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COFEEBOY(特に守本店長さん)との長い長い御縁。

必ず帰ってきたい場所。COFFEEBOY光店。

 父が幼い頃から連れてきてくれたコーヒーボーイ光店。私も三歳の頃には、父のコーヒーに手を出していました。
 英語の習い事のために近くに週1回通っていたので、父に送ってもらい、帰りにここに寄るのがルーティンでした。
 習い事をやめても、事あるごとに父が連れてきたのはこのお店。そこで雑誌を読んで、静かにゆっくり飲み干したら、家に帰ります。
 店内は狭いけれど、外のベンチも使いながら、お客さん同士も気を遣う、コーヒーの香りに包まれた、穏やかで幸せな時間。

 注文のとき以外には店員さんとも話すことがなかった父が、中学を卒業してすぐにこんなことを言いました。
 「今までコーヒーボーイに連れて行ってたのは、店長さんの振る舞いを見てもらうため。一流のものに触れてもらうために通っていた。もし快いと感じていたなら、今から卒業の報告と、今までの感謝を伝えにいくぞ」と。

 それまでほとんど話すことがなかった店長さんと、直接話す場面が増えて、やはり印象は変わらず、素敵な人。そしてお客様に接する姿勢。種明かしをされてから、なおいっそう、この「場」をつくる空気感の理由がわかるようになってきました。

 コーヒーは人の間をつなぐ

 

つながっていく時間と思い

いとこと(今はない コーヒーボーイ ナギサ店にて)

 新南陽にあったナギサ店に行ったとき、ちょうど社長さんがいらっしゃって、コーヒーをドリップ。それを興味深くみている私たちの写真を撮ってくれました。この写真が一時期、コーヒーボーイのホームページを飾っていました。

 大学に入って、国内インターンが必須となったとき、そのインターン先として、別に出会いがあった瀬戸田の「島ごころ」と、コーヒーボーイが浮かびました。発表が伴うであろう、このインターンという場を使って、みなさんに私がいただいてきた善くて美しい気持ちを伝えたい。


瀬戸田でのミーティング

 すると、両者がぜひ会ってみたいという話になり、店長さんやコーヒーボーイの社員さんと瀬戸田を訪問。店頭でしか会わない守本店長さんと瀬戸田の空の下で会えるなんて。
 コラボ商品開発まではいたりませんでしたが、動くと何かが起きるという私のスタイルに自信を持てた瞬間でした。

インターンの様子

 コーヒーボーイのインターンでは、店頭に立たせてもらい、お客様にコーヒー豆の違いをプレゼンする企画を立てさせていただきました。
 コーヒーをお客様に出すためには、しっかりとした研修が必要なので、私の写真はあくまで企画、試飲用の抽出。
 本社や焙煎の工程も見せていただきました。そこで出会ったのが焙煎士の金近さん。コーヒーに関する深い知識を披露してくれましたが、何より、あの写真。ホームページを飾っていた写真の子どもが私と知って、大感動。とても気に入っていて、その後、ホームページからは既になくなっているその映像データを掘り起こしてくれました。

 金近さんがコーヒーボーイ光店に来られて、品種ごとの飲み比べをするイベントが開催されたときに、いとこを連れていきました。この写真を金近さんに見せると、またさらに喜んでくれて。コーヒーがこの場を通して、つながりをどんどん広げてくれています。

いとことの写真再現

コーヒーがつなぐ『御縁』

 コーヒーボーイ光店から広がる、私のストーリー。店長さんとのエピソードは、多くのみなさんから関心をもって聞いていただけます。コーヒーがすっかり好きになった私は、全国のコーヒー店を巡って、その土地の空気を感じるようにしています。今後も素敵なコーヒーとストーリーを紹介していこうと思います。


成人のごあいさつ
いつも気にかけてくれる店長さん

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