日本の季節感
「花の季節となりました。お元気でいらっしゃいますか。」
先月授業の時、「日本らしさの発見」という話題がありました。
この話題を考えてみた時、突然、日本に来てからもう一年半が過ぎたことに気づきました。
コロナで旅行の機会が少なくなって、多くのイベントやお祭りもキャンセルされましたが、
日常生活の中では、中国と違って、日本特有の文化を体験しました。
日本での生活の中で、私が非常に気にするのは「季節感」です。
中国にいる時、季節といえば、一番最初に思いつくのは何ですか?
田舎に住んでいる人たちは、農耕のために季節の変化に敏感なのかもしれませんが、
都会に住んでいる人たちは、多分「夏は暑い、冬は寒い」だけです。
季節に対してそんなに気にしていないと思います。
日本では、春は花見、夏は花火大会や夏祭り、秋は紅葉、冬はスキーやお正月。
各季節は非常に強い特徴があります。
日本人は、手紙を書く時、季節の挨拶で始まります。
ツイッターなどのソーシャルメディアでのつぶやきも、季節に関することも多いです。
「吉野山の桜が美しい!」「恵方巻きがうまい!」…
イベントだけではなく、日本の食文化も季節と緊密に関連しています。
旬の食材を取り入れて、季節折々のお祝い日に食べる特別な料理がたくさんあります。
やはり日本人にとって、伝統を守るのは大切なのではないでしょうか。
神道を信じていて、季節のことは神様の恵みだと考えているでしょう。
昔からの習慣は、時代が変化しても今まで残っています。
私は、この「季節感」が好きです。
毎月異なる行事があって、毎日未来の生活に好奇心と憧れを満たしています。
日本にいる間、私の生活は季節によって豊かになりました。
自然の恵みを感謝します。