見出し画像

モラハラ夫に別居という選択はない

離婚を考えた時、一時は別居を考えました。別居して、頭を冷やしてみるのはどうか?ということですね。私も相手も熱くなってしまっているし、数日でも別々に過ごせば、お互い冷静になれるのではないか?と考えました。私が実家に帰るのがいいのですが、実家から、子供の保育園、通勤は困難でしたので、市内に実家がある旦那が実家に、数日間でも行ってくれることを望みました。

結果は、タイトル通りです。

「家族なのに、どうして別々に過ごすのか?」「話し合えばわかる」「一人になったら、子供のことも大変だろう?」

と様々な言葉を投げかけられました。

家族なのに…ですが、家族なら、本当に大切思っているなら、モラハラなんてしないでしょうね。相手の【家族】という概念が、違っていなければ、の話ですが。

話し合う…話ができる相手なら、既に話し合っていますし、こうはなっていないでしょう。

ワンオペ育児…いつもワンオペでした。保育園の送迎もやろうとしない、子供のことも見ているのかどうなのかわからない状況でした。いざ、私が病気で倒れたら?具合が悪くて、送迎をお願いすることになったら?本人は、自分も仕事を休んで、子供も保育園を休ませてしまうでしょう。自分が送り迎えをしたくないので。そして、こういいます。「お前のせいで仕事を休まなければならなかった。稼ぎが減った」と。

モラハラのベースは、【支配・服従関係】です。支配する相手がいなければ、意味がないのです。仕事でどうしてもの単身赴任であっても、常に家族のことを考えているふりをして、家族の動向を探っています。自分を抜いた家族が楽しんでいるのは嫌いです。自分を中心に、家族が従っていなくてはいけません。なので、【別居】という選択肢自体が存在しないのです。もしかしたら、【離婚】という選択肢も存在していないかもしれませんね。旦那は前の奥さんから離婚を言い渡されていますので、【離婚】という選択肢はありました。ですが、【別居】だけは避けたがりました。別居から離婚という流れが怖かったのだと思います。そのため、上記のような言葉を何度も何度も言っていたのでしょう。

また、私は、旦那より10歳以上年下ですので、旦那からすると、世間知らずで、言うことを聞かせられる存在だったのでしょう。【束縛】という言葉がぴったりでした。どこに行くにも、許可を得、自分も一緒に行きたがります。行ったとしても、自分が楽しめなければ、文句を言いだします。ずっとです。それに疲弊し、この人と出かけたくない、出かけても疲れるだけ…という考えに至ります。相手が、「休みだからどこかに行こう!」と言っても、考えているのは、自分が行きたいところか、もしくは、「お前の行きたいところでいい!」と優しそうな言葉を残して、全く考えず相手に投げる。投げた結果が悪ければ、批判します。昼食でもそうです。「何が食べたい?」と聞かれても、相手の機嫌を損ねないよう、相手が食べたいものを言い当てなければなりません。そこら中に埋まっている地雷を避けながら、必死に回答を探すのです。頑張っているのですが、うまくいきません。うまくいかないと、今度は説教が始まります。

そのような状態が続けば、モラハラを受けている人間は、精神がおかしくなってしまいますよね。でも、それが相手の企みなのです。そうやって、相手が自分がいないとだめだ、と思い込むように仕向け、自分の意のままに操ろうとするのがモラハラです。何度も言いますが、その相手が目の前にいない、という状況はあり得ないのです。

まずは別居して、頭を冷やして、元に戻ってもいいと思いますが、それができる相手なら?ということだけは必ず、念頭においてください。できない相手なら、即、離婚!でもいいのです。離婚することを決めて、別居、でもいいのです。別居して、時間をかけて再構築…できる相手なら、ここまでなっていません。そして、それを批判される筋合いはありません。ただし、簡単に離婚できないのが、モラハラですよね…

私も、協議離婚では難しいだろうと言われていました。「調停を踏まえて、とっとと弁護士を探せ!」と。同居している間は、全く話し合いができませんでしたから、調停になるかな?と考えていました。まさかの協議離婚となりましたが。とはいえ、まだまだ決めることはたくさんあります。親権は私、養育費は支払う(金額未定)、面会は不要(相手が嫌がったためで、娘の気持ちは無視です)、程度しか決まっていません。あとは何を決めればよいものなのか、まだまだ見えていませんが、ひとまず、離婚が決まっただけでも良かったとは思います。

まずは相談を!

【モラハラ】なのか?と思われる方もいると思います。私も、自分の考えが甘いのではないか?我慢できるうちは我慢するのが普通なのでは?と考えていました。それが当たり前になると、ずっと我慢する状況になります。ちょっとでも、苦しい、我慢ばかりで辛い、と思うことがあれば、まず、第三者に相談するのがいいです。「これってモラハラなの?」と。一番わかりやすいのは、相手の機嫌を損なわないように生活することです。これは間違いなくおかしい状況ですよね。性格上の話はあるかもしれませんが、お互いに話し合ができない、意見の擦り合わせもできず、相手の地雷がどこにあるかもわからず、毎日が辛い、という状況が異常であることを知ってください。

行政機関が行っている相談窓口もあります。友人知人に知られたくない場合は、このような第三者機関がいいでしょう。または、今は、離婚経験についてブログヲ書かれている方もいます。何にせよ、まずは情報収集から始めてはいかがでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?