないパターンが想定されることが多いのでここまでではないですが、そうした例外パターンではないことが分かるなら相当高いですね。鳴き読みの重要さが分かります。」
手牌13枚が筒子なら聴牌率約50%ですが、端牌の刻子で1メンツ完成している条件付きであればそれより少し高く60%くらいですかね。
リーチ後にドラ白をポンされて肝を冷やしたがアガれた。
無事トップ終了することができました。
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