サムライレムナントを終えて
まずは、お疲れ様でした、わたし!
発売初日、出来るだけ早く彼に会いたくってダウンロード版を購入し、0時から夜通しで会いに行き、初日のプレイ時間は15時間を越えた。
その後も仕事から帰って来てご飯を食べてお風呂に入ったらサムライレムナント。と、プライベートの時間をほぼサムライレムナントに注ぐ1週間を終え、漸く全てのエンディングにたどり着いた。
まだ見れていないムービーや、異傳(サブストーリーのようなもの)もあるのだが、ひとまずはここを区切りとして感想を書こうと思う。
一周目は、ただひたすら彼に一直線だった。
この気持ちが薄れてしまう前に公式に手紙を送ろう!と思うくらい、サムライレムナントの彼は本当に楽しそうで総じて嬉しかった。
全てのストーリーを見終えたからより確信として思うけど、彼にとって今回の盈月の儀は最初から自分が手を下すまでも無い案件で(では、何故彼がそこにいらっしゃるのか、という話はDLCで見られることを期待)だからこそ、江戸を純粋に楽しんでいる彼を見られたことがすごく嬉しかった。
彼はいつも彼なのでなにをしていてもどうあっても好きなのだけれど、
それでも彼の好きって思うことがぎゅっと詰まっていて、彼の言動一つ一つに「好き〜〜!」ってなっていた。ずっと楽しそうな彼を見られて私もすごく幸せだった。
見出し画像は、彼ルートの特殊エンディングの中の一コマなのだが、これ本当に泣きそうになるくらい嬉しかったのよね。
私が彼を好きになってから密かに(でも無いけれど)ずっと抱いている世界一周という夢を、彼の口からも語ってくださったの。
本当に嬉しかったなぁ。
私は宮本伊織ではないけれど、彼と一緒に世界に行きたい。
どこまでも、あなたに着いて行かせてくださいね。
真エンディングと言えば、私の中でこれ以上の真エンディングは無いかもしれない。
「貴様らと共に旅立つかは盈月の儀の果てを見届けた時にまた考えよう」
という彼の言葉に、ひょっとしてストーリー全部クリアしたら彼仲間になってくださるかもしれない!と思い二周目は一周目で飛ばしてしまった異傳を回収すると共に、残り二つのエンディングも回収しようと走った。
結論的に彼はまだ仲間になってくださらなかったので、DLCでいらっしゃるでしょう。と思っている。
ここからは作品に関しての話。
一周目で一条の光のストーリーを終えた時に、「剣はまだ渇いたまま」って出たのと、二周目全ての異傳を回収して"サーヴァントと戦う事が楽しくなっている宮本伊織"の姿を見てなんとなくどうなっていくか、というのは予想がついたのだが、それでもあまりにも切ない結末だった。
この、良い意味で胸を抉るストーリーを読んで、「型月作品ってこうだよな~」なんて、久しぶりに型月作品に触れたような気持ちになった。
私は彼が居ない作品をスルーしがちで別段会社のファンというわけでは無いし、全部履修していないのでそんな事言える立場では無いかもしれないけれど。
ただ、FGOというソーシャルゲームと、完成品として作られるコンシューマーゲームは作り手が同じでも別のもののように改めて思った。
伊織とセイバーの関係性が、恋愛関係ではなく剣としての友と描かれていたのが本当に美しかった。
戦闘狂になった伊織が変態チックだったのはそれはそれとして、
お互いがお互いの願いをマスターとサーヴァントで戦いぶつけ合う、そして結果的にどちらの願いも果たされるという。
ままならなさや、やり切れなさはあるけれど、とても切なくとても美しい話だと思った。
あと、今作における高尾太夫の令呪の使い方がほんっっとに美しくて美しくて、美しかった。
あのシーン本当に好き。
サーヴァントが武蔵ちゃんっていうのも大きくあるけれど、
別の世界にまた飛ばされてしまう武蔵ちゃんに対して、「自由になって、武蔵ちゃん!」って令呪を3画切るの。
令呪ってサーヴァントに対して命令したり、サーヴァントを強化するために使われるから、その使い方が衝撃的だったし、本当に美しいと思った。
相手を想い、相手を自由にするためのまじない。
真似しようと思って真似は出来ないけれど、
あれは本当に美しいなぁと感動したのでした。
あんな感動的なシーンどうしてムービーじゃ無いの~!!っていう気持ちが多少ある(笑
そんな感じで、私のサムライレムナントは一区切り。
あとはゆるゆると、若旦那様の飴のカンストを目指しつつ全てのストーリー達成率を100%にする事を目指していきます。
久しぶりに心の底から楽しくて充実した時間を送れました。
ここに書いても届かないけれど、サムライレムナント制作に関わってくださった皆々様、本当にありがとうございました。
真