私の故郷ー中国の湖北省
私の故郷は、中国の湖北省の随州市です。
家族のみんなは湖北各地に住んでいますので、私は多くの町で生活したことがあります。各地方の方言も話せます。(中国では隣の二つの都市でも、言葉の発音は全然違っているかもしれませんよwww)
では、湖北省について紹介させていただきます。
湖北省(Hubei Sheng)は中国の中部地方にあって、省都は武漢市です。
中国で2番目に大きい淡水湖「洞庭湖」の北にありますので、「湖北省」と呼ばれました。
面積は18.59万 km²で、日本の面積の約半分です。
湖北省は歴史が古くて、多くの山と湖があって、中国の一番大きい河川「長江」長江に貫かれています。
そのため湖北省は物産が豊富で、各地にたくさんの美食と美しい景色があります。
随州市
私の出身地随州市は、湖北省の北部にある小さい町で、炎帝神農の生誕地です。
炎帝神農は、中国の最も古い王の一人です。人々に医療と農耕の術を教えて、医薬の祖とされています。
毎年随州で盛大な祭りが行われて、炎帝神農を記念しています。
随州で一番有名なものは、約2300年前に青銅で作られた打楽器「曽侯乙編鐘」です。
この編鐘は世界で一番大きいので、中国の国宝に指定されています。
荊州市
荊州市は私の母の出身地で、湖北省の南部にある町です。
子供の時、私は荊州市に住んでいました。
昔は「楚」という国の国都で、三国時代にかけては激しい戦いがあったところですから、とても有名です。
江漢平原にあって、長江に貫かれて、農業と漁業が盛んでいます。
荊州市は美食がたくさんあります。私が大好きなのは「鱼糕」と「油焖大虾」という料理です。
今回は二つの町だけ紹介しましたが、ほかの町もいろいろな観光地や美食があります。
機会があれば、ぜひ湖北省に行ってみてください。