見出し画像

20代で起業して失敗しないためには?!

皆さん、こんにちは!本田祐樹です。

本日は「20代で起業して失敗しないためには」というテーマでお話していきます。

私は独立してから4年たち今では2つの会社を経営しています。
さらに他の記事でも起業について肯定的なポジションで発信しているため、20代という若い人にはどんどん起業して欲しいと思っています^^

しかしながら昔の自分もふくめ多くの場合、若くして起業することに漠然とした不安があることでしょう。

私自身の経験や周りの経営者の様子などを踏まえて、20代で起業しても失敗しないように出来ることをまとめてみました。

「起業に興味があるけど踏ん切りがつかない!」という方はもちろん、起業がよく分からない方にも読んで欲しいです。

それではやっていきましょう!


20代で起業して失敗しないために

画像1

いきなりテーマについての結論として、20代で起業して失敗しないためには以下のようなことを意識してやっていくと良いです。

①謙虚にやる
②法律、税金を真面目に知る
③地に足つけた活動をしていく

まず①ですが学生もしくはサラリーマンと経営者は全く違う仕事になることを改めて肝に銘じておいてください。

「サラリーマンで10年くらい経験を積んでから起業する」みたいなお話はもちろんありますが、サラリーマンの延長線上に起業があるわけではありません。

仕事の内容はたしかに同じようなことをやるかもしれませんが、マインドや行動まで全て違います。

メロンとメロンパンくらい違うものだと思ってください。

たとえばプログラマーとしてサラリーマンをしていて、システム開発業で起業した場合を考えてみます。

サラリーマン時代は役割分担がされていて、自分の持ち場のプログラムを書いていくことになります。

またPMやディレクターとの打ち合わせで細かい作業内容に修正を加えていきますね。

一方で起業した場合は基本的にまず案件を取らねばなりません。

当たり前なんですが意外とイメージされていない方が多いです。

さらに案件を取ったあとにお客さんとの打ち合わせを自分でやるわけで、お客さんの要望と自社の利益を上手くバランスとるようにコミュニケーションしていきます。

そして自分でプログラムを作り自分でテストして自分で納品します。

外注することもありますが大枠は自分で責任を持ってやらねばなりません。

誰かの指示を受けてプログラムを書いていればお金がもらえていたサラリーマン時代とは全く違う動き方をしていきます。

改めて自分の能力を客観視して、常に仕事について頭をフル回転していきましょう。

「自分は○○会社で働いてたから起業しても何とかなる」というのは自信ではなく過信です。

余計なプライドや自信はすべて前職に置いてきてくださいね(^^;)

逆に言うと謙虚になり一つ一つの作業に真摯に向き合っていれば大きく失敗することはありません。

続いて②ですが法律や税金について知識を付ける必要があります。

「税理士、弁護士に頼むから大丈夫!」というのは物足りないです。

たしかに作業は誰かにやってもらえますが、意思決定は自分ですることになるためです。

税理士や弁護士は上司ではないので、良くも悪くも一般的なことしか対応しません。

脱税や違法行為をやりそうになってたらストップかけてくれますが、基本的な方針は自分で知識をつけて主体的に相談する必要があります。

「税理士が教えてくれなかったから節税できなかった」と言う方がいるのですが、正直言って「the 知らんがな」って感じです。

「どうすれば損しないか?」ということを常に考えて情報収集していきましょう。

とはいえ誰しも無知な状態からスタートするので最初は出来なくても大丈夫ですよ^^

主体的に情報収集して「○○すれば節税になるっぽいのですがウチも対象になりますか?」みたいな相談が出来るようになると、いつしか向こうからも親切に提案してくれるようになります。

税理士や弁護士とそんな関係になれればトラブルも怖くないですよ!

最後に③ですが起業してから最初は稼げない事が多いです。

私も独立した最初の6か月くらいは売上0円でした。

人によっては2~3年くらい食えないという例も珍しくないです。

「起業した」という達成感と「早く稼ぎたい」という焦りで、大きなステップを踏む方がいて失敗することがあります。

たとえば以下のような感じです。

「自己資金50万円しかないのに都内に豪華なオフィスを契約する」
「いつマネタイズできるか分からない商品開発に大金を投資する」
「いきなりスタッフをたくさん雇う」

気持ちは分かりますが失敗しやすいですね。

色々考えてのことだと思いますが、まずは来月の生活費から考えるべきです。

「投資がないと成功できない」「自動化しないと消耗する」なんて話があって、間違いでは無いのですが地に足をつけた動きをしないと一瞬で倒産しますよ。

「家を持たずにオフィスで寝泊まりする」
「1人で2人月の仕事を何とか回す」
「稼いだお金は会社に残して役員報酬は必要額にする」

こういったことを今では有名な実業家の方たちのほとんどがやられてきています。

有名な実業家の方たちは「儲かっている状態での最適案」を発信されるので、そういった情報を丸々自分の状況に置き換えない方が身のためです。

私を含め凡人が凡人なりに起業して失敗しないためには、地に足のついた行動を心掛けましょう。


人生に保証はない

画像2

少し耳の痛いお話だったかもしれませんが、夢見て失敗するくらいなら最初から知っておくべきことをお話しました。

先ほどの3点を心掛けたとしても失敗する可能性は0%ではありません。

起業って運ゲー要素もあるので、完璧な行動をしても経済情勢やコロナみたいな外的要因で失敗することは全然あります。

まあでもサラリーマンでも同じことが考えられます。

今回のコロナによって突然クビになった人がたくさんいますよね。

「起業すればお金を稼げますか?」「サラリーマンで安定してやるにはどうすれば良いですか?」という質問をたまに受けるのですが答えようがないですよね。

学校教育みたいな明確な答えがあれば誰も苦労しないわけで。


とはいえ20代なら失敗しても問題ない

画像3

ここまでの内容で「20代で起業するなんて恐れ多いな」と思った方がいるかもしれません。

結論として、20代で起業して全く問題無いです。

「失敗しない」という意味ではなく、「大きく失敗しない」ということです。

想像したくないですが20代で起業して1年で倒産したとしましょう。

その時点で20代後半か30才くらいだとして、普通に再就職をして持ち直すことが簡単にできます。

「起業して失敗した」という事実は恥ずかしいと感じるかもしれませんが、起業経験のある20代、30代は転職市場ではレアキャラなので欲しがられますよ。

またクレカの制限をかけられたり借金を抱えるかもしれませんが、20代から就職なりアルバイトなりで必死にやり直せば時間が解決してくれます。

これが家族持ちの50代だとしたら目も当たられません。

また20代であれば両親が現役で働いているので、そうすると援助してもらえることもあり得ます。

ケースバイケースですが20代であれば子供や要介護者がいないことが多いですよね。

つまりやり直すお金も時間も思っている以上に少なく済むケースが想定されます。

そんな感じで20代は何かとやり直しが効くので、起業に興味があるのであれば年を取る前に始めるべきです。

いちおう私のブログでは「独立のやり方」「案件の取り方」など、起業するうえで必要な情報をすでに投稿しているのでぜひ他の記事も読んでみてください^^

それに加えて今後も定期的に新しい記事を投稿するので、本日の内容が有益だと感じてくれたら次回の記事も読みに来てくださいね。

本日はここまでにします。

最後まで読んでくれてありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?