書き散らし:文字を書くということ
文字を書くということ、それは今朝まで見ていた夢を置き去りにすること
文字を書くということ、それは自分を向き合って生きるということ
文字を書くということ、それは世界に背を向けて心を整理すること
文字を書くということ、それは人間であることの証明であること
仕事でも、趣味でも文字を書くことがやめられない。そういう性分に生まれてきた人は私以外にもきっといることで、さらには比べるには私が赤面してしまうような有名な書き手が多いはず。だけど私は文字を書くのがやめられない。
つい先日、「鍋に入れたキノコの名前」が思い出せずに、自分の年齢を顧みてしまった時間があった。言葉は口にしないと、書かないと、意識しないといつもで私の頭の中の棲家を見限って出て行ってしまう。ちなみにその時のに思い出そうとしていたキノコの名前は「えのき」だ。うっかり、うっかり。