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「質問ありますか?」と逆質問される理由【転職でキャリアアップする】

皆さん、こんにちは!本田祐樹です。

いつも記事を読んでくださってありがとうございます!
もう一年の半分を過ぎてしまいました。
今年の一年もあっという間に過ぎていきそうな感じですね!

僕のnoteも投稿し始めてもう半年。
普段から転職についてのお話しをさせて頂きましたが、すでに転職活動を始めて面接に参加されている方もいるのではないでしょうか。

本日は「転職時の面接で使える逆質問」についてお話しをしていこうと思います。

ちなみにですが皆さんは面接の最後ににいつも聞かれていませんか?
「最後に何か質問はありませんか?」って。

僕も転職活動を2回してきて、僕のときも沢山聞かれました。
今では経営者として面接に参加しているので、今では逆に自分が求職者に対してこの質問をよくしています。

そうすると困った顔や悩んでいる顔をされる方がちらほらと。
やっぱり苦手なんだろうな。。。。って思いました^^;

「就活や過去の転職で、逆質問に上手く答えられなくて苦手意識がある」
「会社の下調べをするが聞くネタがない」
「聞いちゃいけないことがあるんじゃないかと思って上手く質問を考えられない」

こんな経験ある方は是非読んで欲しいです!
苦手な部分は今日の記事を参考に対策しておきましょう^^b


逆質問される理由を理解すれば転職は怖くない


なんでこの逆質問されるか理解すれば転職なんて怖くありません!
まずは理由を知りましょう!ということで早速ですが、私たち企業が求職者に対して逆質問する理由は以下の通りです。

①コミュニケーションができるのか知りたいから
②仕事の意欲が知りたいから
③求職者が抱える不安を知りたいから


①コミュニケーションができるのか知りたい
逆質問は面接のなかで質問方向が変わる唯一のタイミングです。
面接官は求職者の「質問に答える」とは違う側面を確認したがっています。

そのため質問の内容というよりは、
・端的に質問できるか
・質問する意図が分かる質問になっているか
・相手の立場に立った聞き方ができるか
というようなことを見られることが基本です。

面接官が理解しにくい質問や当てずっぽうな質問にせず、事前に分かりやすくまとめておくと安心です。

テクニック的なことですが、面接の中で一度皆さんが聞かれた質問を皆さんがさらに深掘りするような質問はウケが良いと思います。

(例)「自分が本当に力になれるのか知りたく質問です。先ほど私の経歴についてご質問頂きましたが、逆に御社の中途で入社された方はどのような経歴の方が多かったのでしょうか?」


②仕事の意欲が知りたい
多くの方は色んな会社にエントリーすることになるでしょう。
そうすると面接官は「他の企業ではなく、自社への志望した理由がどれくらい高いのか?」を知りたがっています。

逆質問をしない人やテンプレートな質問をすると、「この人は志望動機が少ない人だ」と思われる可能性があります。
是非企業に興味があるとわかるような質問をすると良いですよ。

(例)「御社は業界初の○○というサービスをお持ちですが、こちらのサービスはどのような経緯で作られたのかお聞きしてもよろしいでしょうか?」

③求職者が抱える不安が知りたい
企業側からしたら一度入社したら簡単に退職して欲しくないと思っているものです。
例えば試用期間のなかで退職されると、採用をしたのに求めていた仕事はやってもらえず新しく人を探すことになります。
皆さんには関係のない話に聞こえるかもしれませんが、企業側からしてみると赤字になるんですよ・・・。

転職活動している人からの相談として「面接で聞いちゃダメな質問ってありますか?」というものがあります。

たしかに余計なところで地雷を踏みたくないですよね。

とはいえ私個人の考えとしては、面接で聞いちゃダメな質問は無いと思います。

むしろ求職者が不安を抱えたまま採用して、入社してから何かトラブルが起きる方がよっぽど辛いです。

恐らくですが「聞いちゃダメな質問」っていうのは「聞き方」の問題だと思うんですよね。

・金銭事情が苦しい
・出産、子育て
・持病がある
・パワハラ、いじめで転職することになった

例えば上記のようなことって誰にでも起きるイベントですし、今の時代で理解を示してこない企業は皆さんから縁を切ったほうがマシですw

私の会社でも同様で「面接は相互理解の場」と考えているので、ざっくばらんに質問してもらって不安を解消してもらうようにしています。
(もちろん失礼な態度で質問してきたら減点していますよ)


