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全然遅くない!30代の転職でキャリアチェンジを実現する方法

皆さん、こんにちは!本田祐樹です。

以前にいくつかキャリアアップについてお話しをしましたが、今回は「30代でのキャリアチェンジ」について語ろうと思います。

30代はライフスタイルが大きく変わりやすいので転職を検討する方は多く、次のような悩みを見かけます。

「仕事を変えたいとは思う。とはいえ行きたい会社も無いし他の職種がどんな仕事かすら分からない」
「キャリアチェンジに興味があるけど30代だから最後の転職になりそうで、なかなか行動を起こせない」
「新しいチャレンジはしたいけど、スキルもお金もなく結局あきらめてしまっている」


今回はこちらについて答えていこうと思います。

僕も28歳の時に新入社員として営業職に就職し、キャリアチェンジで異業種の職に変わったりもしましたし、周りの30代でキャリアチェンジをした人も多くいます。

自分の経験と「30代でキャリアチェンジした人から聞いた話」を織り交ぜながらお話していきますね。


30代からキャリアチェンジを始める方法

最後に30代からキャリアチェンジをするための考え方をお話します。

先ほども言ったように「長く続けられる仕事」を選ぶためには、皆さんの過去の経験をから「どんな仕事がしたいか」「どんな働き方がしたいか」を見つけることが必要です。

ただ単に仕事を変えたいからキャリアチェンジをしたいでは興味のない仕事も調べていくことにもなるので転職のミスマッチが起きたりするからです。

「どうやったら好きなことを見つけられますか?」なんて質問もよく聞きます。

たしかに大人になって自分の興味関心を探すのって実は難しいんですよね(^^;)

結論としては、何に興味を持つかはやってみないと分かりません。
きっかけを増やす行動を何回もやってみることで、自分のやりたい仕事が見えてくるはずです。

あとコツとしては「好きなこと」よりも「嫌いじゃない事」で探してみると見つかりやすいです。

強烈に興味のあることが無い限り、自分の行動に自信を持てないのが人間です。

だから逆説的に、「嫌いじゃない事」が結果的に自分の天職の分野であることが多いからです。

1日を通して「本当はやりたくないこと」「やってるとストレスを感じる事」を洗い出してみましょう。

たぶん沢山出てくるんじゃないでしょうか。

そこで最後に残ったものが皆さんにとって「嫌いじゃない事」であり、「やりたいこと」に化ける可能性が高いものです。

「こんなことが自分の好きなことになるのか?」と疑いたくなるでしょうが、「嫌いじゃない事」っていうのが非常にポイントになってきます。

人間って本能的に「身体の安全」を求めている生き物なので、「嫌いなこと」にはとても敏感に反応します。

本能的にリスクだと検知して自分の身を守ろうとする働きがあるからです。

そんな鉄壁のガードをすり抜けて、「嫌いじゃない事」に認定された活動というのは大きな可能性があるのです。

「何で嫌いじゃないか?」ってのは置いといて、まずは見つかった「嫌いじゃない事」を大事にしてみてください。

いざ転職するとなったら転職エージェントやキャリアアドバイザーに相談することになるんですが、多種多様な求人を一気に渡されることでしょう。

何も考えずに打算的に求人を眺めて「何となくこれかな?」でエントリーして、面接に行って「ぜんぜんイメージと違った」と愕然とする経験が待っています。

そんなときに「嫌いじゃない事」を軸に求人を選んでみると、企業研究や面接をこなす毎に「何か面白そうかも!」って絶対なりますよ!

30代になると「この転職が最後になるかも」って思い始めますよね?

「キャリアチェンジしなければ良かった」とならないためにも、是非ストレスや負担のかかりにくい働きができるところに転職できるように頑張ってくださいね!


30代でキャリアチェンジができる理由


そもそも30代でキャリアチェンジはできるのか?
これは断言します。できます^^b

「転職は35歳が限界説」という話は聞いたことあると思いますが、実際はそんなことはありません。
今では定年延長の影響もあってか、30代や40代、50代の方を求めている会社だってあるからです。

0から教育をしないといけなかったりと思われるかもしれませんが、年齢を重ねていくと経験も比例して身についているはずです。
異業種だとしても、これまでの経験やスキルがマッチする求人が見つかればキャリアチェンジでの転職は十分チャンスがありますよ^^

また営業職⇒エンジニア職みたいに職種を変えるのがキャリアチェンジの一般的なパターンですが、「食品業界の営業⇒IT業界の営業」といった形で業界を変えることもキャリアチェンジになります。

どちらかと言うと、業界を変えるくらいのほうが心理的なハードルは低いんじゃないでしょうか。

「自分はずっと食品業界の営業だから、次も同じ道だろうな」と諦めモードに入ってる方がいるかもしれませんが、誰にだってキャリアチェンジの道は残されているので安心してくださいね。

少し話は逸れますが今の時代は「総合力」が求めれています。

「食品業界の営業で30年」みたいなスペシャリストな働き方はもちろん需要がありますが、「食品、不動産、ITで営業をやってきたので何でも売れます」っていう働き方も需要があります。

「やりたいことがないから、おススメの業界は教えてくれませんか?」という質問を受けることがあるのですが、おススメの業界なんてありません(--)

経済情勢はどんどん変わっていきますし、今回のコロナ禍で見たように「特定の業界だけ大きく落ち込む」なんてことも起きるんですよね。

さらにコロナのようなイベントって誰にも予測できないわけで、残念ながら運悪くダメージを食らってしまった形なんです。

だからこそ臨機応変に対応できるようにするためにも、キャリアチェンジで違う世界を見ておくことは大変重要になってきます。



30代でキャリアチェンジした人には何があったのか?


参考までに僕の周りにいたキャリアチェンジした人の経験談を書いてみました。

営業職→事務職
営業として数年間働いていたA子さん。
労働環境があまりよくなく、帰るのはいつも終電でした。
続けるにつれ体に影響がでてきたようで退職を検討することにしました。
「次は結婚しても働き続けられる会社に転職したい」と思い今と同じ営業だけではなく、社内で安定して仕事ができる事務職も探しキャリアチェンジを決めました。
年収は営業職時代に比べると下がったようですが、プライベートの時間が増えたおかげでライフワークバランスが取れているらしく満足できている状態のようです。
サービス職→クリエイター職
お店の接客業として働いていたB君はアルバイトからの正社員になってお仕事を続けていました。
だけど仕事に対するモチベーションが薄かったため、このまま仕事を続ける気持ちが湧きあがらなかったようです。
そこでB君は「自分の好きなことで仕事をしたい」と考えて、趣味のカメラを活かして映像関係の仕事へキャリアチェンジをしました。
最初はアシスタントからスタートしたので年収が下がっていたようですが、スキルをどんどん増やし当時の年収と同じくらいまでキャリアアップに成功しているようです。
エンジニア職→介護職
C君はエンジニアとしても働いていましたが、営業も掛け持ちですることになってしまいました。
しかし営業をすることで人と関わることが好きだと気づき、「もっと人と関われる仕事をしたい」と思うようになりました。
いまでは介護職に辿り着き、毎日を楽しく充実して過ごしてます。


共通点としては、僕の周りの人はプライベートや自分の好きなことを優先して仕事を探していきました。

もちろん給料の良い会社に行くことは大事なんですが、難しいのが結局のところ「興味のない仕事」はお金をもらっても続かないということです。

30代なのでお金のこともシビアに考えつつも、「長く続けられる仕事」をぜひ見つけてくださいね!

それでは今日はこの辺で。

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