芸大レインボーサークル 人権週間2023年壁新聞 Vol.2
皆さんこんにちは✨ 芸大レインボーサークルGRC です!
毎年12月第1週に行われる人権週間。それに合わせて私たちのサークルでは毎年壁新聞を発行しています。
今回も普段は大阪芸術大学でのみ公開だった壁新聞を、皆さんにもお見せしちゃいます!
今年のテーマは「LGBTQの一歩先へ」
今週は部員Dさんがデモの重要性について書きました。デモの先で待っている一歩先の世界、行動を起こすことの大切さを訴えています。
「デモ。それは市民の叫び」
デモ(demonstration)。それは市民が国に声を届けるために行われる抗議活動だ。日本では「なにか騒いでいる」「怖いわね」と野蛮みたいに言われるが、それはマスメディアの操作報道のせいである。本来、デモとは市民がプラカードを持って歩いたり踊ったり飲んだり食べたり時には通行人に話しかけたりと友好的で非暴力的な活動なのだ。過激派による暴動や犯行もある。だが、それは一部にすぎず、ほとんどが大人しく警察の誘導に従って活動を行っている。
では、民衆がデモをするのはなぜか。それは国や政府に不満や怒りがあるからであり、暴力では何も解決しないと分かっているから、声を上げて活動をするのだ。自分たちの意見や存在を世に知らしめるために、広めるために。そのためにSNSで仲間を集ってはデモを行い拡散する。時には陳情書や請願書を出し、時には国の官庁議員にアポを取ってライブ配信と会見を行って、抗議をする。さまざまな形のデモがあるのだ。
フィクションのように悪人をやり込めて一発逆転なんてものは存在しない。国や政府が決めたことを覆すには、世の中を変えるには、声を上げ続けていくしかないのだ。一回で通らないなら二回、三回、十回、百回と何度でも。世論が無視できないぐらいに注目と関心を高めさせていくのがデモの最大の効果であり、自分達の意見を通すのは最終地点である。
野球と政治の話はするなとよく言われるが、自分達の生活に関わる以上、無関係ではいられないのだ。だからこそ、私は声を上げ続ける。これは勝つか負けるかではない。信念を通すか通さないかの戦いなのだ。
来週もお楽しみに!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!