転職でよくある逆質問


続いてよくある逆質問例をまとめてみましたので参考にしてみてください^^b

企業の方針や事業ついて具体的に質問
⇒企業を研究しているかどうかのアピールに使えます。

「御社では〇〇業界へ新規参入を検討しているとのことですが、私としては他社との差別化をどのように理解しておけば良いものでしょうか?」
「御社の理念は同業他社にはないユニークなものでとても興味があります。ちなみですが理念について社員の方たちで取り組まれているイベントや習慣などあったりするんでしょうか?」
「海外への展開の強化をしていくとのことでしたが、今回のコロナの影響を受けて何か変わったことや新たなチャンスだと感じられていることがあれば教えてください」
仕事内容に使う質問
⇒仕事の中身を具体的に質問をして入社意欲を更にアピールしましょう。

「自分は御社の業界は未経験なのですが、同じように未経験で転職された方一人前になるまではどのくらい期間が必要でしょうか?」
「御社で一番活躍されている方の特徴や経歴を、ぜひ参考にしたいので教えていただけますでしょうか?」
「御社のマネージャー以上の役職を目指したいと考えていますが、現在マネジャーをやられている方はどのようなキャリアを歩まれているのでしょうか?」
労働条件や待遇を知りたい時に使う質問。
⇒働く環境を事前にイメージするために面接の段階で聞きだしておきましょう。

「△△職の1日の行動スケジュールはどのような流れになっているのか教えていただけないでしょうか?」
「御社の評価基準としては実績と年齢で給料が決まるとお聞きしました。精一杯がんばるつもりですが現状の私のポテンシャルだと給与レンジとしてどの辺りまで目指せるのか知りたいです。」
「御社が取り扱う製品はクリスマス商戦が一番需要があるとお聞きしましたが、やはり繫忙期とそうじゃない時期とで業務内容や働き方は変わってくるのでしょうか?」


一次面接、二次面接、最終面接それぞれ注意するポイント


面接のステージによって逆質問するべき内容は実は変わってくるんです。

まず一次・二次面接では人事担当者の方や、入社後に直属の上司になる方が面接官になることがあります。
そのため「職場や業務や関する質問」や「面接官の仕事の話を質問」をすると具体的な答えを聞けて皆さんとしてもイメージがより濃くなるでしょう。

いっぽうで最終面接では、社長・役員クラスが面接官です。
「仕事で使うスキル」よりも「入社に対する意欲が高い」ということを確認することが多いです。
企業について興味・関心が高いこと知ってもらうために「今後の方針など、会社全体に関わる質問」をしていきましょう。
「少しでも会社の未来を考えてくれそうだな」と思わせることが出来れば勝ちです。


転職でより良いキャリアを作るなら結局は人間性が問われる話


面接官はスキルや経験だけでなく、人間関係を円滑にできるのかも確認しています。

会社はチームです。
みんなが協力しあって働いていく場所なので、是非ともあなた自身の人間性をアピールしていくようにしていってください^^
「この人と働いていきたい」と思ってもらえるようなことを気づいてもらえることが大事です。

具体例として僕の知り合いのF君のお話しをしようと思います。
F君は今勤めている会社へ中途採用の面接をした時に、面接であまりいい印象を残せなかったそうです。

F君は一次面接で上手く自分の学んだことを伝えることができずスキル的には低い人だと思われたと感じたようです。
運良く最終面接に進めたそうですが、少し落ち込んでいたせいか最終面接ではF君自身のこれまでの生活などについての会話をしていて、それ以外のことはあまり覚えていないそうです。
まあよっぽど落ち込んでいたんでしょうね・・・。

客観的に見たらそんなF君は不合格になったでしょう。
しかしまさかの合格通知を頂いたようです。

F君は不思議に思ってしまい、合格通知の連絡をした総務の方に理由を聞いたそうですが結局わからずだったみたいです笑。

私はこの話を聞いた時、たぶんこのパターンは最終面接の時に社長がF君のことをどこか気に入って採用したのではないかと思いました。

そこでF君に「今している仕事で社長や社員と何かしていたりするの?」って聞いてみました。
するとF君は、「特に大それたことはしてないですが、今は年に数回しか会社に出社しないので、たまに有給を頂いたりして会社の近くを通ることがあれば会社に寄って社長や社員に挨拶をしに行っているくらいですね???」と言いました。
いや、それ普通の人しないんだけど・・・・って感じですw

たぶんF君は「人との関わりを凄く大切にするタイプ」でそこを今勤めている社長は見抜いたんでしょうね。
仕事ってお客さんでもチームでも人間関係はとても重要ですし。
スキルは勉強をすれば磨けるのですが、こういった人間関係の力は勉強では中々身に着けることができません。
これはF君のとてもいい個性であり立派な強みでしょうね^^

ってこともあるのでスキルや経験だけでなく、皆さんの人間性も上手くアピールしてください!(あざとくならない程度に)

本日も閲覧ありがとうございました!
他の記事でも仕事について色々なことをお伝えしていますので、本日の内容が参考になれば是非読んでみてください!

それでは今日はこの辺で!


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