川瀬みちるから益岡和朗さんへ #LGBTQA創作アンソロジー リレー日記
「太陽が眩しかったから」といえば何だって許されそうなほどの天気が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか? 最近、何人殺しましたか?
LGBTQA創作アンソロジー『Over The Rainbow』にて(L)G(B)T(Q)(A)の「群雨」を書いた川瀬みちるでございます。
1、近況――「家父長制」を破壊しまくって楽しかったこと――
わたしは豆腐メンタルだし在宅勤務の引きこもりなので、0人しか殺していません。
近頃何をしていたのかと考えてみると、実に読んだり書いたりしているだけですね。本業とは別にライター業を始めまして、発達障害や同性婚などについて記事を書いておりますので、お時間あれば読んでいただけますと幸甚であります。
https://hbol.jp/hbo_comment_people/%e5%b7%9d%e7%80%ac%e3%81%bf%e3%81%a1%e3%82%8b?cx_clicks_article=2_author_txt
ヘイデンさんからのお題「お家でできる気分転換方法」ですが、刺繍や料理にはまった時期もありましたが、いまはお昼寝ですね。
そういえば、少し前、夜のドライブに行ったのが、その他何の出来事もない我が生活のハイライトでした。
夕方18時頃に友達がカーシェアのプリウスで迎えに来てくれて、朝の4時まで車に揺られました。どこに行ったかって? 秘密。大きな水がある秘密の場所。真っ暗な中で、大きな水が静かに光っていましたよ。
途中で大雨に降られたけれど、その時に公衆トイレでシャボン玉をしたのが楽しかった。なにせシャボン玉に「家父長制」という名前を付けていっぱい破壊できたので、一層良かった。そんな風に簡単に消えてくれればいいのにね。
2、自作解説――語るべきでないことについて語るときにわたしが語ること――
作家は自作について語るべきではない、というようなことをトルーマン・カポーティが書いていたように思います。
でも、少しだけお話します。
ある女が昔恋した女に再会するお話です。友情も、恋も、それからすれ違いもあったけれど、最後にはそのどれにも還元されない「愛」だけが残る(といいな)、という祈りと喪です。
あとは、もしよろしければ、読んでみてください。
3、作業環境――「存在しないものへの願望」を聴きながら――
実は、ショートショートを除くと、この作品が初めて書いた小説になるので、七転八倒しました。
作業場所は主に家。ノートにプロットや登場人物を何度も書きなぐり、ちゃぶ台にのせたSurface Proで、人を駄目にするソファに座って駄目になりながら書いていました。
音楽は何聞いてたかな? 忘れちゃった。フォーレの室内楽とかだったかな? (フォーレの「存在しないものへの願望は、おそらく音楽の領域に属するものなのだろう」なんて科白吐いちゃうところが好きなんですよ)
4、さいごに
ではそろそろ次の方にお回しします。益岡さんお願いします。
次のお題は「最近ハマってるコンテンツ」で!
川瀬みちる