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苦手なのは「勉強」ではないのかも

今回は、「読み書きが苦手な「発達障がい」はクラスに3人 知能と違う課題」という記事をご紹介します。

読み書きが苦手という学習障がいについての記事ですが、学習障がいは他にもさまざまな特性があります。

一部の事例ですが、分かりやすい動画がありますのでご紹介しますね。それぞれ10分ほどの動画です。

https://www2.nhk.or.jp/school/movie/bangumi.cgi?das_id=D0005190174_00000

https://www2.nhk.or.jp/school/movie/bangumi.cgi?das_id=D0005190236_00000

他にも、学校での取り組みを紹介する番組もあります。

https://www.nhk.or.jp/mito-blog/300/467663.html

それぞれの動画を見てもらうと分かると思いますが、紹介されている特性が少しずつ違います。

最初の動画は、3文字ずつくらいしか読めないから理解に時間がかかってしまう。

二番目の動画は、文字が動いて見えて読みづらい。

三番目の動画は、似ている文字の区別が難しい。

このように、学習障がいに含まれる特性は様々で、困りごとも一人ひとり違ってきます。

最初にご紹介した記事にも書かれていますが、学習障がいを持つ子はクラスに3人ほどいると言われています。人口で言うと、8%ほど。

どれくらいの割合かというと、全国苗字ランキングのTOP5である佐藤さん、鈴木さん、高橋さん、田中さん、伊藤さんが丸っと入るくらいの人数です。

結構多いですよね。

“学習障がい”まではいかなくても、「苦手だ」「出来るけど疲れる」という人もいると思うので、そう考えるとかなりの人数になるのではないでしょうか。

そのかなりの人数の一人ひとりが、少しずつ特性の違う困りごとを(大きい小さいの差はあるけれど)抱えているのです。

学校のテストで良い点数が取れないと勉強が苦手な子だと思われがちですが、そうではないのかもしれません。

本を読まないのは、文字が読みづらいからなのかもしれません。

勉強したくないのは、教科書の文字を少しずつしか読めず、内容を理解するのに時間がかかるからなのかもしれません。

分かっているのに書けないからテストで点数が取れないのかもしれません。

困りごとは人それぞれです。

その子の困りごとに寄り添い、その子に合った対処方法を見つけることで、学習面が大きく伸びる可能性もあります。

スマホやタブレット、パソコンなど今は便利なツールがたくさんあります。

まずは何が苦手なのかを見つけて、その苦手を克服するための対処方法を焦らずに見つけていってください。

勉強は、苦痛なものではなく楽しく面白いもの。

そう思えるようになったら優勝です。

何が苦手なのかなかなか分からなかったり対処方法が見つからずに困っている時は、私たちと一緒に考えてみませんか。


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