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公務員試験2024・司書◆専門試験教材2【図書館概論/知識編】【生涯学習概論】【図書館制度・経営論】

この教材では、地方公務員試験・司書職の筆記専門科目である、「図書館学概論/知識分野」、「生涯学習概論」、「図書館制度・経営論」について、過去問から分析した学習ポイントを提示します。目指すことは、出題範囲を知り、無駄な労力を避け、短時間で効率的に学習することです。用語の解説は最低限に留め、出題ポイントの提示に注力します。そのため、この教材だけを学習すれば合格できるわけではなく、この教材を活用して学習ポイントを把握し再度、市販されている司書課程用のテキストなどで学習する必要があることをご承知おきください。司書の専門試験の情報源が少ない現状を解決したい目的で編集しています。

内容は、2012年から2023年までに収集した過去問を分析し、出題頻度が高い、または、出題される可能性が高い用語を提示します。具体的には、問題文と選択肢に出てきた用語を重点的に抽出しています。無駄を避け最短ルートで理解することが、教養試験も含め膨大な科目数のある公務員試験の攻略法です。公務員試験の専門試験は、専門用語(キーワード)の意味を理解することが重要で、それを反復することで試験問題に対応できるようになります。

各教科の内容は、以下の通りです。
○図書館概論/知識編
・図書館の館種と特徴
・図書館関連団体
・図書館史
・人物史
○生涯学習概論
・生涯学習に関する法律
・生涯学習に関する行政システム
・生涯学習に関する人物と理論
○図書館経営論
・図書館の運営
・図書館の設備
・蔵書管理指標
・蔵書評価法

教材の内容としては、一例ですが、以下のような構成で説明しています。
<例>
◆各国の図書館協会
・日本図書館協会/JLA 1892年設立
世界で3番目に設立された職能団体。日本文庫協会として発足し、1908年に日本図書館協会に改称。初代会長は東京図書館館長の田中稲城。2014年に公益財団法人となる。個人会員と施設会員の下に正会員、準会員、賛助会員で構成される。館種ごとに6つの部会がある。機関誌は「図書館雑誌」「現代の図書館」「図書館年鑑」「日本の図書館」。
◆生涯学習に関する理論
・リカレント教育
学校教育を終えた後も生涯にわたり、教育と就労を交互に行うことを勧める教育システム。
◆図書館の運営
・委託
業務の一部を民間事業者、NPO、財団法人などが担う制度。

この教材のメリットは、常に最新で鮮度の高い知識を得られることです。印刷本のように情報が更新されず、改版ごとに買い換える必要はありません。一度購入し、note会員登録を継続されていれば、いつでも閲覧でき追加料金も一切かかりません。試験対策を中心に司書資格取得を目指す方の初期的な学習教材として、知識の再確認と習得をしたい現職の方の学習教材としても活用できます。

では、内容に入ります。

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14,115字

¥ 690

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