ファンマーケティングを語る
■記憶に新しい”頂き女子”
頂き女子、というキーワードが世の中を駆け巡ったのは記憶に新しい。
下心満載で近づいてくる男性をカツアゲして、その金でお目当てのホストに1000万円以上貢ぐ(北海道では家が建てられる金額)、という、前代未聞の大事件である。
このような詐欺事件が発生する度にニュースを見ながらいつも思う事は、被害者には失礼かもしれないのだが、
『あんた、そもそも、なんでそんなに金持ってんねん。』
である。
カツアゲされるためには、その分のお金を原資として蓄えておかなければならないのだが、こういう事で騙されてお金を貢いでしまうオジサンには、普通のサラリーマン的な方がとても多い印象。(稼ぎもそんなに自分達と変わらないと思うんだよね)
ある所にはお金があるのだなと、社会の裏側がすすけて見えたついでに、ついつい思ってしまう瞬間である。
世の中、格差社会だとか底辺社会だとか、色々と流行語を産み落としながら、特に平成時代の後半以降、日本人が凋落して国際社会の中で貧乏になり行く様を悲観する一方で、大金を蓄えながら生きている人がいるのも事実であり、本当に驚くなぁ(感想)
■キャバ嬢に貢げない自分
水商売というテーマで話を膨らませるのであれば、
その昔、札幌すすきのの、キャバクラに社会科見学の一環として、職場の先輩に連れて行ってもらったことがある。
人一倍、そういう”夜の世界”や”水商売”と親和性の低い人種である私が(女性相手のトークが冴える事も無ければ、ビジュアルが映える事も無い、地味な真面目人間だからな✨)、行っても何も盛り上がらず、そこにハマる事が無かったのは言うまでもなく、よって、未だにハマる兆しは全くない。
だから、水商売のキャスト相手に、貢ぎたくなる気持ちというのが、全く理解ができない。
■ニアリーイコールな「アイドルの推し活」
最近面白いなと思いながら聴いているのがVoicyの「グロービス経営大学院」の毎週木曜日放送分である。
アイドルの推し活にハマっているスピーカーの女性が、熱くアイドルの推し活最前線を語り、そしてビジネスの視点や経営者の視座で、スパっと軽快に斬るのである。
ちなみに先週6/27の回は「ファンマーケティング」について、イコールラブというアイドルグループを例に上げて、斬っていた。
アイドルに関しては、私は個人的に面白がって観察しているユーチューバーがいる。
現役のアイドルと、その幼馴染の男性が、同居した生活で発生する、様々なハプニングやトラブルを、エスノグラフィー的なフィクションとして、面白おかしく映像作品化しているのだ。
■まとめ
ここまでに、色々と例を書いたが、頂き女子やキャバ嬢もそうだし、アイドルもそうだけど、「ファンマーケティング」が極めて上手、というのが共通点。
学校の教科書では教えていないけど、ビジネスの世界で生きて行く為に、今や必須な能力なのかもしれないな、と感想を持った次第。
ところで、もし私がファンマーケティングをやろうとしたら
こういう路線なのだが。
誰かついて来てくれる人いるだろうか。
私もその昔、20代前半の頃は、社会勉強として(社会科見学だ)として、会社の先輩にキャバクラに連れて行ってもらった事があったが、昔から酒を飲むと眠くなる体質なので、あまり楽しめなかった、というのが正直なところである。