四麻⑨

2023年6月13日 19:02

雀魂牌譜: https://game.mahjongsoul.com/?paipu=jljqmp-3t53v81y-6b51-6eg9-hn9l-fqshmslonsvt_a788538427_2

Dさん

対面が早そうなので、9s2枚切れと45sの近くで機能が微妙な8sよりはスジ1p残し。
一向聴でした。

親の安牌がありませんが、対門よりそちらが早く聴牌するケースは仕方ないと割り切っています。ここでも対門に対策して打1sとしています。1245の1は機能が微妙な牌で全員の危険という理由です。ツモ3sでもノベタンは残りますし、ツモ6sで残る12sは場況がよくありません。ツモ3sで56678m12345sの手広い一向聴を失うのは痛いので、その1種のツモをどう評価するかですね。

上家がリーチツモ。ここまで来ると下家上家も中張牌を切り出しており、聴牌が入ることは珍しくありません。対門ばかりに気を取られていたのは迂闊でした。もちろん一番乗りの可能性が高いのは依然対門ですが、下家上家が追い越す可能性も出てきており、それも含めて対策を修正すべきでした。

受けが広いのは5s切りですが9sを使うと平和とタンヤオが崩れ、中ぶくれにくっつくとタンヤオ確定かつ二度受け解消の変化。9sを切ります。

1sはリャンメンカンチャンの種。9s残しツモ7sでも45567889がリャンメンカンチャン亜種。後者は367sに加えて58sでも2メンツ＋雀頭に成るので134556より優秀。よって打1sとすべきでした。
実戦では9s残しツモ7sの形を把握できていませんでした。

中盤に差し掛かる頃で共通安牌中を切り全員の無スジ5sを残すのは苦しいですが、変化の価値が高いので歯を食いしばって持ちます。

※2356のような二度受けリャンメンの形。
聴牌までは受けが1種だが、聴牌すると必ずリャンメンで真ん中を引くと3メンチャン。通常リャンメンとカンチャンの中間で前者寄り。
通常リャンメンやカンチャンと比べた場合に、どの程度鳴き寄りになるのか、変化を見るのか、よく分かっていない。私は二度受けリャンメンを過小評価しているかもしれないので人に聞いてみる。

ダマ跳満（高目ツモのみ倍満）。もちろんダマ。

下家の鬱陶しい仕掛けが入ったがこの場面ではリーチ判断を変えるほどではない。怒りを押し殺してダマ続行。

雀頭候補があり役牌重なりは有用。先切りしない。

悪手判定されるほどかイマイチ分からない。リャンメンが揃っているので3メンチャンが出来る変化だけ残すと愚考した。
NAGAとしては一盃口と場況（6m3枚見えなので周りでリャンメンができると強い）を考慮すれば6m周りの変化は2m周りと遜色ないかむしろ強く、親の現物でもあるという主張でしょう。
たしかに打2mかもしれません。

2mは全員に無スジ。微妙な変化よりは下家に現物で対門に通りやすい9p残し。

安牌1枚、無スジ2枚浮き。押し返すほどの手ではないので私はオリました。
NAGAは安牌水増しを考慮してやや打7sという判定。
いずれにせよ基本的にリーチに押し返せる手ではないことが認識できていれば十分です。

チートイツかトイトイ。3m切り。

暗刻ができればメンツ手の一向聴にもなるので、いちおう2m切り。仮に34pが場に切られていれば3m先置きの2mをタンキ候補として残して縦に決め打ちしそうです。

三色の種9pと安牌南の比較
親とはいえ5巡目でこの手なら安牌を残せとNAGAは言っています。三色に成らずともタンヤオに成ることはあるからとも説明できますが、手役云々より無メンツ愚形だらけで先制が見込めないのだから安牌0枚と1枚の差は大きいということでしょう。
細いとはいえ高打点ルートは残したくなるところで、どうなんでしょうか。