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めぐるから、鈴木広実さんへ #LGBTQA創作アンソロジー リレー日記

体温のような気温が続く今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。こんにちは。アンソロジーの酔いどれ担当……じゃなくて(L)(B)担当の「寒い夜の光とは」を寄稿しました、めぐるです。

アンソロジーが発行された後あたりから、突如レモンサワーに目覚めました。夜な夜なコンビニやスーパーを巡っては、飲んだことのないものやお気に入りの一缶を手にレジに並んでいます。
今もレモンサワー片手にこの記事の下書きをしています。清書はさすがにシラフでやります。こんな感じの近況です。

自作解説をさせていただきますね。
アンソロジーの99ページ目から始まる「寒い夜の光とは」は、とあるゲイタウンで男女三人がお酒を飲んだりすったもんだしたりするお話です。
益岡和朗さんの「最初の事件」とはうってかわって、ある程度リアルでのコミュニティが形成されている場所を選びました。
はじめこそお酒!出会い!というポジティブなイメージを持ちがちかと思うんですが、そこには当たり前のように別れなどの暗い一面もあるんだよなーと思い浮かべながら書きました。

元々考えていた話がボツになったので、缶詰先のホテルでぶわぁーっと書きました。
なので作業環境はホテルのベッドの上ですね。スマホとBluetoothキーボードとイヤホンで突っ走りました。未発表の完成作に加筆をしたので、あまりプロットなどは意識しませんでした。意識する余裕がありませんでした。
イヤホンではサブスクからCocco、amazarashi、フレデリック、槇原敬之などをシャッフルして聞いておりました。原稿中はまだDIR EN GREYのサブスク解禁前でした……
小説を書くのが久々でしたので、缶詰同行者の「黒猫のバラッド」作者のぱぴこさんに泣きつきながら、原稿を真っ赤に染められながら制作しました。

益岡和朗さんからのお題「コロナ禍が収まったら行きたい場所」ですが、書いた作品につれられてゲイタウンに飲みに行きたくなりました。取材不足だったな、と思ったのもあります。
今はコロナ禍で休業している所がほとんどのようで、閉店してしまったお店も多いと聞きます。ツイッターを覗くと色んな場所で色んなお店が頑張っていらっしゃるのがよく分かるので、あちこち動けるようになった時には飲み歩いてみたいものです。

さて宣伝です。「寒い夜の光とは」を寄稿したことを後押しにして、「酔いどれ百合小説サークル しかのねどころ」を立ち上げました。
9月6日の文学フリマ大阪にて初めてのサークル参加をする予定です。幻のボツ作の本があるので、よかったらお立ち寄りください。

では最後に鈴木広実さんへのお題を。
「おうち時間を共にする飲み物」でお願いします。
それではまた次の周回でお会いしましょう。ありがとうございました。

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