福島ユナイテッド2024備忘録④【どっちに転ぶかわからない】
リーグ序盤戦-ターニングポイント
クラブの事情などお構いなしにリーグ戦は淡々と消化されていく。
それは調子のいいクラブのサポーターにとっては喜ばしい想い出の連なりであり、
調子の上がらないクラブのサポーターにとっては混沌とした感情の渦だ。
ここまで6戦勝利がない福島が当たる大宮は
元日本代表ストライカー杉本健勇を擁し、
2023年度営業収入だけ見ても
大宮 27億8800万
福島 4億300万
と大きな差があり、その規模がJ3のレベルと比べ桁違いな事は明白で、集められた選手の質は高く実際序盤から独走態勢を固める勢いの規格外のクラブだった。
その大宮を相手にして福島は1-2で負けはしたものの内容では一歩も引かなかった。
この試合の福島の時間帯毎のポゼッションは
0-15 52.9%
16-30 51.5%
31-45 48.0%
46-60 40.1%
61-75 50.6%
76-90 50.9%
と一時的に流れをもっていかれた後半立ち上がりを除いて互角に戦っている。
しかも両チームに得点が生まれたのは75分過ぎだ。
いかに競った試合が繰り広げられたかがわかる。
寺田監督は7戦未勝利が決まったこの大宮戦で逆にやれるという感触を得る。
正直それほど力の差を見せつけられたとは思わなかったサポーターも多いのではないか。
だが次節は東北クラシック。
グルージャ盛岡との伝統の一戦が待ち受けていた。
掴んだ切っ掛けを試すにはやや歯ごたえがありすぎる相手だ。
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観戦の足しにさせていだきますー(T^T)