わたし失敗作じゃない
物心ついた時から
中学生までずっといじめられてたわたし
高校生になって
だれも私のことを知らない世界に飛び込むまで
自分の肌が綺麗で白いなんて
1ミリも思ったこと無かったんです。
高校生になってともだちに
『肌が綺麗』『肌が白い』って言われてはじめて
ああわたし白いんだ、肌綺麗なんだって思えた
確かに、言われてみれば肌白いのに
全然気づかなかった。
嫌味に聞こえるかもしれませんが
本当に気づけなかったんです。
誰にも言われたこと無かったから
誰にも褒められたこと無かったから。
言わなくてもいいことなんて多分なくて
みんなみんな言わなきゃわかんなくて
わたしはそのともだちの
何気ないひとことにすごく救われました
わたしは自分の笑顔が嫌いです。
自分の笑った顔を見るたびに
『なんでみんなは笑顔が可愛いのに
わたしはこんなに可愛く笑えないんだろう』
って感じます。
でもある時後輩が
『先輩の笑顔がだいすきです』と
メッセージをくれました。
その時、本当に心の底から救われて
自分の笑顔が気持ち悪いと思うのは
もしかしたら私だけなのかもしれないと
少しだけ元気が出ました。
みんな、褒めよう
誰かのここが好きだって思ったら
とにかく伝えよう。
これ羨ましいって、かわいいねって
言ってあげた方がいいと思う
たとえそれがその人のコンプレックスでも
褒められて嬉しくないなんて人
きっといないから。
誰かのコンプレックスを
誰かのことを乏している瞬間
それって誰が幸せなの?
ありがとう、わたしを褒めてくれるみんな
ありがとう、今日もそばで笑ってくれて